今年もありがとうございました。
今年も良い一年でございました。
よく笑えた一年でございました。
愛し愛され一年でございました。
ありがとうございました。
皆様、よいお年を。
総理大臣杯。
友達から不可思議なメールが届いた。
それには
・風邪薬ショック
・痴漢からの雨に唄えば
それから
・マイフェイバリット
・羽賀の六感
・耐熱ガラス
・エロ高橋、エロ橋
と、気になるフレーズが散りばめられていて、
最後の一行では
・やったね!おやすみ
と締めくくられている。
このメール、もし僕がギャルだったら、
「は?まじで は?」と、携帯を割りたい所だけれど、
僕はボサールなので、ちゃんと考えた。
アイフォンだし。
多分最近はとてもいろいろ大変で、悩んだりもして、
疲れているから、おいしいスープでも飲みに連れて行って欲しい。
これはあくまで憶測だけれど、きっとこういう意味だと思う。
今度スープごちそうするよ。
おはよう。
それには
・風邪薬ショック
・痴漢からの雨に唄えば
それから
・マイフェイバリット
・羽賀の六感
・耐熱ガラス
・エロ高橋、エロ橋
と、気になるフレーズが散りばめられていて、
最後の一行では
・やったね!おやすみ
と締めくくられている。
このメール、もし僕がギャルだったら、
「は?まじで は?」と、携帯を割りたい所だけれど、
僕はボサールなので、ちゃんと考えた。
アイフォンだし。
多分最近はとてもいろいろ大変で、悩んだりもして、
疲れているから、おいしいスープでも飲みに連れて行って欲しい。
これはあくまで憶測だけれど、きっとこういう意味だと思う。
今度スープごちそうするよ。
おはよう。
ぼんぼんぼんぼん。
ぼんぼんぼぼぼん。
ぼんぼんぼんぼんぼん。
ぱぱぱぱぱぱぱーぱぱー。
ぼんぼん、ぼん。
ぽぱぱーぽぱぱぱぱーぱー。
http://www.youtube.com/watch?v=SnieQ7hUcN8&feature=related
ぼんぼんぼんぼんぼん。
ぱぱぱぱぱぱぱーぱぱー。
ぼんぼん、ぼん。
ぽぱぱーぽぱぱぱぱーぱー。
http://www.youtube.com/watch?v=SnieQ7hUcN8&feature=related
靴下。
代官山でお茶したふたり
イギリスの友々達の展示を見に代官山へ行くという、
なんともお洒落な日曜日。
あんな田舎育ちの僕が代官山だなんて、
はあ~考えられないなあ。
とか思いつつも東急線に揺られて東京の空を見る。
待ち合わせたふたりは専門学校時代の芋(いも)なかま。
いもっていうのは、あまり都会っぽくなくて、
ちょっとあかぬけない感じのこと。
とくに自分も含めて、
専門学校時代の友達はそんな感じのなかまが多い。
数少ない同級生、毎日朝から夜遅くまで学校に行き、
土曜や日曜だって学校で作業、
色ペンやミシンや紙や布と向き合いながら、
好きになったり嫌いになったり、
泣いたり笑ったり踊ったり語り合ったり、
支えあったまさに戦友。
屋上には卓球台とパンチングマシーンがあって、
その横のちょっと広くなった場所でプロレスをしたり、とにかく忙しかった。
みんな息がくさかったから、
忙しすぎて胃をやられていたんだと思う。
ほこりだらけになった大きな布が教室に落ちていて、
拾おうとしたらそれは同級生の女の子だった時は驚いたし、
お風呂に入る時間がなくて香水をつけまくる友達はくさすぎた。
書いていたらきりがないほど、いろんなエピソードがある。
その中のふたりと、代官山で待ち合わせ。
その日見た東京の空は四角くてクール。
やっぱり時間はすぎたんだなと思う。
ここは東京で、みんな社会人。
それぞれに知らない同期がいて、
知らない上司がいて、知らない服を着て、
知らない駅に住んでいる。
代官山につくとふたりはもういて、
会うとぺこりとおじぎをした。
ちなみに、この日僕は遅刻していた。
いや窓から空見とる場合か!走れ!
