ハーイ。しめくくりね。
http://www.youtube.com/watch?v=7lL-vS706_U&feature=related
2011さようなら。
今2011の大晦日です。
コタツで紅白を見ながら更新しています。
2011のまとめのようなものを書こうと思いましたが、
カラのヒップダンスや、パヒュームのミニスカートが気になって、
集中できません。
あとたった今、こたつで寝ている母が寝っぺをしました。
集中。これが今の僕に足りないことです。
これを来年の目標とします。
今からカンと省吾とカウントダウンをして、
そのあと初日の出を見にいってきます。
最近はいろいろ考えていることもあり、
そのへんの答えがうまく出せるよう、
初日の出にしっかりお願いしてこようと思います。
いつも読んでくれているあなたや、
たまに読んでくれているあなた。
今年もありがとうございました。
ボサール
コタツで紅白を見ながら更新しています。
2011のまとめのようなものを書こうと思いましたが、
カラのヒップダンスや、パヒュームのミニスカートが気になって、
集中できません。
あとたった今、こたつで寝ている母が寝っぺをしました。
集中。これが今の僕に足りないことです。
これを来年の目標とします。
今からカンと省吾とカウントダウンをして、
そのあと初日の出を見にいってきます。
最近はいろいろ考えていることもあり、
そのへんの答えがうまく出せるよう、
初日の出にしっかりお願いしてこようと思います。
いつも読んでくれているあなたや、
たまに読んでくれているあなた。
今年もありがとうございました。
ボサール
はい、多分合っています。
親知らずがまた痛くなってきました。
親知らず(以下おやっしー)とは長い付き合いですが、
忘れた頃にこうしてまた痛くなります。
ですがこれまでおやっしーとはなんだかんだうまくやってきました。
歯磨きもおえってなるほどしましたし、
つまようじでシーハーハーともします。
今回もまた無事に痛みが治まればいいのですが、
ちょっとまだ分からないです。
そもそもおやっしーは本当に不思議なもので、
虫歯にもなりやすく、角度もうまく生えないことが多いので、よく抜かれます。
ほとんどの人は、おやっしーを虫歯で失ったり、
抜いてもらったりしているんじゃないかと思います。
そしたら一体どうして生えてくるんだろう。
何かわれわれにメッセージでもあるんじゃああるまいか。
いいえ多分違います。
進化の過程なのです。
腕の毛などと同じで昔は必要だったけれど、
今の生活の中ではもう無くても大丈夫なものというくくりで大丈夫なくくりのものです。
なのでおやっしーには特に、意味がないと言っても過言ではない。
そう言ってしまっても過言ではありません。
いいえ多分違います。
実は今日、夢を見ました。
おやっしーの夢です。
寝ているとおやっしーが僕にこういうのです。
「言っておくが、おれはよお、歯じゃねえぜ、」
「なにいってるんだおやっしー、
きみは僕の奥歯だろ、」
おやっしーは言います。
「わからねえやつだな、おれは過去だ、
おまえの過去だ」
「おやっしー、きみはほんとになにを言ってんだ」
僕は意味の分からない奥歯といつまでも話すのはばかばかしいと思い、布団をかぶりました。
明日も仕事がありますし。
するとおやっしーがまた言いました。
「いずれおまえとの別れがやってくる、
そん時はそりゃおまえが進む時だ、
わかるか相棒、
おれが抜かれるんじゃない、
おまえがおれから抜けていくんだ、
大丈夫だ いってこい、
おれはいつでもここにいる
ロックンロール!」
目が覚めると僕は、自宅のベッドのうえにいました。
ですが昨日普通に帰宅してベッドで寝て、
夢の中の風景もベッドの上だったのでそれは書くまでもないことです。
昨日より少し痛くなったおやっしーを舌で触りながら、
僕はまた歯ブラシを取りました。
そして磨きながら夢の意味を考えるのです。
おわり
親知らず(以下おやっしー)とは長い付き合いですが、
忘れた頃にこうしてまた痛くなります。
ですがこれまでおやっしーとはなんだかんだうまくやってきました。
歯磨きもおえってなるほどしましたし、
つまようじでシーハーハーともします。
今回もまた無事に痛みが治まればいいのですが、
ちょっとまだ分からないです。
そもそもおやっしーは本当に不思議なもので、
虫歯にもなりやすく、角度もうまく生えないことが多いので、よく抜かれます。
ほとんどの人は、おやっしーを虫歯で失ったり、
抜いてもらったりしているんじゃないかと思います。
そしたら一体どうして生えてくるんだろう。
何かわれわれにメッセージでもあるんじゃああるまいか。
いいえ多分違います。
進化の過程なのです。
腕の毛などと同じで昔は必要だったけれど、
今の生活の中ではもう無くても大丈夫なものというくくりで大丈夫なくくりのものです。
なのでおやっしーには特に、意味がないと言っても過言ではない。
そう言ってしまっても過言ではありません。
いいえ多分違います。
実は今日、夢を見ました。
おやっしーの夢です。
寝ているとおやっしーが僕にこういうのです。
「言っておくが、おれはよお、歯じゃねえぜ、」
「なにいってるんだおやっしー、
きみは僕の奥歯だろ、」
おやっしーは言います。
「わからねえやつだな、おれは過去だ、
おまえの過去だ」
「おやっしー、きみはほんとになにを言ってんだ」
僕は意味の分からない奥歯といつまでも話すのはばかばかしいと思い、布団をかぶりました。
明日も仕事がありますし。
するとおやっしーがまた言いました。
「いずれおまえとの別れがやってくる、
そん時はそりゃおまえが進む時だ、
わかるか相棒、
おれが抜かれるんじゃない、
おまえがおれから抜けていくんだ、
大丈夫だ いってこい、
おれはいつでもここにいる
ロックンロール!」
目が覚めると僕は、自宅のベッドのうえにいました。
ですが昨日普通に帰宅してベッドで寝て、
夢の中の風景もベッドの上だったのでそれは書くまでもないことです。
昨日より少し痛くなったおやっしーを舌で触りながら、
僕はまた歯ブラシを取りました。
そして磨きながら夢の意味を考えるのです。
おわり
靴下。
イブの日の夜中に歩いていたら、
玄関の前の塀の上に、
靴下が置いてある家がありました。
Winter wonderland
http://www.youtube.com/watch?v=WqlL3YC_Bgg
玄関の前の塀の上に、
靴下が置いてある家がありました。
Winter wonderland
http://www.youtube.com/watch?v=WqlL3YC_Bgg
死んだふり。
ああだめです。
最近あまり元気がないので、
最近聞いたすこし元気のでる話を書きます。
友人が子供の頃、よく兄弟で死んだふりをして遊んでいたそうなんですが、
あれです、よく子供がやる遊びです。
それをたまに母にもやったりしていたらしく、
母は子供たちにこちょこちょをしてじゃれ合ってくれていたそう。
それで逆に母の方が死んだふりをする時もあって、
同じようにじゃれ合ったりしていたらしいんですが、
母の死んだふりだけ舌を出しているバージョンだったそうです。
子供二人は口閉じているバージョンで、
母だけ舌出しているバージョンの死んだふりだったそうです。
僕はこの話を想像してちょっと元気になれました。
最近あまり元気がないので、
最近聞いたすこし元気のでる話を書きます。
友人が子供の頃、よく兄弟で死んだふりをして遊んでいたそうなんですが、
あれです、よく子供がやる遊びです。
それをたまに母にもやったりしていたらしく、
母は子供たちにこちょこちょをしてじゃれ合ってくれていたそう。
それで逆に母の方が死んだふりをする時もあって、
同じようにじゃれ合ったりしていたらしいんですが、
母の死んだふりだけ舌を出しているバージョンだったそうです。
子供二人は口閉じているバージョンで、
母だけ舌出しているバージョンの死んだふりだったそうです。
僕はこの話を想像してちょっと元気になれました。
にんじん。
-------------------------
「いやよ!わたしはこんなところでていくの!
ぜったいにでていくわこんなところ!
おかあさんみたいにはなりたくないの!
毎日毎日泥だらけになって、わたしはそんな生活いや!」
娘は大きな声で言いました。
父は少し間をおいて、
なんとも言えない悲しい罵声をあびせます。
「ばかもん!すんなこと言って、
おかあのことかなすますんじゃねえ!
おかあがどれだけの思いでこの畑さ守ってくれてると思っとる!
おめえら姉妹を育てる為に、おとうとおかあで一生懸命こさえた畑だ、
それをすんなふうに言うもんじゃねえ!」
小学生の妹も言います。
「そうだよおねえちゃん!そんなこと言うなんてひどいよ!わたしは好きだよ、うちのにんじんおいしいもん。それにれんこんも。日本一だよ!」
それでも姉は続けます。
「いやよ!わたしはでていくの!中学を卒業したら、街に出て、アルバイトをしながらデザイナーを目指すの!そう決めたんだから!わたしの人生だよ!勝手じゃない!」
父は思わず手を振り上げ、娘はぐっと構えます。
その瞬間、だまっていた母が言いました。
「ごめんね…幸子、優子」
「幸子の言うとおり、おかあは毎日泥だらけになって働いてる。化粧はすねえし、よそいきの服も持ってねえ、車の運転もできやすねえし自転車だ。でもなあ幸子、おかあは一度だってこの生活を嫌だなんて思ったことはねえんさ。おまえや優子が生まれて、元気に育っていく姿を見ていて、おかあは毎日毎日嬉しいんだよ。おまえら見てっとな、どんどん元気になって、ああ、おっかあはすあわせだってそう思うんだよ。おかあは服ももってねえし、ピアノも弾けねえ、若くもねえしべっぴんでもねえ、んだどもなあ幸子、おかあは応援するよ。幸子が目指してるデザイナーをおかあは一生懸命に応援するよ。
おかあの夢はおまえや優子がうちのにんじんやれんこんのように強くまっすぐに育って、いつか、たくましい旦那さん見っけて、しあわせになることさ。おかあはどんな時でもおまえらのこと応援してる。」
「幸子、優子、こっちへおいで」
母は泥だらけの服のまま2人を抱きしめました。
幸子はなぜだか涙がとまりませんでした。
父は幸子の頭をぽんと優しく叩き、ごくっとお酒を飲みました。
-------------------------
みたいな。
みたいなシーンを想像しながら、
僕は大嫌いなにんじんを食べています。
それを想像しながら食べると、
なんとか食べられるからです。
おわり
「いやよ!わたしはこんなところでていくの!
ぜったいにでていくわこんなところ!
おかあさんみたいにはなりたくないの!
毎日毎日泥だらけになって、わたしはそんな生活いや!」
娘は大きな声で言いました。
父は少し間をおいて、
なんとも言えない悲しい罵声をあびせます。
「ばかもん!すんなこと言って、
おかあのことかなすますんじゃねえ!
おかあがどれだけの思いでこの畑さ守ってくれてると思っとる!
おめえら姉妹を育てる為に、おとうとおかあで一生懸命こさえた畑だ、
それをすんなふうに言うもんじゃねえ!」
小学生の妹も言います。
「そうだよおねえちゃん!そんなこと言うなんてひどいよ!わたしは好きだよ、うちのにんじんおいしいもん。それにれんこんも。日本一だよ!」
それでも姉は続けます。
「いやよ!わたしはでていくの!中学を卒業したら、街に出て、アルバイトをしながらデザイナーを目指すの!そう決めたんだから!わたしの人生だよ!勝手じゃない!」
父は思わず手を振り上げ、娘はぐっと構えます。
その瞬間、だまっていた母が言いました。
「ごめんね…幸子、優子」
「幸子の言うとおり、おかあは毎日泥だらけになって働いてる。化粧はすねえし、よそいきの服も持ってねえ、車の運転もできやすねえし自転車だ。でもなあ幸子、おかあは一度だってこの生活を嫌だなんて思ったことはねえんさ。おまえや優子が生まれて、元気に育っていく姿を見ていて、おかあは毎日毎日嬉しいんだよ。おまえら見てっとな、どんどん元気になって、ああ、おっかあはすあわせだってそう思うんだよ。おかあは服ももってねえし、ピアノも弾けねえ、若くもねえしべっぴんでもねえ、んだどもなあ幸子、おかあは応援するよ。幸子が目指してるデザイナーをおかあは一生懸命に応援するよ。
おかあの夢はおまえや優子がうちのにんじんやれんこんのように強くまっすぐに育って、いつか、たくましい旦那さん見っけて、しあわせになることさ。おかあはどんな時でもおまえらのこと応援してる。」
「幸子、優子、こっちへおいで」
母は泥だらけの服のまま2人を抱きしめました。
幸子はなぜだか涙がとまりませんでした。
父は幸子の頭をぽんと優しく叩き、ごくっとお酒を飲みました。
-------------------------
みたいな。
みたいなシーンを想像しながら、
僕は大嫌いなにんじんを食べています。
それを想像しながら食べると、
なんとか食べられるからです。
おわり
今日の。
冬と言えば恋。
こういうのもいいなあと思います。
こと
http://www.youtube.com/watch?v=pkoZVx12NDw&feature=watch_response
優しい赤
http://www.youtube.com/watch?v=h3OMn-2GGFU&feature=watch_response_rev
こういうのもいいなあと思います。
こと
http://www.youtube.com/watch?v=pkoZVx12NDw&feature=watch_response
優しい赤
http://www.youtube.com/watch?v=h3OMn-2GGFU&feature=watch_response_rev
おにぎりの話。
外国に旅立つ友人は、
「日本語を少し忘れる為に」
という理由で行くという。
送別会にて、
その話を自分達の席で話し、
何人かに説明してくれようとした。
独特の世界観を持つ友人は、
今までに聞いたことのないような気持ちのことや、
幼い頃から本が怖かったというような話、それから今。
今って一体なんなんだ、今って。
というような、コクのある話を一生懸命説明してくれた。
そして最後に、わかるかなわからないよね?と笑顔で聞く。
僕は友人の笑顔に、素直にわからないと答えた。
わかるはずもないと思ったからだ。
この人が話しているのは20数年間、じっくりことこと煮込んだ何かで、そこにはきっとすごい数の隠し味が入ってて、数々の成功や失敗があって、汗や涙や鼻血や、努力やさぼりや、マナーやルールや、笑顔や怒りや、もう全部、ぜーーーーんぶが入っているという、そういう規模の話だ。
それを今の5分の話を聞いただけで分かるはずなんてないと思った。
僕が分かっていいのは、コクがあるという事だけ。それからこの料理がたくさんの思いが混ぜられて煮込まれた、
まったくのオリジナルな料理だという事だけだと。
僕は美食家なので、ずばり隠し味はなんですか?なんて野暮な事は聞かない。
ただおいしかったと伝えるまでだ。
また食べたいと思えば自分から食べにいく。
そうして何度か食べているうちに隠し味がわかればそれで良い。
し、分からなければそれでも良い。
だから僕は友人の笑顔に、
わからないと笑顔で答えた。
すると友人はもっと解かりやすく説明してくれたりしたんだけれど、途中で、あれ、何の話してんだと言って話をやめた。
そしてとにもかくにも今一番何がしたいって、
ここにいる全員をおにぎりにして食べてしまいたい。
と言った。
その気持ちはとてもよく分かった。
おわり
「日本語を少し忘れる為に」
という理由で行くという。
送別会にて、
その話を自分達の席で話し、
何人かに説明してくれようとした。
独特の世界観を持つ友人は、
今までに聞いたことのないような気持ちのことや、
幼い頃から本が怖かったというような話、それから今。
今って一体なんなんだ、今って。
というような、コクのある話を一生懸命説明してくれた。
そして最後に、わかるかなわからないよね?と笑顔で聞く。
僕は友人の笑顔に、素直にわからないと答えた。
わかるはずもないと思ったからだ。
この人が話しているのは20数年間、じっくりことこと煮込んだ何かで、そこにはきっとすごい数の隠し味が入ってて、数々の成功や失敗があって、汗や涙や鼻血や、努力やさぼりや、マナーやルールや、笑顔や怒りや、もう全部、ぜーーーーんぶが入っているという、そういう規模の話だ。
それを今の5分の話を聞いただけで分かるはずなんてないと思った。
僕が分かっていいのは、コクがあるという事だけ。それからこの料理がたくさんの思いが混ぜられて煮込まれた、
まったくのオリジナルな料理だという事だけだと。
僕は美食家なので、ずばり隠し味はなんですか?なんて野暮な事は聞かない。
ただおいしかったと伝えるまでだ。
また食べたいと思えば自分から食べにいく。
そうして何度か食べているうちに隠し味がわかればそれで良い。
し、分からなければそれでも良い。
だから僕は友人の笑顔に、
わからないと笑顔で答えた。
すると友人はもっと解かりやすく説明してくれたりしたんだけれど、途中で、あれ、何の話してんだと言って話をやめた。
そしてとにもかくにも今一番何がしたいって、
ここにいる全員をおにぎりにして食べてしまいたい。
と言った。
その気持ちはとてもよく分かった。
おわり
上品な方。
会社にすごくすごく上品な方がいらして、
ほんとうに上品で、
それが大変可笑しいのでございます。
ですので今日はわたくしも少し上品な心持で書いております。
その方、例えばイスにお座りになる時にはハンカチを敷きますし、
ペットボトルのお水も両手でお飲みになられます。
また海外出張に1週間ほど行けば、
必ず2週間ほど体調を崩されます。
そのような上品な方が会社にいらっしゃいます。
その方が今日は飴を買ってきておられ、
それをまた手で開けるのではなく、
おハサミを使って開け召し上がっておられました。
するとその飴がどうやらお口に合わなかったらしく、
右手に飴玉を吐き出し、
すぐに左手でハンカチを使い飴玉をつかみ、
右手で机上のテッシュを取りそれに包み捨てておられました。
わたくし、この時強く強く思いました。
左手のハンカチの動きが全くの無駄でございますと。
左手のハンカチの動きが途方もなく永遠と、
もはや美しい程に無駄でございますと。
左手でティッシュを取り、
包めば済む話でございます。
そう言いますよりも、
直接ティッシュへ吐き出し包めば済む話ざます。
ですがわたくし、この方のこのような所が好きでございます。
この方の、上品さが溢れ出てこぼれ落ちる様を、
今後とも温かく見守っていきたいと思います。
本日の所はこれで失礼致します。
皆様も寒さ厳しきおりから、
お風邪など召しませぬようご自愛ください。
自分を撮る。
先日、携帯電話を新しくして内側にカメラがついたので、
自分で自分を撮って遊びました。
これが意外と楽しくて30分くらいずっとやってしまいました。
ちょっとまだ恥ずかしさが残ってしまい、保存はできませんでしたが、
この遊びはおすすめです。
光加減などを調節してベストな角度を探してみてください。
ウインクするもよし、あひる口するもよし、にらむもよし、
1人だからこそできることもあると思います。
僕は左前髪をくるんとさせて、
ちょっと目に隠れるような感じにして撮りました。
あと眩しくはなかったけれど、眩しそうな目をしました。
実はこっそり1枚だけ保存したのがあるので、
アドレスを知っている皆さんには今度送りますね。
自分で自分を撮って遊びました。
これが意外と楽しくて30分くらいずっとやってしまいました。
ちょっとまだ恥ずかしさが残ってしまい、保存はできませんでしたが、
この遊びはおすすめです。
光加減などを調節してベストな角度を探してみてください。
ウインクするもよし、あひる口するもよし、にらむもよし、
1人だからこそできることもあると思います。
僕は左前髪をくるんとさせて、
ちょっと目に隠れるような感じにして撮りました。
あと眩しくはなかったけれど、眩しそうな目をしました。
実はこっそり1枚だけ保存したのがあるので、
アドレスを知っている皆さんには今度送りますね。
ニュアンスで伝わる。
ニュアンスで伝わる人って好きです。
僕はあまり難しい言葉を使うのが好きではないので、
たとえ話をしたり、あれのこんな感じみたいな伝え方をする方がよくて、
それでうまく伝わった時の一体感は本当に心地良いです。
あれをこうしてそれをこう!
