会社にすごくすごく上品な方がいらして、
ほんとうに上品で、
それが大変可笑しいのでございます。
ですので今日はわたくしも少し上品な心持で書いております。
その方、例えばイスにお座りになる時にはハンカチを敷きますし、
ペットボトルのお水も両手でお飲みになられます。
また海外出張に1週間ほど行けば、
必ず2週間ほど体調を崩されます。
そのような上品な方が会社にいらっしゃいます。
その方が今日は飴を買ってきておられ、
それをまた手で開けるのではなく、
おハサミを使って開け召し上がっておられました。
するとその飴がどうやらお口に合わなかったらしく、
右手に飴玉を吐き出し、
すぐに左手でハンカチを使い飴玉をつかみ、
右手で机上のテッシュを取りそれに包み捨てておられました。
わたくし、この時強く強く思いました。
左手のハンカチの動きが全くの無駄でございますと。
左手のハンカチの動きが途方もなく永遠と、
もはや美しい程に無駄でございますと。
左手でティッシュを取り、
包めば済む話でございます。
そう言いますよりも、
直接ティッシュへ吐き出し包めば済む話ざます。
ですがわたくし、この方のこのような所が好きでございます。
この方の、上品さが溢れ出てこぼれ落ちる様を、
今後とも温かく見守っていきたいと思います。
本日の所はこれで失礼致します。
皆様も寒さ厳しきおりから、
お風邪など召しませぬようご自愛ください。
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