と、言われそうだけどのんのん。
彼らは僕が遅刻することを分かっていた。
それは学生時代、遅刻魔の僕をずっと見ていたから。
だから遅刻する電話をしても落ち着いて了解されるし、
僕も安心して遅刻できる仕組みだ。
友々達の展示を見て、
代官山のカフェでテーをする。
僕は抹茶ミルクテーを飲み、
彼は珈琲、彼女はキャラメルなんとかテーを飲んだ。
冬、カフェの外の机に座り、ふぅふぅと熱いテータイム。
何度も言おう、ここは代官山。
とちゅう、彼らがごそごそと袋を取り出した。
そしてなにやらそれを僕にむける。
「誕生日、ちょっと早いけど、
最近疲れてるみたいだったからはい」
と僕へのプレゼントだった。
僕は「うええぇ」とぎこちなく喜んだ。
こういう時の僕のリアクションは本当に下手だ、
あげるのは好きだけれど、もらうのはちょう下手なんよな。
でもすごくうれしかった。長方形の袋と正方形の袋。
「あけてみてええかな?」
と、まず長方形の袋をあけた。
中身は靴下だった。
レトロな柄の派手派手靴下だ。
「うわあありがとう」と言うと、
「前はよくこんな柄の服着てただろう」と。
以前の自分を思い出せ、もっと勇気を出せという意味だ。
今度は正方形の袋をあけてみた。
中身は靴下だった。
レトロな柄の派手派手靴下だ。
「うわあありがとう」と言うと、
「前はよくこんな柄の服きてただろう」と。
以前の自分を思い出せ、もっと勇気を出せという意味だ。
僕の胸はありがたい気持ちでいっぱいになった。
でもどうしてふたつに分けたんだろう。
同じお店の同じ種類の靴下を、
どうして違うラッピングにしたのだろう。
ふたりで一緒に買いに行ってくれて、
コンセプトも同じなのに、なぜなんだろう。
少しばかなのかもなあ。
と妙な疑問はあったけれど、それよりとにかく嬉しかった。
思い出した。
へんな服をたくさん持っていたこと。
それで古着でボロボロのジャケットを、裏地を直して堂々としたり、
真緑色のパンタロンや、誰が買うかというようなベルボトムもたくさん持っていた。
サングラスをかけて歩くことも平気だったし、
スズキの薔薇という名前のスクーターに、髪をなびかせ登校したりもした。
僕は今、黒い服に真っ直ぐなデニムをはいている。
なんでかというといろいろ理由はあるけれど、
あれがそれで、あれだからで、大人の理由だ。
ふたりからのプレゼントは
「今のきみは、きみらしくいる?」
というシンプルなストレートパンチで、
僕の心臓付近を打った。まさに、
ハートブレイクショットとでも言いますか。
僕はその場に倒れこみ、大の字になって上を見る。
汗か涙かが目にしみる、視界が狭まっていくのが分かる。
とうとう真っ白になって、ふわっと気を失ったんだ。
次の瞬間、僕は畑に立っていた。
そして一人、いも掘りをする。
じゃがいも、さつまいも、さといも。
どんどん掘る。楽しいんだ。
それはもう夢中で掘るよ。
楽しそうにしている自分を、内側から見てる。
ふと
我に返ると、ふたりは飲み終わっていて、
僕はあわてて抹茶ミルクテーを飲み終えた。
そしてカフェを出て、代官山を出た。
そうだな、その頃にはたしかもう夕方で、
ちょっと寒くなってきていた。
僕はいもが好きだ。
じゃがいも、さつまいも、さといも。
土の中を掘るとゴロっと出てくる感じが好きだ。
靴下どうもありがとう。
イギリスの友々達の展示を見に代官山へ行くという、
なんともお洒落な日曜日。
あんな田舎育ちの僕が代官山だなんて、
はあ~考えられないなあ。
とか思いつつも東急線に揺られて東京の空を見る。
待ち合わせたふたりは専門学校時代の芋(いも)なかま。
いもっていうのは、あまり都会っぽくなくて、
ちょっとあかぬけない感じのこと。
とくに自分も含めて、
専門学校時代の友達はそんな感じのなかまが多い。
数少ない同級生、毎日朝から夜遅くまで学校に行き、
土曜や日曜だって学校で作業、
色ペンやミシンや紙や布と向き合いながら、
好きになったり嫌いになったり、
泣いたり笑ったり踊ったり語り合ったり、
支えあったまさに戦友。
屋上には卓球台とパンチングマシーンがあって、
その横のちょっと広くなった場所でプロレスをしたり、とにかく忙しかった。
みんな息がくさかったから、
忙しすぎて胃をやられていたんだと思う。
ほこりだらけになった大きな布が教室に落ちていて、
拾おうとしたらそれは同級生の女の子だった時は驚いたし、
お風呂に入る時間がなくて香水をつけまくる友達はくさすぎた。
書いていたらきりがないほど、いろんなエピソードがある。
その中のふたりと、代官山で待ち合わせ。
その日見た東京の空は四角くてクール。
やっぱり時間はすぎたんだなと思う。
ここは東京で、みんな社会人。
それぞれに知らない同期がいて、
知らない上司がいて、知らない服を着て、
知らない駅に住んでいる。
代官山につくとふたりはもういて、
会うとぺこりとおじぎをした。
ちなみに、この日僕は遅刻していた。
いや窓から空見とる場合か!走れ!