そしてこうしてあれをどーん!
きらきら~。
僕はあまり難しい言葉を使うのが好きではないので、
たとえ話をしたり、あれのこんな感じみたいな伝え方をする方がよくて、
それでうまく伝わった時の一体感は本当に心地良いです。
あれをこうしてそれをこう!
そしてこうしてあれをどーん!
きらきら~。
にょいいぃぃぃ!ができなかった人へ。
2011年11月11日に、
「にょいいぃぃぃ!」ができなかった人に朗報です!
あと少しで2011年11月20日
「にょいぃーにょ」の日です。
今度は忘れないように気をつけてくださいね○
世界中がたくさんのにょいぃーにょで溢れますように。
平和でありますように。
「にょいいぃぃぃ!」ができなかった人に朗報です!
あと少しで2011年11月20日
「にょいぃーにょ」の日です。
今度は忘れないように気をつけてくださいね○
世界中がたくさんのにょいぃーにょで溢れますように。
平和でありますように。
だったんだった。
デザイナーの同期とのやりとりで彼のいる席まで行くと、
机のまわりが資料やサンプルですごいことになっていました。
足の踏み場もないという言葉がありますが、
それのオフィス版、ひじの置き場もないといった感じです。
それでもパソコンの上には自分の好きなこだわりのフィギュアが飾ってあり、うわあこれぞデザイナーという雰囲気がでていてかっこいいなと思いました。
用を済ませ、自分のフロアに戻りながら、
ああいいもん見れたでー、なまのデザイナーはやっぱりいいなー、などと思っていたら、自分も同じ職種だということに気がつきました。
そういえば自分もそうだったんだった。と。
(だったんだったってなにー)
そういえば僕は、ひとつの夢を叶えたんでした。
ただ漠然と中学校の時に決めた夢、
デザイナーになるという目標を、僕は叶えたんだったんでした。
(だったんでしたってなにー)
それでもなんだかんだと入社の時は引越しなどでバタバタしていたし、
入社してからもバタバタしていて時間がたつのが早すぎてしまって、
きちんとおめでとうと言えていなかったように思います。
自分に。おめでとうと。
それからデザインから最近はディレクションのような仕事、
まだまだひよっこだけれど手伝いさせてもらえるようになって、
新規ブランドのネーミングやロゴのアイデアやコンセプトなどを考えてプレゼンしたり、事業の大きなお金の計画や、他の会社のリサーチ、
仕事の幅もぐんと広まってあれやこれやになってきて、
でもそしたらますます時間がたつのが早くなってしまって、
朝起きて仕事して夜寝て朝起きて仕事してふぉぉー。
朝起きて仕事してふぉぉー。
ひょっとしたらあれに似ているのかもしれないです。
ハムスターで言うところの、くるくる回るやつ。
たしかに走っているんだけれど、汗はすごい出ているんだけど。
あんまり景色が変わらないというか。
音で言えば、サクサクしていて、モヤモヤしていて、
それでいてソリソリしていて(ソリッド)、
えっと、だから、バタバタしていて、それでその。
何かが違うんです。
こうじゃないんですきっと。
僕がなりたいのは、多分もっとリアルなもの。
時間がたつのを体で頭で心で、じんわり感じるような、早いとか遅いとかではなく深さを感じるような。
走るっていうのがまず違うんです。
僕は歩くの方が好きなので。
音で言えば、テクテクで、縦横無尽、自由でなくっちゃあ。
それから味で言うところの、コクのあるっていう表現。
そういうところにたどり着きたいのです。
インスタントじゃあちょっと難しい、
人の手で煮込まなきゃあならなくて、
つまりは食べてくれる人の顔を思い浮かべて。
そうだからつまり、今の仕事は自分には少し大きすぎて、
ざっくりとしすぎていて、それでいて時間も無くて、
コクを出すのが少し難しいのだと思います。
でも逆に、そういうことに気がつけたので今の仕事に就いて良かったとも思っています。企業のノウハウを学べたし、大人のマナーも教えてもらったし、同期の大切さや後輩の可愛さにも気がつけたし、夜になると360度の夜景が見れるし、良かったと思っています。
でもいつまでもそれだけではいけません。
やりたいことがあるなら、目指したい風景があるなら、
それに向かって歩きださないと。
僕はボサール。
くるくる回るやつから降りて、丘を目指すよ。
いつも水やたねをくれたご主人に感謝して、
もうちょっと したくをしたら、ここを去るよ。
おわり
PS:何も知らない田舎の少年が、青山の高いビルから精一杯背伸びして、
ぐうっと首を伸ばして見えたのは、何だと思いますか。
僕が見たのは、反射して写った自分の姿です。
精一杯背伸びして、ぐうっと首を伸ばしている自分でした。
(頭が大きいのに、おしゃれしようとして大きなパーマをしているので4頭身)
(あとシンプルにおしりが長い)
おわり
机のまわりが資料やサンプルですごいことになっていました。
足の踏み場もないという言葉がありますが、
それのオフィス版、ひじの置き場もないといった感じです。
それでもパソコンの上には自分の好きなこだわりのフィギュアが飾ってあり、うわあこれぞデザイナーという雰囲気がでていてかっこいいなと思いました。
用を済ませ、自分のフロアに戻りながら、
ああいいもん見れたでー、なまのデザイナーはやっぱりいいなー、などと思っていたら、自分も同じ職種だということに気がつきました。
そういえば自分もそうだったんだった。と。
(だったんだったってなにー)
そういえば僕は、ひとつの夢を叶えたんでした。
ただ漠然と中学校の時に決めた夢、
デザイナーになるという目標を、僕は叶えたんだったんでした。
(だったんでしたってなにー)
それでもなんだかんだと入社の時は引越しなどでバタバタしていたし、
入社してからもバタバタしていて時間がたつのが早すぎてしまって、
きちんとおめでとうと言えていなかったように思います。
自分に。おめでとうと。
それからデザインから最近はディレクションのような仕事、
まだまだひよっこだけれど手伝いさせてもらえるようになって、
新規ブランドのネーミングやロゴのアイデアやコンセプトなどを考えてプレゼンしたり、事業の大きなお金の計画や、他の会社のリサーチ、
仕事の幅もぐんと広まってあれやこれやになってきて、
でもそしたらますます時間がたつのが早くなってしまって、
朝起きて仕事して夜寝て朝起きて仕事してふぉぉー。
朝起きて仕事してふぉぉー。
ひょっとしたらあれに似ているのかもしれないです。
ハムスターで言うところの、くるくる回るやつ。
たしかに走っているんだけれど、汗はすごい出ているんだけど。
あんまり景色が変わらないというか。
音で言えば、サクサクしていて、モヤモヤしていて、
それでいてソリソリしていて(ソリッド)、
えっと、だから、バタバタしていて、それでその。
何かが違うんです。
こうじゃないんですきっと。
僕がなりたいのは、多分もっとリアルなもの。
時間がたつのを体で頭で心で、じんわり感じるような、早いとか遅いとかではなく深さを感じるような。
走るっていうのがまず違うんです。
僕は歩くの方が好きなので。
音で言えば、テクテクで、縦横無尽、自由でなくっちゃあ。
それから味で言うところの、コクのあるっていう表現。
そういうところにたどり着きたいのです。
インスタントじゃあちょっと難しい、
人の手で煮込まなきゃあならなくて、
つまりは食べてくれる人の顔を思い浮かべて。
そうだからつまり、今の仕事は自分には少し大きすぎて、
ざっくりとしすぎていて、それでいて時間も無くて、
コクを出すのが少し難しいのだと思います。
でも逆に、そういうことに気がつけたので今の仕事に就いて良かったとも思っています。企業のノウハウを学べたし、大人のマナーも教えてもらったし、同期の大切さや後輩の可愛さにも気がつけたし、夜になると360度の夜景が見れるし、良かったと思っています。
でもいつまでもそれだけではいけません。
やりたいことがあるなら、目指したい風景があるなら、
それに向かって歩きださないと。
僕はボサール。
くるくる回るやつから降りて、丘を目指すよ。
いつも水やたねをくれたご主人に感謝して、
もうちょっと したくをしたら、ここを去るよ。
おわり
PS:何も知らない田舎の少年が、青山の高いビルから精一杯背伸びして、
ぐうっと首を伸ばして見えたのは、何だと思いますか。
僕が見たのは、反射して写った自分の姿です。
精一杯背伸びして、ぐうっと首を伸ばしている自分でした。
(頭が大きいのに、おしゃれしようとして大きなパーマをしているので4頭身)
(あとシンプルにおしりが長い)
おわり
書かなければよかった。
以前の記事を読み直していると、
なんでこんな事書いたんだろうと後悔することがあります。
恥ずかしいーと、よく思います。
でも書いています。
理由はいろいろですが、
できれば長い間、続けたいと思っています。
なので恥ずかしいのもそのまま残します。
ちょうどさっきも、
ひとつ前の絆創膏の話を後悔していたところです。
意味が分からないからです。
でも最後、不気味!で終わった所はおもしろいと思いました。
あと、不気味っていう字に、何か親近感を感じるなと思い、
じっと見ていると、下半分が鼻毛が出ている様子に似ているという事が判明しました。
イメージが沸かない人もいるかと思うので、
画像を添付します。
おわり
なんでこんな事書いたんだろうと後悔することがあります。
恥ずかしいーと、よく思います。
でも書いています。
理由はいろいろですが、
できれば長い間、続けたいと思っています。
なので恥ずかしいのもそのまま残します。
ちょうどさっきも、
ひとつ前の絆創膏の話を後悔していたところです。
意味が分からないからです。
でも最後、不気味!で終わった所はおもしろいと思いました。
あと、不気味っていう字に、何か親近感を感じるなと思い、
じっと見ていると、下半分が鼻毛が出ている様子に似ているという事が判明しました。
イメージが沸かない人もいるかと思うので、
画像を添付します。
おわり
お好み焼き。
昨日、山の手線の電車に乗ると、その車両がとてもお好み焼きのにおいでいっぱいでした。
誰かが食べてきたんだなーと思って鼻をくすんくすんしていると、
向かい側の椅子の上にお好み焼きが置いてありました。
お好み焼きが置いてあったのです。
お皿とかなしでお好み焼きだけ単独で、置いてあったのですと言うか、お好み焼きが座っていました。それくらい周りの人も普通にしていました。
僕は見た瞬間1人で笑ってしまって、ストーリーを想像してまた笑ってしまって、帰り道でもまた笑ってしまって、寝る前も笑いました。
あれは何だったのか結局今でも分かりませんが、
僕もあのお好み焼きのような存在になれればいいなと思いました。
誰かが食べてきたんだなーと思って鼻をくすんくすんしていると、
向かい側の椅子の上にお好み焼きが置いてありました。
お好み焼きが置いてあったのです。
お皿とかなしでお好み焼きだけ単独で、置いてあったのですと言うか、お好み焼きが座っていました。それくらい周りの人も普通にしていました。
僕は見た瞬間1人で笑ってしまって、ストーリーを想像してまた笑ってしまって、帰り道でもまた笑ってしまって、寝る前も笑いました。
あれは何だったのか結局今でも分かりませんが、
僕もあのお好み焼きのような存在になれればいいなと思いました。
かっこいい日。
この間、岡山出身の男の子と話をしました。
僕よりも6つ歳下の彼は、就職活動中の学生です。
これからの進路についてのアドバイスをして欲しいということで、
よしじゃあまず腹ごしらえにラーメンをおごってあげようと、
ラーメン屋のカウンターに座り、すぐに大盛りをふたつ頼みます。
すると彼が「あ、僕大盛りはちょっと」と申し訳なさそうに言ってきたので、
僕は「ばかたれ」と2回言ってそれを退けました。
こういう時の僕は最高にかっこいいので、
「男は大盛りにきまっとる、なんでも大盛りを食べ」
と渋めのトーンでしかも前を向いたまま言いました。
それからラーメン大盛り2つがすぐにきて、いざ尋常にという時に、
彼が「いやそれでさっきの続きなんですけどね、」
と就職活動の話をしようとしたので、
「おいばかたれ、集中せえ、食べ。今はラーメンを食べ」
と制止して、豪快に麺を吸い込みました。
こういう時の僕は最高にかっこいいのです。
それを見て年下の彼も黙々とラーメンをすすります。
彼も一生懸命ラーメンを食べたので、見事完食し、
お会計をしようとしたら、また彼が「ちょっと出します、小銭だけでも」
みたいな事を言うので、最高にかっこいい僕は、
「おいめんどうくせえ、男同士にそういうのいらん」
と言って、本当は小銭たくさんあったけれど、わざとお札で払いました。
よしじゃあ缶コーヒーを買って、そこのベンチに座ろう。
そう言って、公園のすみっこのベンチに座り、ようやく話を聞き始めました。
彼とは故郷が同じというのもあって、本当に先輩ぶってしまいます。
「自分らの時はな」と自分の話ばかり言ってしまったり、
「あーわかるわかる」と分かるぶったりたくさんしてしまいました。
それでもなんとかいいアドバイスをしてあげたくて一生懸命答えます。
最後には運よくうまくまとまってきて、
「ありがとうございますがんばります」と彼が涙ぐむシーンもありました。
僕は笑いながら、ここぞとばかりに、待ってましたと言わんばかりに、
「おいおい、男が泣くな、我慢せえ!」
と肩をバシン!と叩き、キメました。
そして仕上げに少し残っていた缶コーヒーしかもわざと買ったブラックをぐっと飲みほして、
じゃあいくか!と言い立ち上がりました。
(まじドラマティック!自分まじドラマティック!)
