はりがみをはるはなし。
おにのはなしをおもいついたのですが、
えほんにしたいです。
なのでえをかいてくれるひとがいたらおねがいします。
こわがられないおにが、どうくつのまえに、はりがみをはるはなしです。
あと、かっこいいおとこのはなしもかんがえていて、
たかいところにあって、みんながとれないかじつを、
かっこいいおとこがひょいともぎとるはなしです。
えほんにしたいはなしはほかにもたくさんかんがえています。
どなたかえをかいてくれませんか。
もちろん、ただでとはいいません。
それそうおうのおれいもしたいとかんがえています。
ぼくのきふるしたたんくとっぷもおまけでつけます。
れんらくさきはここ
muu12@msn.com
(そのたのれんらくもおまちしております)
えほんにしたいです。
なのでえをかいてくれるひとがいたらおねがいします。
こわがられないおにが、どうくつのまえに、はりがみをはるはなしです。
あと、かっこいいおとこのはなしもかんがえていて、
たかいところにあって、みんながとれないかじつを、
かっこいいおとこがひょいともぎとるはなしです。
えほんにしたいはなしはほかにもたくさんかんがえています。
どなたかえをかいてくれませんか。
もちろん、ただでとはいいません。
それそうおうのおれいもしたいとかんがえています。
ぼくのきふるしたたんくとっぷもおまけでつけます。
れんらくさきはここ
muu12@msn.com
(そのたのれんらくもおまちしております)
本当にあったこわい話。
僕の体験した、本当にあったこわい話です。
風邪をひいて高熱を出す、その前日に起きた話。
(こわいの苦手な人は読まないでください)
この間、とある社長と高級なお店でお茶をすることになりました。
もちろん紳士、僕に財布を出すフリすらさせてくれず、ごちそうになりました。
社長はもちろんブラックで、カップやお皿のふちに輝く金色が、珈琲の黒と白い髭ともよく似合います。
僕も無理してブラックを飲みながら、話を背筋で聞きます。
正直、ここまで典型的な社長は初めてでした。
語尾に「たまえ」とか使うタイプです。
それから僕のことはキミと呼びます。
僕はあまりに堅苦しい空気に緊張して、
「はいそうですね」とか「たしかに」しか言えなくなりました。
それでも社長は足を組みながら語り続けます。
「はいそうですね、たしかに」
その時です。
「ブっ!」
おならのような音がしました。
僕の足がテーブルの足に当たって音が鳴ってしまったんです。
しまった!と思った矢先で、
社長が「失敬」と言い、足を組み直しました。
そうです。まさかとは思ったんですが、
どうやら社長は自分がおならをしてしまったと勘違いしたんです。
(え!うそぉ!社長ちがいます!僕です!僕がデーブルにあたってそれでテーブルが!)
と喉まで出ましたが、それを言える雰囲気ではなかったんです。
僕はどうしていいか分からず、少し笑っている感じに口元を閉じました。
ちょっとだけ、ほんのちょっとだけうなずきました。
その時です。
「ブっ!」
またおならのような音がしたのです。
でも今度は絶対にテーブルではありません。
まさかとは思ったんですが、
案の定、社長がすぐに言いました。
「失敬」
多分この瞬間ですね、
僕は風邪をひきました。
下記、3つのことが考えられます。
■1回目の音はテーブルで2回目の音は社長説
だとすれば社長の少し可愛い勘違いの話
■1回目の音はテーブル&社長同時で2回目の音は社長説
だとすれば珈琲を中心に小さな奇跡が起きている話
■1回目の音は社長で2回目の音も社長
だとすれば人間味のあるお金持ちのおっさんの話
後半はその謎で頭がいっぱいで、もうほとんど話を覚えていません。
別れ際、社長が僕に言いました。
「奮闘したまえ」
僕は深くおじぎをした後、社長の背中を見送ります。
(最後ちらっとおしりも見送りました)
そしてその翌日から実に1週間半もの間、
僕は原因不明の高熱に侵されたのです。
おわり
風邪をひいて高熱を出す、その前日に起きた話。
(こわいの苦手な人は読まないでください)
この間、とある社長と高級なお店でお茶をすることになりました。
もちろん紳士、僕に財布を出すフリすらさせてくれず、ごちそうになりました。
社長はもちろんブラックで、カップやお皿のふちに輝く金色が、珈琲の黒と白い髭ともよく似合います。
僕も無理してブラックを飲みながら、話を背筋で聞きます。
正直、ここまで典型的な社長は初めてでした。
語尾に「たまえ」とか使うタイプです。
それから僕のことはキミと呼びます。
僕はあまりに堅苦しい空気に緊張して、
「はいそうですね」とか「たしかに」しか言えなくなりました。
それでも社長は足を組みながら語り続けます。
「はいそうですね、たしかに」
その時です。
「ブっ!」
おならのような音がしました。
僕の足がテーブルの足に当たって音が鳴ってしまったんです。
しまった!と思った矢先で、
社長が「失敬」と言い、足を組み直しました。
そうです。まさかとは思ったんですが、
どうやら社長は自分がおならをしてしまったと勘違いしたんです。
(え!うそぉ!社長ちがいます!僕です!僕がデーブルにあたってそれでテーブルが!)