と、言われそうだけどのんのん。
彼らは僕が遅刻することを分かっていた。
それは学生時代、遅刻魔の僕をずっと見ていたから。
だから遅刻する電話をしても落ち着いて了解されるし、
僕も安心して遅刻できる仕組みだ。
友々達の展示を見て、
代官山のカフェでテーをする。
僕は抹茶ミルクテーを飲み、
彼は珈琲、彼女はキャラメルなんとかテーを飲んだ。
冬、カフェの外の机に座り、ふぅふぅと熱いテータイム。
何度も言おう、ここは代官山。
とちゅう、彼らがごそごそと袋を取り出した。
そしてなにやらそれを僕にむける。
「誕生日、ちょっと早いけど、
最近疲れてるみたいだったからはい」
と僕へのプレゼントだった。
僕は「うええぇ」とぎこちなく喜んだ。
こういう時の僕のリアクションは本当に下手だ、
あげるのは好きだけれど、もらうのはちょう下手なんよな。
でもすごくうれしかった。長方形の袋と正方形の袋。
「あけてみてええかな?」
と、まず長方形の袋をあけた。
中身は靴下だった。
レトロな柄の派手派手靴下だ。
「うわあありがとう」と言うと、
「前はよくこんな柄の服着てただろう」と。
以前の自分を思い出せ、もっと勇気を出せという意味だ。
今度は正方形の袋をあけてみた。
中身は靴下だった。
レトロな柄の派手派手靴下だ。
「うわあありがとう」と言うと、
「前はよくこんな柄の服きてただろう」と。
以前の自分を思い出せ、もっと勇気を出せという意味だ。
僕の胸はありがたい気持ちでいっぱいになった。
でもどうしてふたつに分けたんだろう。
同じお店の同じ種類の靴下を、
どうして違うラッピングにしたのだろう。
ふたりで一緒に買いに行ってくれて、
コンセプトも同じなのに、なぜなんだろう。
少しばかなのかもなあ。
と妙な疑問はあったけれど、それよりとにかく嬉しかった。
思い出した。
へんな服をたくさん持っていたこと。
それで古着でボロボロのジャケットを、裏地を直して堂々としたり、
真緑色のパンタロンや、誰が買うかというようなベルボトムもたくさん持っていた。
サングラスをかけて歩くことも平気だったし、
スズキの薔薇という名前のスクーターに、髪をなびかせ登校したりもした。
僕は今、黒い服に真っ直ぐなデニムをはいている。
なんでかというといろいろ理由はあるけれど、
あれがそれで、あれだからで、大人の理由だ。
ふたりからのプレゼントは
「今のきみは、きみらしくいる?」
というシンプルなストレートパンチで、
僕の心臓付近を打った。まさに、
ハートブレイクショットとでも言いますか。
僕はその場に倒れこみ、大の字になって上を見る。
汗か涙かが目にしみる、視界が狭まっていくのが分かる。
とうとう真っ白になって、ふわっと気を失ったんだ。
次の瞬間、僕は畑に立っていた。
そして一人、いも掘りをする。
じゃがいも、さつまいも、さといも。
どんどん掘る。楽しいんだ。
それはもう夢中で掘るよ。
楽しそうにしている自分を、内側から見てる。
ふと
我に返ると、ふたりは飲み終わっていて、
僕はあわてて抹茶ミルクテーを飲み終えた。
そしてカフェを出て、代官山を出た。
そうだな、その頃にはたしかもう夕方で、
ちょっと寒くなってきていた。
僕はいもが好きだ。
じゃがいも、さつまいも、さといも。
土の中を掘るとゴロっと出てくる感じが好きだ。
靴下どうもありがとう。
ドリームカムトゥルー。
電車で座ってメールをしていると、左肩にこつんと頭があたりました。
ちょっともう、と肩を動かそうと左を見ると、
すごく可愛い感じの女性が眠っていたので、
僕はすぐに寝たふりをしました。
目を閉じてうーん、らっきーらっきーと蕩けていると、
右肩にもこつんと頭があたりました。
また美女が肩に、と思いチラと右を見ると、
ごりごりのサラリーマンでした。
やっぱりな。
そんな気はしていたけれど、やっぱりな。
どうしようかと悩んだ末、右肩のみを動かそうと試みます。
ゴリリーマンだけ起こすのです。
右肩だけに集中し、グっと動かしました。
でも残念。起きたのは左の女性でした。
やっぱりな。
そんな気はしていたけれど、やっぱりな。
僕は全く起きないゴリリーマンを右肩に乗せ、
降車する駅までもやもやします。
寂しくなった左肩だけが僕のリアルでした。
おわり
ちょっともう、と肩を動かそうと左を見ると、
すごく可愛い感じの女性が眠っていたので、
僕はすぐに寝たふりをしました。
目を閉じてうーん、らっきーらっきーと蕩けていると、
右肩にもこつんと頭があたりました。
また美女が肩に、と思いチラと右を見ると、
ごりごりのサラリーマンでした。
やっぱりな。
そんな気はしていたけれど、やっぱりな。
どうしようかと悩んだ末、右肩のみを動かそうと試みます。
ゴリリーマンだけ起こすのです。
右肩だけに集中し、グっと動かしました。
でも残念。起きたのは左の女性でした。
やっぱりな。
そんな気はしていたけれど、やっぱりな。
僕は全く起きないゴリリーマンを右肩に乗せ、
降車する駅までもやもやします。
寂しくなった左肩だけが僕のリアルでした。
おわり
しとしとぴっちゃん。
仕事で失敗の連続でゲッソリ、
これでもかというくらいケチョンケチョンにされて、
世界が濁点だらげに見え始めだどごろ、
でもしょうがないし翌朝がんばって仕事、
今日だけは失敗できないぞと出発前、
部屋の天井から水が流れ落ちてきたので、
さすがに。
あ、なんだこれは夢だったのかと思いました。
でも肩の水を触ると冷たかったので、
まぎれもない現実でした。
するぅ?このタイミングで雨漏りするぅ?