と自身をほめたい気持ちをぎりぎりで抑えて、駅まで歩きました。
最後も駅の前でバシン!と肩を叩いて、がんばろうな!と言って送ります。
心なしか少し元気になったように見えた彼の姿を、目を細めて微笑みます。
その日の夜、彼からのメールがきてそこには
「今日はありがとうございました!おもしろかったです」と書いてありました。
僕はびっくりして、すごいびっくりして、
「いや違うわ!今日なんにもおもしろい事言うてないわ!純粋にいい事ばっかり言おうとしたわ!渋めの先輩キャラで自分的には完全に100点とったわ!」
と返そうかと思ったけれど我慢して、
「おう!またな!」
とだけ返して泣きそうになりました。
おわり
僕よりも6つ歳下の彼は、就職活動中の学生です。
これからの進路についてのアドバイスをして欲しいということで、
よしじゃあまず腹ごしらえにラーメンをおごってあげようと、
ラーメン屋のカウンターに座り、すぐに大盛りをふたつ頼みます。
すると彼が「あ、僕大盛りはちょっと」と申し訳なさそうに言ってきたので、
僕は「ばかたれ」と2回言ってそれを退けました。
こういう時の僕は最高にかっこいいので、
「男は大盛りにきまっとる、なんでも大盛りを食べ」
と渋めのトーンでしかも前を向いたまま言いました。
それからラーメン大盛り2つがすぐにきて、いざ尋常にという時に、
彼が「いやそれでさっきの続きなんですけどね、」
と就職活動の話をしようとしたので、
「おいばかたれ、集中せえ、食べ。今はラーメンを食べ」
と制止して、豪快に麺を吸い込みました。
こういう時の僕は最高にかっこいいのです。
それを見て年下の彼も黙々とラーメンをすすります。
彼も一生懸命ラーメンを食べたので、見事完食し、
お会計をしようとしたら、また彼が「ちょっと出します、小銭だけでも」
みたいな事を言うので、最高にかっこいい僕は、
「おいめんどうくせえ、男同士にそういうのいらん」
と言って、本当は小銭たくさんあったけれど、わざとお札で払いました。
よしじゃあ缶コーヒーを買って、そこのベンチに座ろう。
そう言って、公園のすみっこのベンチに座り、ようやく話を聞き始めました。
彼とは故郷が同じというのもあって、本当に先輩ぶってしまいます。
「自分らの時はな」と自分の話ばかり言ってしまったり、
「あーわかるわかる」と分かるぶったりたくさんしてしまいました。
それでもなんとかいいアドバイスをしてあげたくて一生懸命答えます。
最後には運よくうまくまとまってきて、
「ありがとうございますがんばります」と彼が涙ぐむシーンもありました。
僕は笑いながら、ここぞとばかりに、待ってましたと言わんばかりに、
「おいおい、男が泣くな、我慢せえ!」
と肩をバシン!と叩き、キメました。
そして仕上げに少し残っていた缶コーヒーしかもわざと買ったブラックをぐっと飲みほして、
じゃあいくか!と言い立ち上がりました。
(まじドラマティック!自分まじドラマティック!)
と自身をほめたい気持ちをぎりぎりで抑えて、駅まで歩きました。
最後も駅の前でバシン!と肩を叩いて、がんばろうな!と言って送ります。
心なしか少し元気になったように見えた彼の姿を、目を細めて微笑みます。
その日の夜、彼からのメールがきてそこには
「今日はありがとうございました!おもしろかったです」と書いてありました。
僕はびっくりして、すごいびっくりして、
「いや違うわ!今日なんにもおもしろい事言うてないわ!純粋にいい事ばっかり言おうとしたわ!渋めの先輩キャラで自分的には完全に100点とったわ!」
と返そうかと思ったけれど我慢して、
「おう!またな!」
とだけ返して泣きそうになりました。
おわり
歯を大切にしようと思う。
---------------
運転免許更新で訪れた警察署で警察官にかみついたとして、徳島県警阿南署は5日、同県阿南市羽ノ浦町、村上いるお容疑者(87)を公務執行妨害で現行犯逮捕した。村上容疑者は「元々警察が嫌いだった。更新の手続きが進まないので、イライラした」と話しているという。-
村上容疑者は入れ歯ではなかった。
運転免許更新で訪れた警察署で警察官にかみついたとして、徳島県警阿南署は5日、同県阿南市羽ノ浦町、村上いるお容疑者(87)を公務執行妨害で現行犯逮捕した。村上容疑者は「元々警察が嫌いだった。更新の手続きが進まないので、イライラした」と話しているという。-
村上容疑者は入れ歯ではなかった。
きび団子あげたら一緒に戦ってくれる。
むかしむかしあるところではあんなにも勇敢で、
鬼まで倒したというのに。
ずいぶんと平和になりました。
http://www.youtube.com/watch?v=Hllqpstavoc&feature=relmfu
鬼まで倒したというのに。
ずいぶんと平和になりました。
http://www.youtube.com/watch?v=Hllqpstavoc&feature=relmfu
今日のダンス。
Break Dancing Gorilla at the Calgary Zoo
http://www.youtube.com/watch?v=VNKyG4C2VlA&feature=player_embedded
http://www.youtube.com/watch?v=VNKyG4C2VlA&feature=player_embedded
腕時計。
吉行良平さんの空の腕時計がとても欲しいです。
まだ商品化はできていないそうですが、
どの時計よりかっこいいと思います。
この間大阪で少しお話した時も、申し訳なさそうに、
「いろいろと難しくって」と笑っていましたが、
商品化したらすぐ買うと思います。
こんなに腕時計が欲しいと思ったのは生まれて初めてです。
時計が欲しいと言えばホストの人を思い出します。
ホストの人は高い時計をいくつもプレゼントしてもらうので羨ましいです。
僕ももし男前になって目がくりっとして、歌もうまくなれたら、
髪を染めて、前髪もシュッとさせて、鼻毛もきれいにカットして、
ことあるごとにフーフーと裏声を発しながらお客さん近づいて、
「あの吉行良平さんの時計を腕に巻くのがずっと夢なんだよね、乾杯」と言いたいです。
まだ商品化はできていないそうですが、
どの時計よりかっこいいと思います。
この間大阪で少しお話した時も、申し訳なさそうに、
「いろいろと難しくって」と笑っていましたが、
商品化したらすぐ買うと思います。
こんなに腕時計が欲しいと思ったのは生まれて初めてです。
時計が欲しいと言えばホストの人を思い出します。
ホストの人は高い時計をいくつもプレゼントしてもらうので羨ましいです。
僕ももし男前になって目がくりっとして、歌もうまくなれたら、
髪を染めて、前髪もシュッとさせて、鼻毛もきれいにカットして、
ことあるごとにフーフーと裏声を発しながらお客さん近づいて、
「あの吉行良平さんの時計を腕に巻くのがずっと夢なんだよね、乾杯」と言いたいです。
ときめきメモリアル。
ちょっとだけ前の携帯電話のはなし。
--------------------------
僕の住んでいた町は田舎というのもあって、
高校1年生のはじめ頃は携帯電話を持っている人の方が少なかったくらい。
だから休みの前などになると自宅に電話することもしばしばあった。
「あ、もしもし、しょうへいくんいらっしゃいますか」といった感じに。
その名残で今でも中学校の同級生のアドレス帳には家の番号が登録されたままの人も多い。
それから高校2年生の夏頃かな、パカパカの二つ折りタイプがたくさん出た。
画面もカラーになってカメラがついた。
約1年足らずでほとんどの高校生が携帯をもつようになって、
アンテナが7色に光ったり、着信音が単音から3和音、3和音から16和音に。
ストラップをたくさんつけたり、プリクラを電池パックの裏に貼ったり、
電池パックのフタを恋人と交換したりと、
オリジナル要素がどんどんと増えていった。
今はアイフォンやスマートフォンで、中身をカスタムするけれど、
この頃はとにかく外見。
&いっぽうでは i モードが普及してきて、
出会い系サイトや掲示板が流行った。
そこで見知らぬ人と知り合ってメールをし合う。
それがメル友。
+応用として、こんなのもあった。
男子「あー出会いねーわー」
女子「それは大変だねだれか紹介してあげよっか?」
男子「うん!すごくうん!」
女子「まかせて、じゃあアドレス送るから、
まずはメル友からはじめなよ」
最初の方なんて、
メールは30文字くらいで半角のカタカナシカカケナイシ、
しかも一回ごとに30円?とかだった。
今考えるとすごく高いと感じるけれど、それでも僕にも1人メル友がいた。
島根県で2つ年上のまいちゃんだ。
写メ交換しよ!そんな言葉が生まれたのもこの頃で、
当時はそういうドキドキがおしゃれでなうだった。
結局、まいちゃんと会うことはなかったけれど、
今度10年ぶりにメールしてみようかと思う。
マイチャン、シャメコウカンシヨ。
それから高校に携帯を持っていくというのも最初はルールがなかった。
なので授業中ぴぴぴぴと鳴っても、そんなに叱られない
しばらくたってまた授業中に友達の携帯が鳴った。
初めて聴く16和音だ。すごい。
僕は感動して、あがってーる!と心で叫んだ。
あがってんのさがってんのみんなはっきりいっとけーの所が16和音だったからだ。
そのキックザカンクルーの曲頃には、先生はマナーモードにしなさいと言うようになっていた。
すっかりルールが生まれていた。
授業中はマナーモードにすること。
そのあと数ヶ月で校内では電源を切るようにと変わり、最終的には禁止された。
--------------------------
時は流れて僕は今 i phone を使っている。
メールは無制限、写真の加工もできるし、
16和音どころか音楽が聴ける。
地図をひらけば現在位置。
暇な時はゲームをすればいいし、
メル友がいなくてもツイッターがある。
なんでもあるし、なんでもできる。
早く i phone 5 が出て欲しい。などと思っていた。
けれど今日、急に思い出した。
できないこと、
そう i phone には、光るアンテナがつけられない。
あの7色に光るアンテナがつけられないということ。
アンテナは必要なくなったのだから、
仕方の無いことだとは思うけれど、
僕は少し、寂しい気持ちになったのです。
いつかまた、アンテナをピカピカと光らせて、
光らせたアンテナで耳掃除をしてみたり、
恋人と電池パックのフタを交換したり、
プリクラを貼ったりできるといいなと思う。
ほんのちょっと前の事だけれど、
忘れたくないトキメキを、覚えていたいと思う。
それが僕の、ときめきメモリアル。
おわり
--------------------------
僕の住んでいた町は田舎というのもあって、
高校1年生のはじめ頃は携帯電話を持っている人の方が少なかったくらい。
だから休みの前などになると自宅に電話することもしばしばあった。
「あ、もしもし、しょうへいくんいらっしゃいますか」といった感じに。
その名残で今でも中学校の同級生のアドレス帳には家の番号が登録されたままの人も多い。
それから高校2年生の夏頃かな、パカパカの二つ折りタイプがたくさん出た。
画面もカラーになってカメラがついた。
約1年足らずでほとんどの高校生が携帯をもつようになって、
アンテナが7色に光ったり、着信音が単音から3和音、3和音から16和音に。
ストラップをたくさんつけたり、プリクラを電池パックの裏に貼ったり、
電池パックのフタを恋人と交換したりと、
オリジナル要素がどんどんと増えていった。
今はアイフォンやスマートフォンで、中身をカスタムするけれど、
この頃はとにかく外見。
&いっぽうでは i モードが普及してきて、
出会い系サイトや掲示板が流行った。
そこで見知らぬ人と知り合ってメールをし合う。
それがメル友。
+応用として、こんなのもあった。
男子「あー出会いねーわー」
女子「それは大変だねだれか紹介してあげよっか?」
男子「うん!すごくうん!」
女子「まかせて、じゃあアドレス送るから、
まずはメル友からはじめなよ」
最初の方なんて、
メールは30文字くらいで半角のカタカナシカカケナイシ、
しかも一回ごとに30円?とかだった。
今考えるとすごく高いと感じるけれど、それでも僕にも1人メル友がいた。
島根県で2つ年上のまいちゃんだ。
写メ交換しよ!そんな言葉が生まれたのもこの頃で、
当時はそういうドキドキがおしゃれでなうだった。
結局、まいちゃんと会うことはなかったけれど、
今度10年ぶりにメールしてみようかと思う。
マイチャン、シャメコウカンシヨ。
それから高校に携帯を持っていくというのも最初はルールがなかった。
なので授業中ぴぴぴぴと鳴っても、そんなに叱られない
しばらくたってまた授業中に友達の携帯が鳴った。
初めて聴く16和音だ。すごい。
僕は感動して、あがってーる!と心で叫んだ。
あがってんのさがってんのみんなはっきりいっとけーの所が16和音だったからだ。
そのキックザカンクルーの曲頃には、先生はマナーモードにしなさいと言うようになっていた。
すっかりルールが生まれていた。
授業中はマナーモードにすること。
そのあと数ヶ月で校内では電源を切るようにと変わり、最終的には禁止された。
--------------------------
時は流れて僕は今 i phone を使っている。