と喉まで出ましたが、それを言える雰囲気ではなかったんです。
僕はどうしていいか分からず、少し笑っている感じに口元を閉じました。
ちょっとだけ、ほんのちょっとだけうなずきました。
その時です。
「ブっ!」
またおならのような音がしたのです。
でも今度は絶対にテーブルではありません。
まさかとは思ったんですが、
案の定、社長がすぐに言いました。
「失敬」
多分この瞬間ですね、
僕は風邪をひきました。
下記、3つのことが考えられます。
■1回目の音はテーブルで2回目の音は社長説
だとすれば社長の少し可愛い勘違いの話
■1回目の音はテーブル&社長同時で2回目の音は社長説
だとすれば珈琲を中心に小さな奇跡が起きている話
■1回目の音は社長で2回目の音も社長
だとすれば人間味のあるお金持ちのおっさんの話
後半はその謎で頭がいっぱいで、もうほとんど話を覚えていません。
別れ際、社長が僕に言いました。
「奮闘したまえ」
僕は深くおじぎをした後、社長の背中を見送ります。
(最後ちらっとおしりも見送りました)
そしてその翌日から実に1週間半もの間、
僕は原因不明の高熱に侵されたのです。
おわり
春の下で。
桜の木の下で皆でご飯を食べたり話をしたりしました。
僕が僕のまわりの人を呼んで、学校とか、職場とか、関係なしに呼んで。
主役は僕だと言わんばかりに。
なんでそんなことをしたかと言うと、ロバートジョンソンやブライアンジョーンズ、ジミヘンやジャニス、ジムモリソン。ロックの英雄はみんな、27歳でこの世を去ったからです。
根っからのロックンローラーである僕も、もう27歳。
だからです。
弾かず歌わずロックンローラーとしてこれまで活動してきましたが、今ここで去ってしまっては本当に何も残らないのではと思い、それはたいへんだと感じたところで、きゅうに皆に会いたくなったということです。
ようするに初ライヴをしたんです。
最初で最後になるかもしれないと、桜の下で僕のロックンロールを鳴らしたのです。
たくさんの人がきてくれました。
僕はその場でなるべく1人1人にロックンロールを伝え、
その場で伝えきれなかった人には後日メールで伝えました。
隣のステージではお洒落なカックスくんたちが、あか抜けた最高の演奏をしていて惚れ々としましたし、それに比べると僕のステージはやっぱりどこか田舎くささが漂いましたが、それでも今日だけは自分のロックンロールを続けようと思い、最後までがむしゃらに。。
そうしてふと上を見上げると、満開の桜の木から花びらが1枚、青空を飛んだあとに僕の足元に落ちてきて、それを拾って顔をあげた瞬間です、
昼下がりから夕方に変わりました。
そしてそのあとこれは夜になってから気がついたのですが、いつのまにかもう夜でした。
同時にライヴの終わり。
メンバーやスタッフと一緒に、片づけを済ませ、1杯だけ温珈琲を喫茶しました。
とても疲れていたので味もなんにも覚えていないけれど、
その珈琲、もしかしたら今まで飲んだ珈琲の中でいちばん美味しかったんじゃないかと、今は思っています。
味もなんにも覚えていないけれど。
たくさん人がきてくれて嬉しかったです。
手伝ってもらえて嬉しかったです。
いつだったかな、超男前のくれくんが真剣な目で
「これだけのめんつがあつまればよのなかうごかせる」
と言いました。
僕もそう思います。そういうのがロックンロールです。
翌日、たまたま入った古着屋で、薄手の革ジャンを買おうとして値札を見たら20万円だったので、鼻水でていないのに鼻すすってごまかしました。
そういうのがロックンロールです。
また会いましょう。
おわり
僕が僕のまわりの人を呼んで、学校とか、職場とか、関係なしに呼んで。
主役は僕だと言わんばかりに。
なんでそんなことをしたかと言うと、ロバートジョンソンやブライアンジョーンズ、ジミヘンやジャニス、ジムモリソン。ロックの英雄はみんな、27歳でこの世を去ったからです。
根っからのロックンローラーである僕も、もう27歳。
だからです。
弾かず歌わずロックンローラーとしてこれまで活動してきましたが、今ここで去ってしまっては本当に何も残らないのではと思い、それはたいへんだと感じたところで、きゅうに皆に会いたくなったということです。
ようするに初ライヴをしたんです。
最初で最後になるかもしれないと、桜の下で僕のロックンロールを鳴らしたのです。
たくさんの人がきてくれました。
僕はその場でなるべく1人1人にロックンロールを伝え、
その場で伝えきれなかった人には後日メールで伝えました。
隣のステージではお洒落なカックスくんたちが、あか抜けた最高の演奏をしていて惚れ々としましたし、それに比べると僕のステージはやっぱりどこか田舎くささが漂いましたが、それでも今日だけは自分のロックンロールを続けようと思い、最後までがむしゃらに。。
そうしてふと上を見上げると、満開の桜の木から花びらが1枚、青空を飛んだあとに僕の足元に落ちてきて、それを拾って顔をあげた瞬間です、
昼下がりから夕方に変わりました。
そしてそのあとこれは夜になってから気がついたのですが、いつのまにかもう夜でした。
同時にライヴの終わり。
メンバーやスタッフと一緒に、片づけを済ませ、1杯だけ温珈琲を喫茶しました。
とても疲れていたので味もなんにも覚えていないけれど、
その珈琲、もしかしたら今まで飲んだ珈琲の中でいちばん美味しかったんじゃないかと、今は思っています。
味もなんにも覚えていないけれど。
たくさん人がきてくれて嬉しかったです。
手伝ってもらえて嬉しかったです。
いつだったかな、超男前のくれくんが真剣な目で
「これだけのめんつがあつまればよのなかうごかせる」
と言いました。
僕もそう思います。そういうのがロックンロールです。
翌日、たまたま入った古着屋で、薄手の革ジャンを買おうとして値札を見たら20万円だったので、鼻水でていないのに鼻すすってごまかしました。
そういうのがロックンロールです。
また会いましょう。
おわり
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