と頭の中で目が回り、
おえーおえーと頭痛がしそうになって、
体調まで崩れたら困るから、
冗談なら顔だけにしてくれと、
目を閉じ耳閉じ口を閉じ、
残った鼻で笑ってみました。
大家さんを呼んで
見よこの雨漏りを。なんでじゃと。
ごめんなさいねと。
いいよと。
終わって会社に連絡するも、
時すでに遅しと。
あーもう!なう!
もうええもうええ。
土日はもうええ。
のんびりすごしました。
晴れたし昼の2時から5時くらいまで寝たり、
ユニクロに行ってパンツを買ったりしました。
のおんびりすごしました。
ぬゅぅおょーんびりすごしました。
つづく
そして土日は人に触れます。
優しさに甘えます。
アマエマクリスティーという紅茶、
ノミマクリマッシータというお酒を飲んで、
サムスギルというおつまみのようなものを食べ、
少しずつ元気になりました。
土日に会ってくれた人、電話をくれた人、
本当にありがとう。
とても救われました。
嬉しいできごとがいくつかあったので今度書きたいと思います。
では仕事に戻ります。
今のところまだ叱られていません。
今日はラッキーデーです。
つづく
「私も貝になりたい
そしてにぎり寿司にされたい」
おわり
これでもかというくらいケチョンケチョンにされて、
世界が濁点だらげに見え始めだどごろ、
でもしょうがないし翌朝がんばって仕事、
今日だけは失敗できないぞと出発前、
部屋の天井から水が流れ落ちてきたので、
さすがに。
あ、なんだこれは夢だったのかと思いました。
でも肩の水を触ると冷たかったので、
まぎれもない現実でした。
するぅ?このタイミングで雨漏りするぅ?
と頭の中で目が回り、
おえーおえーと頭痛がしそうになって、
体調まで崩れたら困るから、
冗談なら顔だけにしてくれと、
目を閉じ耳閉じ口を閉じ、
残った鼻で笑ってみました。
大家さんを呼んで
見よこの雨漏りを。なんでじゃと。
ごめんなさいねと。
いいよと。
終わって会社に連絡するも、
時すでに遅しと。
あーもう!なう!
もうええもうええ。
土日はもうええ。
のんびりすごしました。
晴れたし昼の2時から5時くらいまで寝たり、
ユニクロに行ってパンツを買ったりしました。
のおんびりすごしました。
ぬゅぅおょーんびりすごしました。
つづく
そして土日は人に触れます。
優しさに甘えます。
アマエマクリスティーという紅茶、
ノミマクリマッシータというお酒を飲んで、
サムスギルというおつまみのようなものを食べ、
少しずつ元気になりました。
土日に会ってくれた人、電話をくれた人、
本当にありがとう。
とても救われました。
嬉しいできごとがいくつかあったので今度書きたいと思います。
では仕事に戻ります。
今のところまだ叱られていません。
今日はラッキーデーです。
つづく
「私も貝になりたい
そしてにぎり寿司にされたい」
おわり
求めること。
求めない。
なんて本があるけれど、
それは時と場合。
ひとつの何かに対して、
時には強く求めたり、
近づく為にも目指したり、
そういう気持ちも忘れてはいけない。
http://www.youtube.com/watch?v=-rNlCzqxwYY&feature=related
なんて本があるけれど、
それは時と場合。
ひとつの何かに対して、
時には強く求めたり、
近づく為にも目指したり、
そういう気持ちも忘れてはいけない。
http://www.youtube.com/watch?v=-rNlCzqxwYY&feature=related
今日のリスペクト。
バイトをしながら映画監督。
数々の賞を受賞するも、
服が汚すぎることと、
笑顔がぶさいくなことから、
チャンスを逃してここ数年。
借りたお金は親の肩。
新宿というよりは池袋。
大釜というよりは山谷。
姉はエヴァンゲリオンやガンダムを公式翻訳する人。
(姉のスケールにリスペクト)
そんな彼のブログも紹介したいと思っているのですが、
全然ぴったりの言葉が見つかりません。
そもそも数年、更新も止まっています。
ここにリンクしたかったので、
「更新して」とメールすると、
「ちょくちょく更新しとる」と意外な返事が返ってきました。
更新しても2007年の9月頃の事を書いているそうです。
時差すご!