メールは無制限、写真の加工もできるし、
16和音どころか音楽が聴ける。
地図をひらけば現在位置。
暇な時はゲームをすればいいし、
メル友がいなくてもツイッターがある。
なんでもあるし、なんでもできる。
早く i phone 5 が出て欲しい。などと思っていた。
けれど今日、急に思い出した。
できないこと、
そう i phone には、光るアンテナがつけられない。
あの7色に光るアンテナがつけられないということ。
アンテナは必要なくなったのだから、
仕方の無いことだとは思うけれど、
僕は少し、寂しい気持ちになったのです。
いつかまた、アンテナをピカピカと光らせて、
光らせたアンテナで耳掃除をしてみたり、
恋人と電池パックのフタを交換したり、
プリクラを貼ったりできるといいなと思う。
ほんのちょっと前の事だけれど、
忘れたくないトキメキを、覚えていたいと思う。
それが僕の、ときめきメモリアル。
おわり
今日の名曲。
ナンダカンダ
http://www.youtube.com/watch?v=X1Oc46tjl8A&feature=related
タイミング
http://www.youtube.com/watch?v=GO7BquwNdPk&feature=related
(最近はこういうのもいいと思います)
http://www.youtube.com/watch?v=X1Oc46tjl8A&feature=related
タイミング
http://www.youtube.com/watch?v=GO7BquwNdPk&feature=related
(最近はこういうのもいいと思います)
一番好きなアイドル。
今までいろいろなyoutubeを載せてきましたが、
大好きな動画をもう一度載せます。
この構成とバランス感覚は、
おそらく他の何にも真似できません。
いろいろとすごいと思っています。
何度聞いても歌詞が全く入ってきません。
それすらもすごいです
僕の中ではこれはもう芸術に近いところです。
時間のある時に一度、じっくりと見てみてください。
つっこみたくなる要素の多さと、
それを真剣にまとめあげるバランス感覚に、
あなたも射抜かれることでしょう。
SAINT FOUR
http://www.youtube.com/watch?v=1bq0SMA18Ag&feature=related
(今日の名曲、今日のダンス、今日の笑い)
大好きな動画をもう一度載せます。
この構成とバランス感覚は、
おそらく他の何にも真似できません。
いろいろとすごいと思っています。
何度聞いても歌詞が全く入ってきません。
それすらもすごいです
僕の中ではこれはもう芸術に近いところです。
時間のある時に一度、じっくりと見てみてください。
つっこみたくなる要素の多さと、
それを真剣にまとめあげるバランス感覚に、
あなたも射抜かれることでしょう。
SAINT FOUR
http://www.youtube.com/watch?v=1bq0SMA18Ag&feature=related
(今日の名曲、今日のダンス、今日の笑い)
壁の話。
よくこんな事を言われます。
「きみには壁がないよね、だから自然でいられるよ」
それからそれと同じくらいこう言われます。
「きみは壁をつくるよね、本心が見えないよ」
今日考えていました。
どうして逆のことを同じくらい言われるのか、不思議です。
考えてもよく分からなかったので取り急ぎ、
両方に対する返事だけ考えました。
次言われたらこのように答えようと思います。
「きみには壁がないよね、だから自然でいられるよ」
「でも網戸は閉めてあるよ、用心のためにね」
「きみは壁をつくるよね、本心が見えないよ」
「でもほらよく見てよ、窓がついてるしカギもあいてる」
セクシーでかっこいい答えが見つかって嬉しいです。
おわり
「きみには壁がないよね、だから自然でいられるよ」
それからそれと同じくらいこう言われます。
「きみは壁をつくるよね、本心が見えないよ」
今日考えていました。
どうして逆のことを同じくらい言われるのか、不思議です。
考えてもよく分からなかったので取り急ぎ、
両方に対する返事だけ考えました。
次言われたらこのように答えようと思います。
「きみには壁がないよね、だから自然でいられるよ」
「でも網戸は閉めてあるよ、用心のためにね」
「きみは壁をつくるよね、本心が見えないよ」
「でもほらよく見てよ、窓がついてるしカギもあいてる」
セクシーでかっこいい答えが見つかって嬉しいです。
おわり
今日の名曲。
90's Dance acapella medley mix
http://www.youtube.com/watch?v=CMNDdnYOjWw&feature=player_embedded
(ヘッドホンでゆっくり聴くのがおすすめです)
http://www.youtube.com/watch?v=CMNDdnYOjWw&feature=player_embedded
(ヘッドホンでゆっくり聴くのがおすすめです)
今日の宣伝。
友達が原宿のお店の一部でアクセサリーなどを販売します。
よろしくお願いします。
いいとかわるいとか才能とか言うつもりはありません。
友達を応援しているというただそれだけのことです。
服装は少しださくて糸くずとかもついているけれど、
まっすぐで、いい友達です。
----------------------
zazi "光るカスタム色えんぴつ"
<場所>
Lamp harajuku1F
(http://lamp-harajuku.com/contact.html)
<日時>
8月19日(金)‐
ドローイングアーティスト・しみずえりこによる手作りのブランド"zazi"
「目の前の何でもない景色やものが、急におかしなものに見えてくる瞬間」をテーマにアクセサリーなどのグッズをつくります。
しみずえりこ web
http://coerico.web.fc2.com/
blog
http://erico255.blog97.fc2.com/blog-entry-280.html
[lamp harajuku blog]
http://www.hpfrance.com/Blog/Etsuko/2011/08/009549.html
----------------------
よろしくお願いします。
いいとかわるいとか才能とか言うつもりはありません。
友達を応援しているというただそれだけのことです。
服装は少しださくて糸くずとかもついているけれど、
まっすぐで、いい友達です。
----------------------
zazi "光るカスタム色えんぴつ"
<場所>
Lamp harajuku1F
(http://lamp-harajuku.com/contact.html)
<日時>
8月19日(金)‐
ドローイングアーティスト・しみずえりこによる手作りのブランド"zazi"
「目の前の何でもない景色やものが、急におかしなものに見えてくる瞬間」をテーマにアクセサリーなどのグッズをつくります。
しみずえりこ web
http://coerico.web.fc2.com/
blog
http://erico255.blog97.fc2.com/blog-entry-280.html
[lamp harajuku blog]
http://www.hpfrance.com/Blog/Etsuko/2011/08/009549.html
----------------------
無題。
http://www.youtube.com/watch?v=OwCoSxi9TJU&feature=player_embedded
(※注意:少し怖いので我慢できる人だけ見てください。
僕は最初怖かったけれどだんだんおもしろくなりました)
(※注意:少し怖いので我慢できる人だけ見てください。
僕は最初怖かったけれどだんだんおもしろくなりました)
ボサールとあそぼう。
小学4年生の男の子と、小学1年生の女の子と、3歳の男の子をねこぐるまに乗せながら、
やっぱり自分は子供を相手にする仕事が1番向いているんだと強く思いました。
もう遅いかな、もし遅くなければ何かしたいな。
土日だけでも、できないかな。
絵とかサッカーを通じて、何か教えたいな。
もしできたとしたらそうだな、
こけてもなかん子になるようにしたいな。
なかんかったらすごくほめよ。
そうしながら絆創膏をはってあげよ。
やっぱり自分は子供を相手にする仕事が1番向いているんだと強く思いました。
もう遅いかな、もし遅くなければ何かしたいな。
土日だけでも、できないかな。
絵とかサッカーを通じて、何か教えたいな。
もしできたとしたらそうだな、
こけてもなかん子になるようにしたいな。
なかんかったらすごくほめよ。
そうしながら絆創膏をはってあげよ。
ホットサン2号。
数年前、学生の頃の話。
僕は夜な夜なインターネットをしたり、
宇宙の不思議について考えたり、
深夜にアルバイトをしていたのもあったりで、
よく寝坊をしていました。
起きると8時54分、あと6分で授業。
そんなこともしばしばあります。
目を開けた瞬間から登校が始まり、
昨日脱ぎっぱなしにしている服をまた着て、
というより着ながらエレベーターに乗って、
家から学校までは一直線の道、
そのままスズキの薔薇という古いスクーター(呼び名:ホットサン2号)にとび乗って、
おもいきりハンドルをひねります。
残念なのは最高速度が25kmくらいしか出ないということです。
早いほうの自転車には抜かれるので悔しい。
信号にもかかります。
この時点で58分、どくんと心臓、汗ひとすじ。
青を待ちます。
青の、あ、になるかならないかの瞬間に発進、
その勢いでカバンからA4の紙がババババと飛び出してしまいます。
でももうかまいません。ふりかえりません。
大量の紙を巻き散らしながら毎1秒を行きます。
ひらひらと紙の舞う中、目線の先に学校。
あと40秒、はしれホットサン2号!
あと30秒、うなれホットサン2号!
あと20秒、とべ!ホットサ、
ここで僕はある事に気がつきます。
そう、今日は雲ひとつない秋の青空、
端から端までなんて濃い青色なんだ。と。
あと15秒、デザイン出しの日に教室の蛍光灯の下と、
海の見える公園とじゃあ、どっちがいいデザインが描けるだろうか。と。
あと10秒、でも出席もとるし、単位とかその。と。
あと5秒、ええい、かまわん!
あと2秒、とべ!ホットサン2号!
0秒、僕は学校を通り越します。
そのまま全速力で公園を目指しました。
気持ちのいい秋の風、なんだ今日は涼しいじゃないか。
つづく
公園につくと、おじいさんと孫が遊んでいます。
僕はその近くのベンチに座り、
足を組み、アイポットを聴きました。
なるべくお洒落な曲を聴いて、
飛行機の音が聞こえるくらいのボリュームで、
クロッキー帳に鉛筆をあてます。
すると隣のベンチにおじいさんと孫が来て、
こっちをのぞきこみながら、
「兄ちゃん、絵描きさんかえ?」
と、おじいさんが聞くので、
「いえ、デザインの勉強をしています学生です」
と答えました。
僕はおじいさんよりも孫のほうに興味があったので、
孫のほうに目を移して、
「なにか描いてみる?」
と鉛筆とクロッキー帳を差し出します。
するとその質問を聞き終わるよりも先にプイっとされました。
なにかの「に」のへんではもうプイっとしかけていて、
いてみる?の「て」のへんではプイっとし終わっていました。
多分ぎんぎんに尖らせた鉛筆が怖かったんだと思います。
そんなこんなで、昼になるのはあっというまでした。
結局、そんなにいいデザイン画は描けません。
昼過ぎに学校に行き、そっと教室に入り、
そしてみんなに「寝坊したあ」と言うんです。
つづく
僕は夜な夜なインターネットをしたり、
宇宙の不思議について考えたり、
深夜にアルバイトをしていたのもあったりで、
よく寝坊をしていました。
起きると8時54分、あと6分で授業。
そんなこともしばしばあります。
目を開けた瞬間から登校が始まり、
昨日脱ぎっぱなしにしている服をまた着て、
というより着ながらエレベーターに乗って、
家から学校までは一直線の道、
そのままスズキの薔薇という古いスクーター(呼び名:ホットサン2号)にとび乗って、
おもいきりハンドルをひねります。
残念なのは最高速度が25kmくらいしか出ないということです。
早いほうの自転車には抜かれるので悔しい。
信号にもかかります。
この時点で58分、どくんと心臓、汗ひとすじ。
青を待ちます。
青の、あ、になるかならないかの瞬間に発進、
その勢いでカバンからA4の紙がババババと飛び出してしまいます。
でももうかまいません。ふりかえりません。
大量の紙を巻き散らしながら毎1秒を行きます。
ひらひらと紙の舞う中、目線の先に学校。
あと40秒、はしれホットサン2号!
あと30秒、うなれホットサン2号!
あと20秒、とべ!ホットサ、
ここで僕はある事に気がつきます。
そう、今日は雲ひとつない秋の青空、
端から端までなんて濃い青色なんだ。と。
あと15秒、デザイン出しの日に教室の蛍光灯の下と、
海の見える公園とじゃあ、どっちがいいデザインが描けるだろうか。と。
あと10秒、でも出席もとるし、単位とかその。と。
あと5秒、ええい、かまわん!
あと2秒、とべ!ホットサン2号!
0秒、僕は学校を通り越します。
そのまま全速力で公園を目指しました。
気持ちのいい秋の風、なんだ今日は涼しいじゃないか。
つづく
公園につくと、おじいさんと孫が遊んでいます。
僕はその近くのベンチに座り、
足を組み、アイポットを聴きました。
なるべくお洒落な曲を聴いて、
飛行機の音が聞こえるくらいのボリュームで、
クロッキー帳に鉛筆をあてます。
すると隣のベンチにおじいさんと孫が来て、
こっちをのぞきこみながら、
「兄ちゃん、絵描きさんかえ?」
と、おじいさんが聞くので、
「いえ、デザインの勉強をしています学生です」
と答えました。
僕はおじいさんよりも孫のほうに興味があったので、
孫のほうに目を移して、
「なにか描いてみる?」
と鉛筆とクロッキー帳を差し出します。
するとその質問を聞き終わるよりも先にプイっとされました。
なにかの「に」のへんではもうプイっとしかけていて、
いてみる?の「て」のへんではプイっとし終わっていました。
多分ぎんぎんに尖らせた鉛筆が怖かったんだと思います。
そんなこんなで、昼になるのはあっというまでした。
結局、そんなにいいデザイン画は描けません。
昼過ぎに学校に行き、そっと教室に入り、
そしてみんなに「寝坊したあ」と言うんです。
つづく
背番号93の女。
私の前を歩いている中学生ほどの女の子は、
リュックサックにたくさんのキーホルダーをつけている。
じゃらじゃらと跳ねるように鳴るそれらは、
おそらく彼女の自己形成で必要不可欠。
言うなれば たからもの といったところ。
中でも一番大きなのが、スマップのくさなぎつよしの写真がプレート状になったものだ。
よく見ると、地デジカなど、くさなぎ関連のものばかりついている。
これらのことから彼女はくさなぎつよしのおっかけであることがほぼ確定した。
駅に向かうであろう彼女のあとをつける。
ワッペンのたくさんついた細身のポロシャツに
デニムスカート、ハイソックス。
黒い髪と白いスニーカーのコントラストは、
まじめな彼女の一途な想いを演出する。
彼女の足取りは軽い。
イヤホンからはスマップの曲を聴いているに違いない。
朝の日差しがまたそれを照らし、
大きなくさなぎがこっちを見て笑っている。
駅に到着し、追跡も終わりかけたところ、
彼女は財布を取り出す為にリュックサックをおろした。
するとポロシャツの背中に背番号が書いてあり、
その数字が56だった。
いや稲垣!吾朗は稲垣。
私は少し悔しいような、淋しいような気持ちになり、
はやあしで彼女を追い越した。
大きなくさなぎがこっちを見てまだ笑っていた。
このことがきっかけとなり、私は風邪をひいた。
おわり
リュックサックにたくさんのキーホルダーをつけている。
じゃらじゃらと跳ねるように鳴るそれらは、
おそらく彼女の自己形成で必要不可欠。
言うなれば たからもの といったところ。
中でも一番大きなのが、スマップのくさなぎつよしの写真がプレート状になったものだ。
よく見ると、地デジカなど、くさなぎ関連のものばかりついている。
これらのことから彼女はくさなぎつよしのおっかけであることがほぼ確定した。
駅に向かうであろう彼女のあとをつける。
ワッペンのたくさんついた細身のポロシャツに
デニムスカート、ハイソックス。
黒い髪と白いスニーカーのコントラストは、
まじめな彼女の一途な想いを演出する。
彼女の足取りは軽い。
イヤホンからはスマップの曲を聴いているに違いない。
朝の日差しがまたそれを照らし、
大きなくさなぎがこっちを見て笑っている。
駅に到着し、追跡も終わりかけたところ、
彼女は財布を取り出す為にリュックサックをおろした。
するとポロシャツの背中に背番号が書いてあり、
その数字が56だった。
いや稲垣!吾朗は稲垣。
私は少し悔しいような、淋しいような気持ちになり、
はやあしで彼女を追い越した。
大きなくさなぎがこっちを見てまだ笑っていた。
このことがきっかけとなり、私は風邪をひいた。
おわり
ドラマティック。
ドラマティックをしたいです。
あっちじゃなくてこっちの。
こっちのドラマティックです。
http://www.youtube.com/watch?v=CHh_ttHTaaU&feature=related
あっちじゃなくてこっちの。
こっちのドラマティックです。
http://www.youtube.com/watch?v=CHh_ttHTaaU&feature=related
今日の殿様。
お殿様一行の列に、蝶々を追う幼い子供が飛び込み、
駕籠者の足にぶつかり列をとめてしまった時のこと。
町人は皆いっしゅんにして凍りつき、
中には手で顔をふさぎこむものもいました。
慌てて父親が列に飛び込み、子供の頬を加減なく叩きます。
転んだ子供に、もうひと発、ふた発、何度も頬を叩きます。
父親は、こうする他に我が子を救う方法はないと考えたのです。
しかし子供はまだ幼いがため、
見たことのない父のその表情と、また頬の痛みに驚き、大きな声で泣いてしまいました。
列は止まったまま、とうとう駕籠の中からお殿様の声です。
駕籠を降ろすよう指示があったのか、お殿様が出てきました。
町人は額を地面に寄せながら、ごくりと唾をのみます。
「泣かないでよい」
お殿様が子供に向けてかけた言葉は、
皆の予想とは逆の、穏やかなものでした。
そうして子供の頭をぽんと優しく撫で、
あろうことか鼻水を手でふいてやったのです。
目を疑うようなその光景に父親は思わず感極まり、
地面に平伏しながら涙し、何度も何度も感謝の念を伝えます。
「泣かないでよい」
「叩かないでよい」
お殿様はまたそう言ってしゃがみこみ、
今度は父親の鼻水をふいてやりました。
それを見た町人も次々に涙を流し、
とうとう駕籠者や槍持ちなど、
家来までもが皆泣いてしまいました。
「泣かないでよい」
「もらい泣きしないでよい」
お殿様はそういって皆の鼻水をふいてやります。
皆の鼻水をふきおわる頃には、
あたりはすっかり夜になり、
お殿様の右手はふにゃふにゃになってしまいました。
「ふにゃふにゃにならなくてよい」
お殿様はそう言って、右手を優しく撫でてやりました。
それを見た左手が感動のあまり思わずふにゃふにゃになってしまいました。
「ふにゃふにゃにならなくてよい」
「もらいふにゃふにゃしないでよい」
お殿様はそう言って、両手を胸元で抱いてやりました。
ちょんまげのてっぺんには蝶々がとまりました。
名を、徳川優々
(とくがわやさやさ)
日本史上、最も優しかったとされているお殿様のお話です。
おわり
駕籠者の足にぶつかり列をとめてしまった時のこと。
町人は皆いっしゅんにして凍りつき、
中には手で顔をふさぎこむものもいました。
慌てて父親が列に飛び込み、子供の頬を加減なく叩きます。
転んだ子供に、もうひと発、ふた発、何度も頬を叩きます。
父親は、こうする他に我が子を救う方法はないと考えたのです。
しかし子供はまだ幼いがため、
見たことのない父のその表情と、また頬の痛みに驚き、大きな声で泣いてしまいました。
列は止まったまま、とうとう駕籠の中からお殿様の声です。
駕籠を降ろすよう指示があったのか、お殿様が出てきました。
町人は額を地面に寄せながら、ごくりと唾をのみます。
「泣かないでよい」
お殿様が子供に向けてかけた言葉は、
皆の予想とは逆の、穏やかなものでした。
そうして子供の頭をぽんと優しく撫で、
あろうことか鼻水を手でふいてやったのです。
目を疑うようなその光景に父親は思わず感極まり、
地面に平伏しながら涙し、何度も何度も感謝の念を伝えます。
「泣かないでよい」
「叩かないでよい」
お殿様はまたそう言ってしゃがみこみ、
今度は父親の鼻水をふいてやりました。
それを見た町人も次々に涙を流し、
とうとう駕籠者や槍持ちなど、
家来までもが皆泣いてしまいました。
「泣かないでよい」
「もらい泣きしないでよい」
お殿様はそういって皆の鼻水をふいてやります。
皆の鼻水をふきおわる頃には、
あたりはすっかり夜になり、
お殿様の右手はふにゃふにゃになってしまいました。
「ふにゃふにゃにならなくてよい」
お殿様はそう言って、右手を優しく撫でてやりました。
それを見た左手が感動のあまり思わずふにゃふにゃになってしまいました。
「ふにゃふにゃにならなくてよい」
「もらいふにゃふにゃしないでよい」
お殿様はそう言って、両手を胸元で抱いてやりました。
ちょんまげのてっぺんには蝶々がとまりました。
名を、徳川優々
(とくがわやさやさ)
日本史上、最も優しかったとされているお殿様のお話です。
おわり
新宿駅から富士山五合目まで直結。
昨日とてもおもしろい集まりがありました。
3年前くらいに出会った人たちとの再会です。
9人の集まりだったのですが、皆とても個性的で珍しい感性を持った人ばかり。
話を聞くだけで何時間でもいけそうでした。
フリーのイラストレーターや元マラソン選手、
それから首長族やスリランカ人、オーストラリア人、
絶賛内部被爆中の海男に銀色夏自転車男と絶賛失恋中の自転車挟まれ男、
本当に個性的、というか少し変わっていて、
まともなのは僕だけでした。
もっと仲良くなりたい人がまた増えました。
これはとても嬉しいこと。
3年前くらいに出会った人たちとの再会です。
9人の集まりだったのですが、皆とても個性的で珍しい感性を持った人ばかり。
話を聞くだけで何時間でもいけそうでした。
フリーのイラストレーターや元マラソン選手、
それから首長族やスリランカ人、オーストラリア人、
絶賛内部被爆中の海男に銀色夏自転車男と絶賛失恋中の自転車挟まれ男、
本当に個性的、というか少し変わっていて、
まともなのは僕だけでした。
もっと仲良くなりたい人がまた増えました。
これはとても嬉しいこと。
からんからんおじさん。
高架下で話しかけてくれたおじさんによると、
若いころ一度だけ流れ星をつかんだことがあるそうです。
それはもう無我夢中でつかんだらしく、
家に持って帰って弟や妹と一緒に、
醤油をかけて食べたそうです。
若いころ一度だけ流れ星をつかんだことがあるそうです。
それはもう無我夢中でつかんだらしく、
家に持って帰って弟や妹と一緒に、
醤油をかけて食べたそうです。
ふられた友達。
太っている友達がふられました。
応援していたんですが、残念でした。
電話では、とても落ち込んでいる様子で、
今はお先まっくらといった感じでした。
何もやる気が起きないと。
あーもう。
だからやせろとあれだけ言ったのに。
そんな体で体当たりするなんて。
ちからまかせにぶつかって、
タイミングも計らずに走り出すとは。
ばかなやつだよなあ本当に。
でも、それでいいと思う。
よくやったよ。
きみはいつもどうりかっこ悪かったけれど、
そういうきみが僕は好きさ。
今のきみに、この歌を。
http://www.youtube.com/watch?v=fr39KpmcUyE&feature=related
応援していたんですが、残念でした。
電話では、とても落ち込んでいる様子で、
今はお先まっくらといった感じでした。
何もやる気が起きないと。
あーもう。
だからやせろとあれだけ言ったのに。
そんな体で体当たりするなんて。
ちからまかせにぶつかって、
タイミングも計らずに走り出すとは。
ばかなやつだよなあ本当に。
でも、それでいいと思う。
よくやったよ。
きみはいつもどうりかっこ悪かったけれど、
そういうきみが僕は好きさ。
今のきみに、この歌を。
http://www.youtube.com/watch?v=fr39KpmcUyE&feature=related
ドーナツ食べたい。
ドーナツ食べたい。
今度休みには牛乳とか買ってきてドーナツ食べよう。
ツタヤでDVDも借りてふふふ。
http://www.youtube.com/watch?v=TLnkW2Y_q8k
0:00-3:50
今度休みには牛乳とか買ってきてドーナツ食べよう。
ツタヤでDVDも借りてふふふ。
http://www.youtube.com/watch?v=TLnkW2Y_q8k
0:00-3:50
父の日。
少し前になるけれど、父と電話をしました。
別にアドバイスしてほしいとか話を聞いて欲しいとかそういうのではなく、ただなんとなく発信ボタンを押してしまったのです。
58歳と言えば、ちょうど上司と同じくらいの歳です。
父も職場で僕のような若手をビシバシ叱っとんかなあ。
と、少し想像してみましたが、それはないなと思いました。
父は叱るやり方をあまりしないタイプなのではないかと。
僕自身、父に叱られた記憶はあまりなく、
高校時代に悪さをして交番に捕まったときと、
小学生の頃ラーメンを食べにいく車の中でチョコレートを食べようとした時と、ラーメンがでてきたのにすぐ食べ始めなかったときと、ラーメンを食べた帰りの車ですぐチョコレートを食べようとした時くらいです。
あとラーメンを上品に食べていたら、もっと音をたてて汗をかきながらうまそうに食えと叱られたこともあります。
小学生だった僕と弟は一生懸命音をたてて食べました。
叱られたといえばおおよそそれくらいです。
(あと海に置き去りにされたことと、消火器を投げつけられたこともありますが原因はあまり覚えていません、コロコロを横鼻に落とされたり、リバースボストンクラブ通称逆エビ固めで泣かされたこともあります)
昔から何かを説明するのが好きで子供の僕や弟が1を聞くと、
10まで言おうとして途中の3ぐらいから脱線してAとかBの説明に入ってしまうような少々面倒くさい所はありますが、割といろいろな雑学を知っていて、へんな歌などに乗せてたくさん教えてもらいました。父の友人のさっさんの結婚も、「さっさんしじゅうでヨメもろてー」とまたへんな歌で教えてくれました。
その頃は父も40代だったのに、いつのまにか58歳です。
髪の毛もどこかへ飛んでいってしまったようで、
どこを探しても見つからないようです。
もうこれ以上飛ばさないようにここ数年はハンチングでふたをしています。
お酒は好きで、だいたい家では焼酎を飲みます。
かっこうをつける時はウイスキーです。
僕はお酒を飲めるようになった歳には家を出ていて、
父と2人でお酒を飲んだことはありません。
それは僕の残念に思う点です。
お酒を飲みながら仕事や家庭の愚痴を聞いてあげれないというのが残念です。
僕は愚痴を聞くのが得意なので、それを父に発揮してやりたいです。
家を離れるというのはそれは立派で素晴らしなことだけれど、その時点で半分くらいは残念なことです。
それに気がついたのもまた最近のこと。
あー父について特に何かを書きたいわけでは無かったのですが、
昨日が父の日で、まわりの友人がブログやツイッターで父のことを書いていて、それで僕もふと書き始めたのです。
大人になってやっと分かったんですが、誰の父も皆、凄いと思っています。
子供を育てるというのは凄いことです。
それだけで凄いということです。
それからまだ書きたい話があるけれど、
いつかの結婚式で話そうと思っているのでやめときます。
世界一とはとうてい言えたものではありませんが、
(世界ランキングがあるなら中の下くらいですが、)
僕は父が父でよかったとずっと前から思っています。
おわり
別にアドバイスしてほしいとか話を聞いて欲しいとかそういうのではなく、ただなんとなく発信ボタンを押してしまったのです。
58歳と言えば、ちょうど上司と同じくらいの歳です。
父も職場で僕のような若手をビシバシ叱っとんかなあ。
と、少し想像してみましたが、それはないなと思いました。
父は叱るやり方をあまりしないタイプなのではないかと。
僕自身、父に叱られた記憶はあまりなく、
高校時代に悪さをして交番に捕まったときと、
小学生の頃ラーメンを食べにいく車の中でチョコレートを食べようとした時と、ラーメンがでてきたのにすぐ食べ始めなかったときと、ラーメンを食べた帰りの車ですぐチョコレートを食べようとした時くらいです。
あとラーメンを上品に食べていたら、もっと音をたてて汗をかきながらうまそうに食えと叱られたこともあります。
小学生だった僕と弟は一生懸命音をたてて食べました。
叱られたといえばおおよそそれくらいです。
(あと海に置き去りにされたことと、消火器を投げつけられたこともありますが原因はあまり覚えていません、コロコロを横鼻に落とされたり、リバースボストンクラブ通称逆エビ固めで泣かされたこともあります)
昔から何かを説明するのが好きで子供の僕や弟が1を聞くと、
10まで言おうとして途中の3ぐらいから脱線してAとかBの説明に入ってしまうような少々面倒くさい所はありますが、割といろいろな雑学を知っていて、へんな歌などに乗せてたくさん教えてもらいました。父の友人のさっさんの結婚も、「さっさんしじゅうでヨメもろてー」とまたへんな歌で教えてくれました。
その頃は父も40代だったのに、いつのまにか58歳です。
髪の毛もどこかへ飛んでいってしまったようで、
どこを探しても見つからないようです。
もうこれ以上飛ばさないようにここ数年はハンチングでふたをしています。
お酒は好きで、だいたい家では焼酎を飲みます。
かっこうをつける時はウイスキーです。
僕はお酒を飲めるようになった歳には家を出ていて、
父と2人でお酒を飲んだことはありません。
それは僕の残念に思う点です。
お酒を飲みながら仕事や家庭の愚痴を聞いてあげれないというのが残念です。
僕は愚痴を聞くのが得意なので、それを父に発揮してやりたいです。
家を離れるというのはそれは立派で素晴らしなことだけれど、その時点で半分くらいは残念なことです。
それに気がついたのもまた最近のこと。
あー父について特に何かを書きたいわけでは無かったのですが、
昨日が父の日で、まわりの友人がブログやツイッターで父のことを書いていて、それで僕もふと書き始めたのです。
大人になってやっと分かったんですが、誰の父も皆、凄いと思っています。
子供を育てるというのは凄いことです。
それだけで凄いということです。
それからまだ書きたい話があるけれど、
いつかの結婚式で話そうと思っているのでやめときます。
世界一とはとうてい言えたものではありませんが、
(世界ランキングがあるなら中の下くらいですが、)
僕は父が父でよかったとずっと前から思っています。
おわり
今日の失敗。
「奇跡だと思った」
さっきまで雨だったのに、
急によく晴れた日のお昼休み。
こんな日は会社の外で食べるに限る。
僕は買っておいたパンを持って会社を出た。
近くに公園があるのを知っているのだ。
ちょうどいいベンチに座って、よし食べようとかじったら、
飲み物を忘れた事に気がついた。
財布は会社に置いてきたし、
ポケットには100円しか入っていない。
これはもう飲み物はあきらめようと思った瞬間、
缶コーヒー90円と書いてある自動販売機が目に飛び込んできた。
奇跡だと思った。
僕はすぐに自動販売機まで行って100円を入れた。
そして缶コーヒーを押した。
…。ん?
そして缶コーヒーを押した。
…。
あれ、出てこない。
よく見てみると10円釣り切れのマークが出ている。
奇跡だと思った。
90円のコーヒーを買おうとして、100円入れて、
お釣り切れだなんて。10円玉1枚。
なんということだろう。
悔しいけれどしょうがない。
これはもう飲み物はあきらめようと
100円をポケットに戻した瞬間、
チャリという音がした。
あれまさかと思いゴソゴソしてみると、
なんと10円玉がもう1枚入っていた。
奇跡だと思った。
念願の10円じゃないか。
これで買える、僕はすぐに110円をいれて、
そして缶コーヒーを押した。
…。ん?