彼には見えない何かが見えているんではないかと思います。
決して天才ということではないですが、決して普通ではありません。
そこに彼の魅力があります。
あ、見つかりました。
彼にぴったりの言葉です。
「親不孝イズム」
http://ip.tosp.co.jp/i.asp?I=noborutakaya&P
リスの復讐
数々の賞を受賞するも、
服が汚すぎることと、
笑顔がぶさいくなことから、
チャンスを逃してここ数年。
借りたお金は親の肩。
新宿というよりは池袋。
大釜というよりは山谷。
姉はエヴァンゲリオンやガンダムを公式翻訳する人。
(姉のスケールにリスペクト)
そんな彼のブログも紹介したいと思っているのですが、
全然ぴったりの言葉が見つかりません。
そもそも数年、更新も止まっています。
ここにリンクしたかったので、
「更新して」とメールすると、
「ちょくちょく更新しとる」と意外な返事が返ってきました。
更新しても2007年の9月頃の事を書いているそうです。
時差すご!
彼には見えない何かが見えているんではないかと思います。
決して天才ということではないですが、決して普通ではありません。
そこに彼の魅力があります。
あ、見つかりました。
彼にぴったりの言葉です。
「親不孝イズム」
http://ip.tosp.co.jp/i.asp?I=noborutakaya&P
リスの復讐
今日のリスペクト。
かん。
幹と書いて、かん。
おねえちゃんは葉と書いて、よう。
いもうとは花、はな。
(ご両親のセンスにリスペクト)
曲線をピンと伸ばした直線筋肉。
ディフェンジブハーフなので、どちらかというと守備的。
どちらかというとつっこみで、むっつりすけべ。
妹尾というよりは野田。
そんな彼のブログも紹介したいと思っているのですが、
全然ぴったりの言葉が見つかりません。
決しておもしろくはないですし、
おもしろくなくもないですが、
おすすめというわけでもありませんし、
気にならないわけでもありません。
でも多分年末には、いないとだめな存在です。
ちがうな、いないとだめということではないな、
いなくてもいいんですが、いたほうがいい存在です。
そこに彼の魅力があります。
あ、見つかりました。
彼にぴったりの言葉です。
「ナンバーワンよりオンリーワンよりナンバーツー」
http://usiusiusi.7narabe.net/
テレビをつけたら牛がいた
幹と書いて、かん。
おねえちゃんは葉と書いて、よう。
いもうとは花、はな。
(ご両親のセンスにリスペクト)
曲線をピンと伸ばした直線筋肉。
ディフェンジブハーフなので、どちらかというと守備的。
どちらかというとつっこみで、むっつりすけべ。
妹尾というよりは野田。
そんな彼のブログも紹介したいと思っているのですが、
全然ぴったりの言葉が見つかりません。
決しておもしろくはないですし、
おもしろくなくもないですが、
おすすめというわけでもありませんし、
気にならないわけでもありません。
でも多分年末には、いないとだめな存在です。
ちがうな、いないとだめということではないな、
いなくてもいいんですが、いたほうがいい存在です。
そこに彼の魅力があります。
あ、見つかりました。
彼にぴったりの言葉です。
「ナンバーワンよりオンリーワンよりナンバーツー」
http://usiusiusi.7narabe.net/
テレビをつけたら牛がいた
ミス。
仕事がんばったんですが失敗しました。
それはそれはすごく叱られました。
朝シャンまでして行ったのにまさかと思いました。
ひょっとしたらこれは涙が出るんじゃないかとも思いましたがそれは出ませんでした。
涙と言えば僕、
数年前、祖母のお葬式での父の涙を見て以来、涙は封印しています。
僕は父に「泣くな」と言いました。
すると父は震わせながら返しました。
「親が死んだ時ぐれえ泣かせえ」
僕はそれを聞いてぐっときたので、自分もそうしようと決めました。
なのでそれ以外で男は泣いたらいけん。
男が泣いてええのは大切な人が死んだ時だけ。
あと三丁目の夕日を観たときだけ。
あとカラフルを観たときと、
ランドリーを観たときも、おっけー。
それはそれはすごく叱られました。
朝シャンまでして行ったのにまさかと思いました。
ひょっとしたらこれは涙が出るんじゃないかとも思いましたがそれは出ませんでした。
涙と言えば僕、