そして缶コーヒーを押した。
…。
あれ、出てこない。
見てみるとまだ10円釣り切れのマークが出ている。
ああそうかこの10円は僕のものだから、
買えないのか、
110円入れても10円は足りないままじゃないか。
それとあと僕の算数も足りていないのか。
やれやれ。
僕はとうとうあきらめてベンチに戻った。
そしてふと空を見た。
もしかしたら虹が出ているような気がしたのだ。
さっきまでの雨といい、条件がいい。
ビルの隙間から見える晴れ空、
右空から左空へ首を傾けた瞬間、
奇跡だと思った。
屋上の大きな看板広告。
なんとその看板が缶コーヒー、
サントリーのBOSSレインボーだったのだ。
今まで見た虹の中で、一番おいしそうな虹だった。
僕は嬉しくなって、
このことを友達の留守番電話に入れた。
おわり
さっきまで雨だったのに、
急によく晴れた日のお昼休み。
こんな日は会社の外で食べるに限る。
僕は買っておいたパンを持って会社を出た。
近くに公園があるのを知っているのだ。
ちょうどいいベンチに座って、よし食べようとかじったら、
飲み物を忘れた事に気がついた。
財布は会社に置いてきたし、
ポケットには100円しか入っていない。
これはもう飲み物はあきらめようと思った瞬間、
缶コーヒー90円と書いてある自動販売機が目に飛び込んできた。
奇跡だと思った。
僕はすぐに自動販売機まで行って100円を入れた。
そして缶コーヒーを押した。
…。ん?
そして缶コーヒーを押した。
…。
あれ、出てこない。
よく見てみると10円釣り切れのマークが出ている。
奇跡だと思った。
90円のコーヒーを買おうとして、100円入れて、
お釣り切れだなんて。10円玉1枚。
なんということだろう。
悔しいけれどしょうがない。
これはもう飲み物はあきらめようと
100円をポケットに戻した瞬間、
チャリという音がした。
あれまさかと思いゴソゴソしてみると、
なんと10円玉がもう1枚入っていた。
奇跡だと思った。
念願の10円じゃないか。
これで買える、僕はすぐに110円をいれて、
そして缶コーヒーを押した。
…。ん?
そして缶コーヒーを押した。
…。
あれ、出てこない。
見てみるとまだ10円釣り切れのマークが出ている。
ああそうかこの10円は僕のものだから、
買えないのか、
110円入れても10円は足りないままじゃないか。
それとあと僕の算数も足りていないのか。
やれやれ。
僕はとうとうあきらめてベンチに戻った。
そしてふと空を見た。
もしかしたら虹が出ているような気がしたのだ。
さっきまでの雨といい、条件がいい。
ビルの隙間から見える晴れ空、
右空から左空へ首を傾けた瞬間、
奇跡だと思った。
屋上の大きな看板広告。
なんとその看板が缶コーヒー、
サントリーのBOSSレインボーだったのだ。
今まで見た虹の中で、一番おいしそうな虹だった。
僕は嬉しくなって、
このことを友達の留守番電話に入れた。
おわり
クション 2。
と、いうことで、
くしゃみが気になったので、
インターネットで少し調べてみました。
特に音を調べるとおもしろかったです。
日本
「ハックション!」
アメリカ
「アッチュー!」
イギリス
「アティシュー!」
フランス
「アテューム!」
韓国
「エチュイ!」
中国
「アチェ!」
ベトナム
「アッチ!」
フィリピン
「ハチン!」
ドイツ
「ハチ!」
まとめると↑このようになりました。
僕はフランスとドイツがおもしろいと思いました。
あ、あと
ある人が街で見かけたスペイン系の男性は
「いぶりどぺちぃくぱべりゃるしっく!」
と、くしゃみをしたそうです。
いや文字ばけか!
とツッこんでおられました。
それから最後になりましたが、
くしゃみの速度は時速320Kmだそうです。
これは東京-大阪間を約2時間の速度です。
新幹線より少し速いので、
いつか乗れたら乗りたいです。
くしゃみが気になったので、
インターネットで少し調べてみました。
特に音を調べるとおもしろかったです。
日本
「ハックション!」
アメリカ
「アッチュー!」
イギリス
「アティシュー!」
フランス
「アテューム!」
韓国
「エチュイ!」
中国
「アチェ!」
ベトナム
「アッチ!」
フィリピン
「ハチン!」
ドイツ
「ハチ!」
まとめると↑このようになりました。
僕はフランスとドイツがおもしろいと思いました。
あ、あと
ある人が街で見かけたスペイン系の男性は
「いぶりどぺちぃくぱべりゃるしっく!」
と、くしゃみをしたそうです。
いや文字ばけか!
とツッこんでおられました。
それから最後になりましたが、
くしゃみの速度は時速320Kmだそうです。
これは東京-大阪間を約2時間の速度です。
新幹線より少し速いので、
いつか乗れたら乗りたいです。
サランラップ。
原宿のとある楽しい場所に
お洒落な知り合いがたくさん集う夜がありました。
そこにいるのは全員とつてもクリエイティブで、
アートでデザインな人たちです。
これからの日本のそのシーンを引っ張っていく人たち。
そこに行けばきっといいことがたくさん。
でもなんとなく急に、
ああ今日は行かないでおこう、と思ってしまい、
スーパーでなすびを買って家でマーボーナスを作りました。
初めてのマーボーナスに挑戦したのです。
マーボーナスは好物なので緊張しましたが楽しかったです。
特に、なすびがしんなりするまで炒める所が楽しかったです。
ちょっと作りすぎてしまって、
サランラップして次の日に食べます。
お洒落な知り合いがたくさん集う夜がありました。
そこにいるのは全員とつてもクリエイティブで、
アートでデザインな人たちです。
これからの日本のそのシーンを引っ張っていく人たち。
そこに行けばきっといいことがたくさん。
でもなんとなく急に、
ああ今日は行かないでおこう、と思ってしまい、
スーパーでなすびを買って家でマーボーナスを作りました。
初めてのマーボーナスに挑戦したのです。
マーボーナスは好物なので緊張しましたが楽しかったです。
特に、なすびがしんなりするまで炒める所が楽しかったです。
ちょっと作りすぎてしまって、
サランラップして次の日に食べます。
フライドポテトの話。
「それは言えてるね。
でも上手に付き合うというのは、
単に大切にするというだけではないよ。
愛を注ぎ込むだけではなく。
たぶん大事なのは、
世界観や気持ちを合わせるということ。
そして合わさせるということ。
でもまずそもそも、
なんにだって合う合わないはあるから、
それに気づくことが必要。
黒い紙に黒い文字は書けないようにね。
それからお寿司の時には牛乳は飲まないからね。
よしたとえばきみがまさに牛乳だとしようか。
それはそれはおいしい牛乳だとしよう。
だけど目の前に立派なお寿司。
どうするか、答えは3つあるよ。
食べるか、食べないか、食べられるかだ。
忘れてはいけない、きみは牛乳だよ。
牛乳と。お寿司だ。
食べないときみが言うならまるでおうけいそれまでだ。
それがシンプルだ。
だけどきみが食べると言ったらどうする。
それは問題だ。
なんせ相手はお寿司だからね。
悲惨なことが頭をよぎるだろう。
かんぱつ入れずに答えを言うよ。
お茶になるんだ。
きみはお茶になればいい。
お寿司にはお茶だろう。
おいそんなのありかよという声が聞こえてきそうだね。
いや実際聞こえたよ。
そしたら自分が自分じゃなくなっちゃうってね。
ううん、そんなことはないよ。
鏡を見てみるといい。
今だ、できれば今見るといい。
お茶になったって、きみはきみ。
なに、そうじゃない?
そんなに難しい顔をして、
きみは誇り高き牛乳だね。
しょうがない、別の方法を考えよう。
きみがそんなにも牛乳だとは思わなかった。
だけどそれならば今日は、
お寿司をあきらめてもらうことになる。
お寿司には、ホットケーキになってもらうよ。
ただし、お寿司がOKを出したらの話だよ。
そしてお寿司が牛乳を食べたがっているかどうか、
そこがキーポイントだ。
食べられるというのはそういうことだよ。
うまくいくといいね。
ざんねんだったね。
ホットケーキにはなりたくないとのこと。
だけど優しいお寿司だね、
チーズケーキにはなってもいいだって。
どうすればいいか、もうわかるね。
うんそうだ。
きみは紅茶になる。
ちょうどそれがいいと思うよ。
これでうまくいく。
世界観を合わせるというのはつまりそういうこと。
お互いにうまくちょうせいして、
いちばんバランスのいい所を探すということ。
むろん、その日その日で変わっていく。
お寿司ばかりってわけにはいかないだろう。
ラーメンだって食べたいし、
お酒も呑まれない程度に。
そうだな明日は
マクドナルドってことにもなる。
そしたらフライドポテトには、コーラだね」
でも上手に付き合うというのは、
単に大切にするというだけではないよ。
愛を注ぎ込むだけではなく。
たぶん大事なのは、
世界観や気持ちを合わせるということ。
そして合わさせるということ。
でもまずそもそも、
なんにだって合う合わないはあるから、
それに気づくことが必要。
黒い紙に黒い文字は書けないようにね。
それからお寿司の時には牛乳は飲まないからね。
よしたとえばきみがまさに牛乳だとしようか。
それはそれはおいしい牛乳だとしよう。
だけど目の前に立派なお寿司。
どうするか、答えは3つあるよ。
食べるか、食べないか、食べられるかだ。
忘れてはいけない、きみは牛乳だよ。
牛乳と。お寿司だ。
食べないときみが言うならまるでおうけいそれまでだ。
それがシンプルだ。
だけどきみが食べると言ったらどうする。
それは問題だ。
なんせ相手はお寿司だからね。
悲惨なことが頭をよぎるだろう。
かんぱつ入れずに答えを言うよ。
お茶になるんだ。
きみはお茶になればいい。
お寿司にはお茶だろう。
おいそんなのありかよという声が聞こえてきそうだね。
いや実際聞こえたよ。
そしたら自分が自分じゃなくなっちゃうってね。
ううん、そんなことはないよ。
鏡を見てみるといい。
今だ、できれば今見るといい。
お茶になったって、きみはきみ。
なに、そうじゃない?
そんなに難しい顔をして、
きみは誇り高き牛乳だね。
しょうがない、別の方法を考えよう。
きみがそんなにも牛乳だとは思わなかった。
だけどそれならば今日は、
お寿司をあきらめてもらうことになる。
お寿司には、ホットケーキになってもらうよ。
ただし、お寿司がOKを出したらの話だよ。
そしてお寿司が牛乳を食べたがっているかどうか、
そこがキーポイントだ。
食べられるというのはそういうことだよ。
うまくいくといいね。
ざんねんだったね。
ホットケーキにはなりたくないとのこと。
だけど優しいお寿司だね、
チーズケーキにはなってもいいだって。
どうすればいいか、もうわかるね。
うんそうだ。
きみは紅茶になる。
ちょうどそれがいいと思うよ。
これでうまくいく。
世界観を合わせるというのはつまりそういうこと。
お互いにうまくちょうせいして、
いちばんバランスのいい所を探すということ。
むろん、その日その日で変わっていく。
お寿司ばかりってわけにはいかないだろう。
ラーメンだって食べたいし、
お酒も呑まれない程度に。
そうだな明日は
マクドナルドってことにもなる。
そしたらフライドポテトには、コーラだね」
ベビーフェイス。
仲の良い友達の1人にあまりモテない太めの男の子がいるのですが、
その彼とよく、どうしたら男前になれるかという話し合いをします。
僕はそんなに太ってはいませんが頭が大きくて背もアレなので、
そんな2人が並ぶと全くダメな感じになります。
それでも自分で、少なくとも彼よりは色男だと信じていて、
彼もまた自分の方が色男だと思っています。
このあいだ、「渋くなりたい」をテーマに話し合っていた際、
僕は彼の童顔が幼い印象を与えると指摘しました。
すると、たしかにベビーフェイスだけど。と彼は言います。
そうですこのように彼はいつも自分を少しいい風に言おうとするのです。
僕は「ベビーフェイスって言うとなんか長所っぽく聞こえるからそこは童顔でいいのではないか」と、このように言います。
太っていることに関してもそうです。
「身長があと10cm伸びればなあ」と言うのです。
「そしたらこの体重でもシュッと見える」と言うのです。
僕は「なんでタテなん、そこはシンプルにやせようとすればいいのではないか」と、このように言います。
でも自分も人のことを言えるたちではないので、
たしかに僕も頭大きいし、なんとかシュっと見せたいわあ。
と歩み寄ってみると、
「あーたしかにビッグヘッドだけど、まあそんなに気にすることないよ」と言ってきました。
僕は(ん?なんですごい上からな感じなん、頭大きいのは生まれつきのもので、ある程度仕方のないことだし、いやそんなことよりまずビッグヘッドってなに。ベビーフェイスの感じで言ってるんかもしれんけど、ビッグヘッドってなに。聞いたことないわ。外国の伝統的なモンスターかなにか?いや想像したらすぐ浮かんできたわ!誰がビッグヘッドや!)
と心の中でいろいろ思いながらも笑顔でにらみつけます。
すると彼はうまくフォローできたいいことをした、といった優しい顔をしていたので僕は思わず利き腕でビンタしようかと思いました。
おわり
PS・後日ビッグヘッドを検索してみると、主に原動自転車に用いられる部品である。
と書かれていました。
いやもうなにがなんだか!
おわり
その彼とよく、どうしたら男前になれるかという話し合いをします。
僕はそんなに太ってはいませんが頭が大きくて背もアレなので、
そんな2人が並ぶと全くダメな感じになります。
それでも自分で、少なくとも彼よりは色男だと信じていて、
彼もまた自分の方が色男だと思っています。
このあいだ、「渋くなりたい」をテーマに話し合っていた際、
僕は彼の童顔が幼い印象を与えると指摘しました。
すると、たしかにベビーフェイスだけど。と彼は言います。
そうですこのように彼はいつも自分を少しいい風に言おうとするのです。
僕は「ベビーフェイスって言うとなんか長所っぽく聞こえるからそこは童顔でいいのではないか」と、このように言います。
太っていることに関してもそうです。
「身長があと10cm伸びればなあ」と言うのです。
「そしたらこの体重でもシュッと見える」と言うのです。
僕は「なんでタテなん、そこはシンプルにやせようとすればいいのではないか」と、このように言います。
でも自分も人のことを言えるたちではないので、
たしかに僕も頭大きいし、なんとかシュっと見せたいわあ。
と歩み寄ってみると、
「あーたしかにビッグヘッドだけど、まあそんなに気にすることないよ」と言ってきました。
僕は(ん?なんですごい上からな感じなん、頭大きいのは生まれつきのもので、ある程度仕方のないことだし、いやそんなことよりまずビッグヘッドってなに。ベビーフェイスの感じで言ってるんかもしれんけど、ビッグヘッドってなに。聞いたことないわ。外国の伝統的なモンスターかなにか?いや想像したらすぐ浮かんできたわ!誰がビッグヘッドや!)
と心の中でいろいろ思いながらも笑顔でにらみつけます。
すると彼はうまくフォローできたいいことをした、といった優しい顔をしていたので僕は思わず利き腕でビンタしようかと思いました。
おわり
PS・後日ビッグヘッドを検索してみると、主に原動自転車に用いられる部品である。
と書かれていました。
いやもうなにがなんだか!