数年前、祖母のお葬式での父の涙を見て以来、涙は封印しています。
僕は父に「泣くな」と言いました。
すると父は震わせながら返しました。
「親が死んだ時ぐれえ泣かせえ」
僕はそれを聞いてぐっときたので、自分もそうしようと決めました。
なのでそれ以外で男は泣いたらいけん。
男が泣いてええのは大切な人が死んだ時だけ。
あと三丁目の夕日を観たときだけ。
あとカラフルを観たときと、
ランドリーを観たときも、おっけー。
まごめ。
ぼくは3年前から馬込という町に住んでいます。
まごめにはお店とかほとんどなくて、
食べ物屋と言えば、駅前の坂をあがった所にある、
ミマツという食堂だったのですが、
この間とうとうお店をたたんでしまいました。
そこのマーボーナスがすごくおいしかったので、
とても残念です。
出前も何度かお願いしたこともあったけれど、
そこでもやっぱりマーボーナス。
54年間も続いた最後の日に、ベテランのお客さんに混じって僕もいきました。
最後のマーボーナスを食べて、
すごく大きな声で「ごちそうさまでした」と言いました。
嬉しそうに「はい、ありがとう」
と言ってくれたおじちゃんとおばちゃんたちの顔は、
なんとも言えない、文字にできない笑顔でした。
人の表情や気持ちは、たまに文字にできないことがあります。
そういう時はその顔をよく覚えておきます。
そして坂を降りながら、もう1回思い出します。
まごめ 坂の上
おじちゃんおばちゃん
マーボーナス 54年
の笑顔。
文字にできるとすれば、こうです。
まごめにはお店とかほとんどなくて、
食べ物屋と言えば、駅前の坂をあがった所にある、
ミマツという食堂だったのですが、
この間とうとうお店をたたんでしまいました。
そこのマーボーナスがすごくおいしかったので、
とても残念です。
出前も何度かお願いしたこともあったけれど、
そこでもやっぱりマーボーナス。
54年間も続いた最後の日に、ベテランのお客さんに混じって僕もいきました。
最後のマーボーナスを食べて、
すごく大きな声で「ごちそうさまでした」と言いました。
嬉しそうに「はい、ありがとう」
と言ってくれたおじちゃんとおばちゃんたちの顔は、
なんとも言えない、文字にできない笑顔でした。
人の表情や気持ちは、たまに文字にできないことがあります。
そういう時はその顔をよく覚えておきます。
そして坂を降りながら、もう1回思い出します。
まごめ 坂の上
おじちゃんおばちゃん
マーボーナス 54年
の笑顔。
文字にできるとすれば、こうです。
また会う日まで。
僕は運がいいです。
おみくじもだいたい大吉がでます。
もしそれ以外が出たときは見なかったことにするので大丈夫。
なので奇跡のようなことや、
不思議なこともよく起こります。
昨日、新宿ルミネでリサーチをしている時のことです。
リサーチは僕の嫌いな仕事のひとつなのですが、
それもあってか途中でちょっとおなかがアレになって、トイレにいきました。
トイレには個室が2つあって、ひとつだけ空いていました。
そこに入って準備を整え、
僕はエイっ!と力をこめます。
そしたらちょっと失敗して
「んー…?」
と頼りなく何かを聞いてる感じのおならがでました。
最近悩んでいたせいもあり、少しかすれた小さな声でした。
しまったしまったと、正しく力を入れ直そうとした次の瞬間です。
「がんばれ!!!」
隣から強いメッセージ性のおならが聞こえてきました。
まさかとは思いましたが、
たしかにそう聞こえました。
メッセージは続きます。
「いけ!」
「がんばれ!」
「すすめ!」
僕はあまりに強いメッセージに圧倒されながらも、
この見ず知らずの応援になんとか返事をしようと力を込めます。
「がんばります!」
「僕がんばります!」
必死の思いが伝わったのか、応援はピタっとやみ、
僕はまた自分との戦いへ戻ります。
最近すぐ弱気になってしまうところがあったけれど、
こんな風に応戦してくれる人がいる。
がんばっている人はたくさんいる。
そう思えただけでさっきまでの自分とは比べ物にならないほど勇気がでました。
僕はもう一度きちんとお礼をします。
丁寧に力と気持ちを込め、
「ありがとうございました」
素直な気持ちを音で伝えました。
返事はこなかったけれど、きっと伝わったんじゃないかと思います。
個室を出て手を洗い、鏡ごしに隣の個室を見ます。
まだ中にいらっしゃるようだったので、
僕は手を拭きながらトイレをでまし、その瞬間!
「またな!」
個室の中からまた音がしました。
笑顔で手を振ってくれているような、あたたかい声の持ち主。
僕は感動して個室に向かって本当にちょっとおじぎをして、
今度こそトイレを出ました。
そのあと会社に戻り、別件で上司に強く叱られたけれど、
なにくそと思い、がんばることができました。
おわり
おみくじもだいたい大吉がでます。
もしそれ以外が出たときは見なかったことにするので大丈夫。
なので奇跡のようなことや、
不思議なこともよく起こります。
昨日、新宿ルミネでリサーチをしている時のことです。
リサーチは僕の嫌いな仕事のひとつなのですが、
それもあってか途中でちょっとおなかがアレになって、トイレにいきました。
トイレには個室が2つあって、ひとつだけ空いていました。
そこに入って準備を整え、
僕はエイっ!と力をこめます。
そしたらちょっと失敗して
「んー…?」
と頼りなく何かを聞いてる感じのおならがでました。
最近悩んでいたせいもあり、少しかすれた小さな声でした。
しまったしまったと、正しく力を入れ直そうとした次の瞬間です。
「がんばれ!!!」
隣から強いメッセージ性のおならが聞こえてきました。
まさかとは思いましたが、
たしかにそう聞こえました。
メッセージは続きます。
「いけ!」
「がんばれ!」
「すすめ!」
僕はあまりに強いメッセージに圧倒されながらも、
この見ず知らずの応援になんとか返事をしようと力を込めます。
「がんばります!」
「僕がんばります!」
必死の思いが伝わったのか、応援はピタっとやみ、
僕はまた自分との戦いへ戻ります。
最近すぐ弱気になってしまうところがあったけれど、
こんな風に応戦してくれる人がいる。
がんばっている人はたくさんいる。
そう思えただけでさっきまでの自分とは比べ物にならないほど勇気がでました。
僕はもう一度きちんとお礼をします。
丁寧に力と気持ちを込め、
「ありがとうございました」
素直な気持ちを音で伝えました。
返事はこなかったけれど、きっと伝わったんじゃないかと思います。
個室を出て手を洗い、鏡ごしに隣の個室を見ます。
まだ中にいらっしゃるようだったので、
僕は手を拭きながらトイレをでまし、その瞬間!
「またな!」
個室の中からまた音がしました。
笑顔で手を振ってくれているような、あたたかい声の持ち主。
僕は感動して個室に向かって本当にちょっとおじぎをして、
今度こそトイレを出ました。
そのあと会社に戻り、別件で上司に強く叱られたけれど、
なにくそと思い、がんばることができました。
おわり
よろず。
備前通信(長いです)
僕には中学時代のマイメンがいて、
いまだに年末になると集まっている。
4人の性格はバラバラで血液型もみんな違う。
おかべくんはやっぱりAB型、
かんはA型、しょうごはO型。
AB型の話はよくしているので、
今日はA型とO型のことも書こうと思う。
かんとしょうごはもともとサッカー部の後輩、
僕とおかべくんの1個下の中学部活仲間だ。
中学の時、サッカーが割りと上手だった僕は真ん中のオフェンジブハーフというポジション、
パスも出すし、シュートもするし、ディフェンスもする、あの中田もやっていた1番かっこいいポジションだ。
おかべくんは朝練習に来ずにスケボーばかりしていたのでちょっとださい右ディフェンス。
かんは顔は男前なのに少し背が低くてスパイク選びのセンスも無かったけれど、筋肉だけはあったのでディフェンジブハーフ、
僕の真後ろのポジションで全員をカバーする役目だ。ここもちょっと頼り甲斐のあるかっこいいポジション。
しょうごは特に男前でもなければ背も低く、細くて、息もくさかったのでベンチだったと思う。
こうして、中学の部活で4人は出会った。
最初はただ先輩と後輩だったので、かんはペコペコと敬語を使い、
僕もヤクルト一本くらいはおごったこともあったと思うけれど、
今となっては随分違和感がある。今は全然おめーとか呼ばれるし。
ちなみにしょうごは最初から敬語じゃなかった。
(いや敬語使え部活の先輩には!中学生になったら敬語使え!)