おわり
そんな夜。
うー。うー。
なんとも言えない気持ちです。
まさにこの動画のような。
http://www.youtube.com/watch?v=qVAkDRV-m84
Experience Human Flight
なんとも言えない気持ちです。
まさにこの動画のような。
http://www.youtube.com/watch?v=qVAkDRV-m84
Experience Human Flight
虹の球根。
ある日、いつものように自転車で帰っていたら道端に
まるで球根のような不思議な形をした物体が落ちていた。
拾ってみると完全に球根だった。
何の球根かは分からなかったけれど、岡部くんも僕も、
分からないものには目がないので拾って帰って、
翌日、中学校の中庭の土に植えた。
そうそうこれは中学3年生の頃の話。
教室から見える中庭、2人でよく水や肥料をあげた。
何が出てくるのか、ひょっとしたらすごく珍しい植物で、
ものすごい何かが出てきそうな気がする。
虹色の花とかありうる。
それは一大事だ。しっかり育てよう。
岡山の田舎では中学校まで給食があるので、
給食の残りを埋めたり、牛乳をかけたり、
今思えばひどいけれど、カレーをかけたこともある。
でもひょっとしたら、と考えるとやめられなかったし、
途中からは、もはや強い信念を持ってやっていた。
絶対何かでてくるよ。
球根を植えて1ヶ月、まだ何も変化はない。
おんぼろ中学校で、
ちゃんと喧嘩やいじめもあって仲も良く、
それはとても素直で平和な日々だった。
喧嘩といえば、ゆうきとけんじ、
もりもとくんとけんじ、マッサとけんじ、春名先生とけんじ。
けんじはよく喧嘩をする双子の兄。
(弟のこうじは優しくて喧嘩とかしないけれど、
顔がまるで同じなので印象としては2人ともたまに喧嘩する)
ある昼休みのこと、
全校生徒が集まって給食を食べる広いスペースで、
パッリーン!と大きな音がしたあと消火器がプシュー!
けんじだ。けんじがまた喧嘩をしている。
あたりは消火器の粉で一瞬にして真っ白になって、
治まらないけんじがパリーンパリーンと牛乳瓶を投げて、
モテたがりの女子がキャーキャーと叫ぶので、
その場は少しパニックになってしまった。
騒然とした中、白い粉の中から岡部くんが目の前に登場した。
両手に蒟蒻ゼリーを持っていて、こっちを見たあとまた走り出す。
ピンときた。そう、給食はもう消火器の粉が入ってしまってダメになったけれど、
デザートの蒟蒻ゼリーは大丈夫。
僕たちは白い粉の中みんなの置き去りにしたゼリーをここぞとばかりに頂戴した。
そして持てるだけ持って外に出た。
それを中庭の球根の所に隠して、
岡部くんも僕も球根もお腹いっぱいになった。
ちょうどその頃かな、僕は受験勉強を始めた。
絶対何かでてくるよ。
球根を植えて数ヶ月、まだ何も変化はない。
受験勉強の間、球根のことは少し忘れて、
塾に通ったり、夢を考えたり、どんどんと硬くなった。
ある日、家に帰るとテレビにスズキアミが出ていて、
僕は一晩中アヒル口の練習をした。
その翌日、岡部くんは腕に墨を入れた。
-心と体が滅裂でリアルな4Dサウンド、
プラスティックな大人連中、恐怖の下り坂、
見えたのは白い骨!ビートゥギャザー!
摩擦摩擦摩擦摩擦摩擦!-
うんざりとした受験勉強、
僕たちはシャウトしてシャラップしてランランランと山に登る。
そしてそこから、そこから自分たちの街を見た。
ちょうど夕暮れの終わりかけた街の色があまりにも美しく、
夜になるまで立ったまま何も言わない。
1999年、世紀末。
とんでもない瞬間を、あまりにも小さく、
それでもがむしゃらにすごした。
絶対何かでてくるよ。
球根を植えて数ヶ月、まだ何も変化はない。
球根のことを思い出したのは、
卒業間際のことだ。
それぞれに進路を決め、男子は男子を極め、
女子の一部はもう大人になっている。
久しぶりに中庭のところにいくと、球根の土から芽が出ていた。
どちらが先に気がついたのかは覚えてないけれど、
僕たちは慌てて水をやって、カレーや牛乳の投入も再開した。
これはどんでもないものが出てきたぞと、
その日から卒業までほぼ毎日世話をした。
卒業式の後、春名先生が皆に向けてとてもいいことを言ったあと、
教室で写真を撮ったり、モテたがりの女子がしくしく泣いたりするあの時間に、
僕たちは中庭の球根のところに行った。
芽は少し大きくなったけれど虹色の花は咲いていないし、
ものすごい不思議な植物にもならなかった。
タイムアップ、お別れの時間だ。
最後の水やりをして、教室に戻った。
絶対何かでてくるよ。
球根を植えて数ヶ月、僕たちは中学校を卒業した。
卒業式を終え数週間、高校生になるまでの春休み、
毎日何をするわけでもなく、変わらず遊んでいると、
岡部くんが思い出したように言う。
「今日、球根見にいこう」
「ははん、そいつは名案だね」
自転車に乗り、久しぶりの学校に向かった。
ついこの間まで毎日通っていたのに妙になつかしく、
へんに大人びた空気を隠しつつ、なるべく普通に中庭のところまで歩いた。
そして次の瞬間、信じられない光景を目の当たりにする。
不思議な形をした物体にカレーや蒟蒻ゼリーをかけて、
見たこともない不思議な虹色の花を咲かせようとした僕たちの目に、
その光景はあまりにもシュールでそしてリアルで、
ついには嬉しくて、声をあげて震えた。
そして笑った。こみ上げてくる笑いだ。
「そうかそうか、そうだったんか」
しばらく笑ったあと、
僕たちはそれを根元から掘り起こし、
職員室に行き、担任の春名先生にあげた。
先生は少し驚いた様子でそれを見て、
「ありがとう」と言って笑った。
目が細いのでキツネみたいに笑う。
そして今度こそ僕たちは卒業して、
4月から立派な高校生になったんだ。
絶対何かでてくるよ。
球根を植えて数ヶ月、
咲いていたのはチューリップだった。
おわり
まるで球根のような不思議な形をした物体が落ちていた。
拾ってみると完全に球根だった。
何の球根かは分からなかったけれど、岡部くんも僕も、
分からないものには目がないので拾って帰って、
翌日、中学校の中庭の土に植えた。
そうそうこれは中学3年生の頃の話。
教室から見える中庭、2人でよく水や肥料をあげた。
何が出てくるのか、ひょっとしたらすごく珍しい植物で、
ものすごい何かが出てきそうな気がする。
虹色の花とかありうる。
それは一大事だ。しっかり育てよう。
岡山の田舎では中学校まで給食があるので、
給食の残りを埋めたり、牛乳をかけたり、
今思えばひどいけれど、カレーをかけたこともある。
でもひょっとしたら、と考えるとやめられなかったし、
途中からは、もはや強い信念を持ってやっていた。
絶対何かでてくるよ。
球根を植えて1ヶ月、まだ何も変化はない。
おんぼろ中学校で、
ちゃんと喧嘩やいじめもあって仲も良く、
それはとても素直で平和な日々だった。
喧嘩といえば、ゆうきとけんじ、
もりもとくんとけんじ、マッサとけんじ、春名先生とけんじ。
けんじはよく喧嘩をする双子の兄。
(弟のこうじは優しくて喧嘩とかしないけれど、
顔がまるで同じなので印象としては2人ともたまに喧嘩する)
ある昼休みのこと、
全校生徒が集まって給食を食べる広いスペースで、
パッリーン!と大きな音がしたあと消火器がプシュー!
けんじだ。けんじがまた喧嘩をしている。
あたりは消火器の粉で一瞬にして真っ白になって、
治まらないけんじがパリーンパリーンと牛乳瓶を投げて、
モテたがりの女子がキャーキャーと叫ぶので、
その場は少しパニックになってしまった。
騒然とした中、白い粉の中から岡部くんが目の前に登場した。
両手に蒟蒻ゼリーを持っていて、こっちを見たあとまた走り出す。
ピンときた。そう、給食はもう消火器の粉が入ってしまってダメになったけれど、
デザートの蒟蒻ゼリーは大丈夫。
僕たちは白い粉の中みんなの置き去りにしたゼリーをここぞとばかりに頂戴した。
そして持てるだけ持って外に出た。
それを中庭の球根の所に隠して、
岡部くんも僕も球根もお腹いっぱいになった。
ちょうどその頃かな、僕は受験勉強を始めた。
絶対何かでてくるよ。
球根を植えて数ヶ月、まだ何も変化はない。
受験勉強の間、球根のことは少し忘れて、
塾に通ったり、夢を考えたり、どんどんと硬くなった。
ある日、家に帰るとテレビにスズキアミが出ていて、
僕は一晩中アヒル口の練習をした。
その翌日、岡部くんは腕に墨を入れた。
-心と体が滅裂でリアルな4Dサウンド、
プラスティックな大人連中、恐怖の下り坂、
見えたのは白い骨!ビートゥギャザー!
摩擦摩擦摩擦摩擦摩擦!-
うんざりとした受験勉強、
僕たちはシャウトしてシャラップしてランランランと山に登る。
そしてそこから、そこから自分たちの街を見た。
ちょうど夕暮れの終わりかけた街の色があまりにも美しく、
夜になるまで立ったまま何も言わない。
1999年、世紀末。
とんでもない瞬間を、あまりにも小さく、
それでもがむしゃらにすごした。
絶対何かでてくるよ。
球根を植えて数ヶ月、まだ何も変化はない。
球根のことを思い出したのは、
卒業間際のことだ。
それぞれに進路を決め、男子は男子を極め、
女子の一部はもう大人になっている。
久しぶりに中庭のところにいくと、球根の土から芽が出ていた。
どちらが先に気がついたのかは覚えてないけれど、
僕たちは慌てて水をやって、カレーや牛乳の投入も再開した。
これはどんでもないものが出てきたぞと、
その日から卒業までほぼ毎日世話をした。
卒業式の後、春名先生が皆に向けてとてもいいことを言ったあと、
教室で写真を撮ったり、モテたがりの女子がしくしく泣いたりするあの時間に、
僕たちは中庭の球根のところに行った。
芽は少し大きくなったけれど虹色の花は咲いていないし、
ものすごい不思議な植物にもならなかった。
タイムアップ、お別れの時間だ。
最後の水やりをして、教室に戻った。
絶対何かでてくるよ。
球根を植えて数ヶ月、僕たちは中学校を卒業した。
卒業式を終え数週間、高校生になるまでの春休み、
毎日何をするわけでもなく、変わらず遊んでいると、
岡部くんが思い出したように言う。
「今日、球根見にいこう」
「ははん、そいつは名案だね」
自転車に乗り、久しぶりの学校に向かった。
ついこの間まで毎日通っていたのに妙になつかしく、
へんに大人びた空気を隠しつつ、なるべく普通に中庭のところまで歩いた。
そして次の瞬間、信じられない光景を目の当たりにする。
不思議な形をした物体にカレーや蒟蒻ゼリーをかけて、
見たこともない不思議な虹色の花を咲かせようとした僕たちの目に、
その光景はあまりにもシュールでそしてリアルで、
ついには嬉しくて、声をあげて震えた。
そして笑った。こみ上げてくる笑いだ。
「そうかそうか、そうだったんか」
しばらく笑ったあと、
僕たちはそれを根元から掘り起こし、
職員室に行き、担任の春名先生にあげた。
先生は少し驚いた様子でそれを見て、
「ありがとう」と言って笑った。
目が細いのでキツネみたいに笑う。
そして今度こそ僕たちは卒業して、
4月から立派な高校生になったんだ。
絶対何かでてくるよ。
球根を植えて数ヶ月、
咲いていたのはチューリップだった。
おわり
マナカナ。
友達のカンのブログにこんな事が書いてありました。
「5月11日水曜日
しいていえばね。
赤鬼と青鬼だったら青鬼
二本角と一本角だったら一本角
ケンタウロスとミノタウロスだったらミノタウロス
AとBだったらB
マナとカナだったらカナ」
です。
今日はこれについてコメントさせてもらおうと思います。
カンへ
5月12日木曜日
東京は今日も雨。
今日はここにコメントするわ。
いやほんまにな。
どっちでもええ。
カン、ほんまにどっちでもええわ!
赤鬼と青鬼、どっちでもええわ!
あ~でもカンってケンタウロスとミノタウロスどっち好きなんかな~。多分ケンタウロスかな~、いやでもああ見えて意外とミノタウロスかも。とかならん!
これまでもこの先も!とわに!
こんなにどっちでもええこと久々に聞いたわ!
ちなみに僕はマナとカナだったらマナです。
いや自分のこと書いてみてもまだどっちでもええわ!
自分というフィルターを通してみてもまだどっちでもええわ!
ちょっと今の気にいったから、もう一回言わせてな。
自分というフィルターを通してみてもまだどっちでもええわ!
カン、
ほんまいつまでもいつまでもどっちでもええわ。
おわり
PS・そんなところが好き
「5月11日水曜日
しいていえばね。
赤鬼と青鬼だったら青鬼
二本角と一本角だったら一本角
ケンタウロスとミノタウロスだったらミノタウロス
AとBだったらB
マナとカナだったらカナ」
です。
今日はこれについてコメントさせてもらおうと思います。
カンへ
5月12日木曜日
東京は今日も雨。
今日はここにコメントするわ。
いやほんまにな。
どっちでもええ。
カン、ほんまにどっちでもええわ!
赤鬼と青鬼、どっちでもええわ!
あ~でもカンってケンタウロスとミノタウロスどっち好きなんかな~。多分ケンタウロスかな~、いやでもああ見えて意外とミノタウロスかも。とかならん!
これまでもこの先も!とわに!
こんなにどっちでもええこと久々に聞いたわ!
ちなみに僕はマナとカナだったらマナです。
いや自分のこと書いてみてもまだどっちでもええわ!
自分というフィルターを通してみてもまだどっちでもええわ!
ちょっと今の気にいったから、もう一回言わせてな。
自分というフィルターを通してみてもまだどっちでもええわ!
カン、
ほんまいつまでもいつまでもどっちでもええわ。
おわり
PS・そんなところが好き
初めてじゃない。
出会った瞬間、この人は、
この人は初めてじゃないような気がする。
ということが最近よくあります。
今までに出会った誰かに似ているのか、
前世で兄弟だったのか、
それは分からないけれど、
そういう人とはすごく落ち着いて話せます。
今日会社で初めて会った人がまたそんな感じで、
ずっと前から知っていたかのようで、つい、
「(いつもの)公園にいこう」と言いそうになりました。
おわてて
「公園とか好きですか?今度お昼にそこの公園に行きませんか」と言い直しました。
するとその人は「いいですね、リフレッシュしたい」と言って、
手をぐっと後ろにそらしました。
その時の顔がオランウータンに似ているなと思ったんです。
この人は初めてじゃないような気がする。
ということが最近よくあります。
今までに出会った誰かに似ているのか、
前世で兄弟だったのか、
それは分からないけれど、
そういう人とはすごく落ち着いて話せます。
今日会社で初めて会った人がまたそんな感じで、
ずっと前から知っていたかのようで、つい、
「(いつもの)公園にいこう」と言いそうになりました。
おわてて
「公園とか好きですか?今度お昼にそこの公園に行きませんか」と言い直しました。
するとその人は「いいですね、リフレッシュしたい」と言って、
手をぐっと後ろにそらしました。
その時の顔がオランウータンに似ているなと思ったんです。
ハル〇〇。
休みなのでユーチューブを見たりして遊んでいます。
やっぱりハルカリが好きでした。
リアルな東京って感じでいいです。
http://www.youtube.com/watch?v=5-cKRQx-L-g&feature=related
やっぱりハルカリが好きでした。
リアルな東京って感じでいいです。
http://www.youtube.com/watch?v=5-cKRQx-L-g&feature=related
ごはんよー。
「ごはんができたから降りてきなさい」
なつかしい響きです。
僕と弟はファミコンをしていたりして、
なかなか降りませんでした。
http://www.youtube.com/watch?v=O8WW761_o0Y&feature=player_embedded
なつかしい響きです。
僕と弟はファミコンをしていたりして、
なかなか降りませんでした。
http://www.youtube.com/watch?v=O8WW761_o0Y&feature=player_embedded
ワンピース。
僕の勤めている会社は一応ファッションに属する会社なので、
通勤も私服ですし、さすがお洒落な人も多いです。
中には激ミニスカートとか、背中ばっくりのギャル、
さらには教祖のようなひげ長おじさんや、
50年代ロカビリールックのキメキメ青年など、
奇抜な方もよく見かけます。
そんな昨日のできごとです。
会社でエレベーターに乗ろうとしたら、既に3人乗っていて、
ひとりがデニムオンデニムオンデニムのスキンヘッドおじさん、
ひとりが金髪坊主で全身肌色の服を着ている女性でした。
「こわ!いかつ!アパレルっぽ!」
と思い若干緊張していたんですが、
もうひとりが優しい色のカーディガンを着たおじさんで、
灰色のスラックスをゆったりはいて安心感があったのでほっとしました。
小学校の中庭を掃除する係の先生みたいな雰囲気の人です。
途中の階で、先のいかつい2人が降りて、
エレベーター内は僕と優しいおじさん2人になり、ふうと深呼吸をしているうちに、
僕の降りる階になります。
するとその優しいおじさんが開くボタンを押してくれてどうぞと言ってくれました。
とても素敵な紳士だったのでお礼を言おうとパッと顔を見ると、
向こう側の目に鉄の眼帯をしていました。
ななめにかける海賊タイプのやつです。
「いやいかつ!鉄いかつ!めずらし!
鉄のななめタイプのやつめずらし!
あれかな、基本はすごくシンプルにまとめて
あえてワンポイトだけハズす的なあれかな!
いやハズれるか!
インパクトがすごくて根こそぎ持っていかれとるわ!」
と思いながらも、僕はペコリとおじぎをすると、
ニコっとすごく優しい笑顔でおじぎしてくれました。
「いやこわいこわい!もうこわい!
優しさと鉄のバランスこわい!」
と、僕は逃げるように出ていきました。
まさか自分の会社に海賊がいるとは思いませんでした。
おわり
通勤も私服ですし、さすがお洒落な人も多いです。
中には激ミニスカートとか、背中ばっくりのギャル、
さらには教祖のようなひげ長おじさんや、
50年代ロカビリールックのキメキメ青年など、
奇抜な方もよく見かけます。
そんな昨日のできごとです。
会社でエレベーターに乗ろうとしたら、既に3人乗っていて、
ひとりがデニムオンデニムオンデニムのスキンヘッドおじさん、
ひとりが金髪坊主で全身肌色の服を着ている女性でした。
「こわ!いかつ!アパレルっぽ!」
と思い若干緊張していたんですが、
もうひとりが優しい色のカーディガンを着たおじさんで、
灰色のスラックスをゆったりはいて安心感があったのでほっとしました。
小学校の中庭を掃除する係の先生みたいな雰囲気の人です。
途中の階で、先のいかつい2人が降りて、
エレベーター内は僕と優しいおじさん2人になり、ふうと深呼吸をしているうちに、
僕の降りる階になります。
するとその優しいおじさんが開くボタンを押してくれてどうぞと言ってくれました。
とても素敵な紳士だったのでお礼を言おうとパッと顔を見ると、
向こう側の目に鉄の眼帯をしていました。
ななめにかける海賊タイプのやつです。
「いやいかつ!鉄いかつ!めずらし!
鉄のななめタイプのやつめずらし!
あれかな、基本はすごくシンプルにまとめて
あえてワンポイトだけハズす的なあれかな!
いやハズれるか!
インパクトがすごくて根こそぎ持っていかれとるわ!」
と思いながらも、僕はペコリとおじぎをすると、
ニコっとすごく優しい笑顔でおじぎしてくれました。
「いやこわいこわい!もうこわい!
優しさと鉄のバランスこわい!」
と、僕は逃げるように出ていきました。
まさか自分の会社に海賊がいるとは思いませんでした。
おわり
そのはず。
あ、そうだそうだ、書いておかないと。
ここ一ヶ月ほどの旅人ホテル暮らしも終わり、
今日から東京で、また家で生活します。
東京で僕を待っている少年たち、
ただいまだよ。
しばらくの間、大きなカバンひとつで生活して、
家に置いてあるいらないものとかいるものとか、
今なら結構分かるような気がしています。
週末は身の回りを少しだけ軽くしようかと思っています。
行けなかった展示やショーや発表会がたくさんあり、
それがとても残念でしたが、
半年すればきっとまた会えるはずと唇を噛みしめました。
とくに、くうきのいろさんの
atelier nae 1stには行ってみたかったです。
そしてたまたま会場でさばさんとせいこねえやんと会ってこのあとちょっとお茶でもという流れになって、いつも見ているアマヤドリさんの日記と写真の事をすごくすごく素敵だと思っていると伝えて、そしたらじゃあちょっと呼んでみましょうかと言ってもらえて、ええまじすかいいんすか是非是非ーとなって、いい感じの珈琲屋でいかした大人達に囲まれて、そしたらそこを偶然自転車でつどいにいやんが通って「あ、にいやん!」と叫んだけど気付かずに通りすぎてしまって残念だったけれど、電話したらひき返してきてくれて合流して、じゅんちゃんも呼ぼうと一瞬思うけれど、でもここは僕が最年少ということを思う存分堪能したくなってじゅんちゃん呼ぶのやめて、同い年の岡部くんを呼んで2時間か3時間くらい為になる話をたくさん聞いてお会計しようとしたら店員の人が「もういただいてます」と言うのでなんでかと思ったら既にさばさんが全員の分を払ってくれていてこの男前!この魚の名人!あと文章上手!あとブログに比べてツイッターではたまにネガティブ!と叫んで、ごちそうさまでしたと深くお礼をして駅まで歩いて解散したあと岡部くんとふたりでちょっとブラっとしていやまじで僕らもがんばらんといけんよ言うてもそんな歳変わらんしなあ、え、ほんまちょっともっとがんばろうやと意気込む予定でした。
そのはずでした。
なので、行けなくてやっぱり残念でした。
でもきっとまたそんなふうな機会があるはずなので、楽しみにしています。
なにはともあれ、今日からまた東京です。
一ヶ月、いろんなことを考えましたが、
以前より大切なものを大切に思うように、
大切なものを大切にできるようになれたかなと思います。
あと、少し太りましたか。
ここ一ヶ月ほどの旅人ホテル暮らしも終わり、
今日から東京で、また家で生活します。
東京で僕を待っている少年たち、
ただいまだよ。
しばらくの間、大きなカバンひとつで生活して、
家に置いてあるいらないものとかいるものとか、
今なら結構分かるような気がしています。
週末は身の回りを少しだけ軽くしようかと思っています。
行けなかった展示やショーや発表会がたくさんあり、
それがとても残念でしたが、
半年すればきっとまた会えるはずと唇を噛みしめました。
とくに、くうきのいろさんの
atelier nae 1stには行ってみたかったです。
そしてたまたま会場でさばさんとせいこねえやんと会ってこのあとちょっとお茶でもという流れになって、いつも見ているアマヤドリさんの日記と写真の事をすごくすごく素敵だと思っていると伝えて、そしたらじゃあちょっと呼んでみましょうかと言ってもらえて、ええまじすかいいんすか是非是非ーとなって、いい感じの珈琲屋でいかした大人達に囲まれて、そしたらそこを偶然自転車でつどいにいやんが通って「あ、にいやん!」と叫んだけど気付かずに通りすぎてしまって残念だったけれど、電話したらひき返してきてくれて合流して、じゅんちゃんも呼ぼうと一瞬思うけれど、でもここは僕が最年少ということを思う存分堪能したくなってじゅんちゃん呼ぶのやめて、同い年の岡部くんを呼んで2時間か3時間くらい為になる話をたくさん聞いてお会計しようとしたら店員の人が「もういただいてます」と言うのでなんでかと思ったら既にさばさんが全員の分を払ってくれていてこの男前!この魚の名人!あと文章上手!あとブログに比べてツイッターではたまにネガティブ!と叫んで、ごちそうさまでしたと深くお礼をして駅まで歩いて解散したあと岡部くんとふたりでちょっとブラっとしていやまじで僕らもがんばらんといけんよ言うてもそんな歳変わらんしなあ、え、ほんまちょっともっとがんばろうやと意気込む予定でした。
そのはずでした。
なので、行けなくてやっぱり残念でした。
でもきっとまたそんなふうな機会があるはずなので、楽しみにしています。
なにはともあれ、今日からまた東京です。
一ヶ月、いろんなことを考えましたが、
以前より大切なものを大切に思うように、
大切なものを大切にできるようになれたかなと思います。
あと、少し太りましたか。
今日のはなし。
すっかり眠ってしまったが、丁度良く目覚めることができ、
私は腰を持ち上げ、次の駅で降りた。
黒い汽車はもくもくと煙をあげてシュポシュポーと上機嫌だが、
こりゃ更なる環境破壊だとそんなことはパンピーの私にも分かる。
薄い空と名残の木枝を見た感じ、四季で言えばおおよそ
今はもう春の先であろうと腕を捲くった。
じいさんの形見の腕時計は朝の八時のちょうどを指している。
但し私は時計を五分ばかり早めているもので、正確には八時前。
私は、そういった性格なのだ。
ズボンの左ポケットには駅に置いてあった時刻表と、メンソレータムのリップクリームが入っている。
右のポケットには、いや。
それについては今はまだ書かないでおこう。
この右のポケットの中身こそ、今回の旅の発端であるわけだ。
駅から少し行くと、大きな橋に繋がる。
下には川が流れていて、水が綺麗なのであろう、
魚が泳いでいるのが橋の上からでも見える。
川沿いの木影では河童が数匹、昼寝をしている。
数年前に大きな話題になったが、
何故か最近はめっきり見なくなった、日本河童じゃないか。
私は数年ぶりに見る日本河童に高揚し、橋の上から叫んだ。
「おーいおーい河童おーい」
寝ていた河童が目を覚ましこちらに手を振っている。
石の影からも何匹か出てきて、皆でこちらに手を振っている。
群れだ。これは相当な数の大所帯だ。
私はてっきり日本河童の群れとばかりと思っていたが、
米河童やスペイン河童も混ざっている事に気がついた。
ヒスパニック系の群れである。
米河童は腕が極端に太く、刺青をしているので簡単に見分けられる。
この群れの米河童は、腕にナイキの刺青がしてあるようだ。
ちなみに頭の皿が白く、人懐こくて腕が細いのが日本河童の特徴で、
それ以外がスペイン河童だ。
川原へ降り、たわむれたい気持ちをぐっと堪えてその橋をあとにした。
私には目的がある。
それをする為に今こうして自分の足を使い歩いているのだ。
そしてこの目的を達成でき さえすれば、私はきっと世界を変えられる。
そう思っているのは私だけである事は無論承知の上だが、
それでも私は私の足をこうしてまた前に出すのである。
都会人はそれを見て笑うだろう、
しかし私はあのカプセルには乗らないと決めてある。
戦前には当たり前にあった「歩く」という人間本来の動きを、
私は大切にしたいのだ。
その為の足であると、そう思うのだ。
もうすぐ小学生にでもなるのだろう。
半袖を着た子供が数人、けん玉をして遊んでいる。
さすが政府指定の文化保存地区というだけのことはある。
子供達は当たり前のように自らの足を使い、
声に出しては笑いあっているではないか。
私はますます嬉しくなって人差し指と中指を残し拳をにぎった。
誰も知らないであろうから説明しておくと
これはピースと呼ばれる拳の握り方で、嬉しい時にする行為である。
一昔前ならば殆どの人がこの指の動きのみで感情を表現できていたというから驚きだ。
私はこのことをを、じいさんのブログの中に見つけた。
街外れにある古びたインターネット倉庫でURLを見つけて以来、
私は毎日のように倉庫に通い、それを読んでいた。
そしてそこにある日常や文化に魅了されていく。
じいさんの生きた時代を私も生きてみたいと思った。
集落が近い。
私はこの集落の家具職人と再会し、尋ねたいことがあるのだ。
つづく
「じいさんの頃 第1話」
(※翌月更新)
私は腰を持ち上げ、次の駅で降りた。
黒い汽車はもくもくと煙をあげてシュポシュポーと上機嫌だが、
こりゃ更なる環境破壊だとそんなことはパンピーの私にも分かる。
薄い空と名残の木枝を見た感じ、四季で言えばおおよそ
今はもう春の先であろうと腕を捲くった。
じいさんの形見の腕時計は朝の八時のちょうどを指している。
但し私は時計を五分ばかり早めているもので、正確には八時前。
私は、そういった性格なのだ。
ズボンの左ポケットには駅に置いてあった時刻表と、メンソレータムのリップクリームが入っている。
右のポケットには、いや。
それについては今はまだ書かないでおこう。
この右のポケットの中身こそ、今回の旅の発端であるわけだ。
駅から少し行くと、大きな橋に繋がる。
下には川が流れていて、水が綺麗なのであろう、
魚が泳いでいるのが橋の上からでも見える。
川沿いの木影では河童が数匹、昼寝をしている。
数年前に大きな話題になったが、
何故か最近はめっきり見なくなった、日本河童じゃないか。
私は数年ぶりに見る日本河童に高揚し、橋の上から叫んだ。
「おーいおーい河童おーい」
寝ていた河童が目を覚ましこちらに手を振っている。
石の影からも何匹か出てきて、皆でこちらに手を振っている。
群れだ。これは相当な数の大所帯だ。
私はてっきり日本河童の群れとばかりと思っていたが、
米河童やスペイン河童も混ざっている事に気がついた。
ヒスパニック系の群れである。
米河童は腕が極端に太く、刺青をしているので簡単に見分けられる。
この群れの米河童は、腕にナイキの刺青がしてあるようだ。
ちなみに頭の皿が白く、人懐こくて腕が細いのが日本河童の特徴で、
それ以外がスペイン河童だ。
川原へ降り、たわむれたい気持ちをぐっと堪えてその橋をあとにした。
私には目的がある。
それをする為に今こうして自分の足を使い歩いているのだ。
そしてこの目的を達成でき さえすれば、私はきっと世界を変えられる。
そう思っているのは私だけである事は無論承知の上だが、
それでも私は私の足をこうしてまた前に出すのである。
都会人はそれを見て笑うだろう、
しかし私はあのカプセルには乗らないと決めてある。
戦前には当たり前にあった「歩く」という人間本来の動きを、
私は大切にしたいのだ。
その為の足であると、そう思うのだ。
もうすぐ小学生にでもなるのだろう。
半袖を着た子供が数人、けん玉をして遊んでいる。
さすが政府指定の文化保存地区というだけのことはある。
子供達は当たり前のように自らの足を使い、
声に出しては笑いあっているではないか。
私はますます嬉しくなって人差し指と中指を残し拳をにぎった。
誰も知らないであろうから説明しておくと
これはピースと呼ばれる拳の握り方で、嬉しい時にする行為である。
一昔前ならば殆どの人がこの指の動きのみで感情を表現できていたというから驚きだ。
私はこのことをを、じいさんのブログの中に見つけた。
街外れにある古びたインターネット倉庫でURLを見つけて以来、
私は毎日のように倉庫に通い、それを読んでいた。
そしてそこにある日常や文化に魅了されていく。
じいさんの生きた時代を私も生きてみたいと思った。
集落が近い。
私はこの集落の家具職人と再会し、尋ねたいことがあるのだ。
つづく
「じいさんの頃 第1話」
(※翌月更新)
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