僕は中学時代ほぼ毎日おかべくんの家にあがりこんでいたけれど、
だんだんこの2人が混ざるようになってきて、大晦日の夜、初日の出ツアーに2人も誘った。
山に登って、初日の出を見るという、THE中学生企画だ。
それが多分すごく楽しくて、それで次の年も彼らを誘ったんだと思う。
一足先に高校生になり、2人は中3になった。
それでも大晦日の夜には電話し(当時は家の電話)
かんくんいますか?しょうごくんいますか?と、2人を呼び出した。
1年後には2人も高校生になり、大人の付き合いが始まった。
僕たちの住む町はとても田舎だったので高校にはみんな電車で通っていた。
なので電車で会うこともしばしばあった。
あ、高校は違う。
僕は極めて普通の無印高校で、おかべくんはださいサーフ系のへんな高校、
かんとしょうごは夢も希望もないあるのは真実の同性愛だけな高校へ進学(たけもとという苗字が多い)。
行きの駅までは一緒に行ったり、帰りの電車で会うこともよくあった。
東京みたいにサラリーマンはほとんどいなくて、
電車はお年寄りか学生ばかりで、窓も開けられる楽しい空間だった。
姫路から2時間くらいかけて通うヤンキーは怖かったけど、
つり革の上の荷台の網に寝転がっているのを見て笑ってしまったら友達になれた。
電車内ラブみたいなのもあって、女子校の子と目があったりもした。
僕は当時から、もてることばかり考えていた。
しょうごは映画の話ばかりしていた。
レンタルビデオ屋(当時DVDほとんどない)のお姉さんにほれていて、
毎日ビデオ屋に通い、心を上へ下へと青春していた。
かんは僕のことが好きだったので、僕の通る道をついてくる感じだった。
美大に行こうと絵を習いだした時もそうだった。
少し違ったのは僕は平面だったけれど、彼は立体だった点。
おかべくんのことはいつもよく分からないけれど、
ギャルソンのTシャツは首元の感じがすげーいいと言っていた。
これは東京や大阪ではよくある話かもしれないけれど岡山では違う。
この時、岡山でギャルソン着ている高校生は彼含めても2人くらいだったと思う。
岡山の高校生はラルフローレンの古着か、ストリート系のぶかぶかのTシャツを着るのが法律で定められていたから、
彼は完全に違反していた。
んー。
書いてみて気がついたけれど、今ってなんとなく予想できてたのか。
しょうごは映画監督(まだまだこれから)
かんは家具デザイン(まだまだこれから)
おかべくんはジャケット直す人(まだまだこれから)
をしている。
そして今僕はちょっともてる(まだまだこれから)
みんなまだまだこれからだけれど、思ったよりぶれていない。
よかった少し安心した。ほっ。
3人はここを読んでくれているはずなので直接聞きづらいことを聞きたい。
「約束覚えとる?いつか■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■返事とかいらんから覚えとってくれ。頼んだ」
ああしまった、これはださいな。
寒気、頭痛を伴う吐き気がするほどださい。
今まで書いた中でも群を抜く。
けどまあええかもともとださいし。うん。
※でもやっぱり恥ずかしくなったので■で消しました。
えっとえっと、
ちょっと散らかってしまったので、敬語にします。
つまり僕にはいまだに年末になると集まる中学生の友達がいます。
その自慢を少ししました。
人前で愛しあったわけです。
A型とO型のブログを今度貼ります。
どちらもおもしろくないですが、僕のマイメンです。
マイメンの意味はよく分かりません。
では。レペゼン吉永。
どんぐうりょうの生まれ故郷。
僕には中学時代のマイメンがいて、
いまだに年末になると集まっている。
4人の性格はバラバラで血液型もみんな違う。
おかべくんはやっぱりAB型、
かんはA型、しょうごはO型。
AB型の話はよくしているので、
今日はA型とO型のことも書こうと思う。
かんとしょうごはもともとサッカー部の後輩、
僕とおかべくんの1個下の中学部活仲間だ。
中学の時、サッカーが割りと上手だった僕は真ん中のオフェンジブハーフというポジション、
パスも出すし、シュートもするし、ディフェンスもする、あの中田もやっていた1番かっこいいポジションだ。
おかべくんは朝練習に来ずにスケボーばかりしていたのでちょっとださい右ディフェンス。
かんは顔は男前なのに少し背が低くてスパイク選びのセンスも無かったけれど、筋肉だけはあったのでディフェンジブハーフ、
僕の真後ろのポジションで全員をカバーする役目だ。ここもちょっと頼り甲斐のあるかっこいいポジション。
しょうごは特に男前でもなければ背も低く、細くて、息もくさかったのでベンチだったと思う。
こうして、中学の部活で4人は出会った。
最初はただ先輩と後輩だったので、かんはペコペコと敬語を使い、
僕もヤクルト一本くらいはおごったこともあったと思うけれど、
今となっては随分違和感がある。今は全然おめーとか呼ばれるし。
ちなみにしょうごは最初から敬語じゃなかった。
(いや敬語使え部活の先輩には!中学生になったら敬語使え!)
僕は中学時代ほぼ毎日おかべくんの家にあがりこんでいたけれど、
だんだんこの2人が混ざるようになってきて、大晦日の夜、初日の出ツアーに2人も誘った。
山に登って、初日の出を見るという、THE中学生企画だ。
それが多分すごく楽しくて、それで次の年も彼らを誘ったんだと思う。
一足先に高校生になり、2人は中3になった。
それでも大晦日の夜には電話し(当時は家の電話)
かんくんいますか?しょうごくんいますか?と、2人を呼び出した。
1年後には2人も高校生になり、大人の付き合いが始まった。
僕たちの住む町はとても田舎だったので高校にはみんな電車で通っていた。
なので電車で会うこともしばしばあった。
あ、高校は違う。
僕は極めて普通の無印高校で、おかべくんはださいサーフ系のへんな高校、
かんとしょうごは夢も希望もないあるのは真実の同性愛だけな高校へ進学(たけもとという苗字が多い)。
行きの駅までは一緒に行ったり、帰りの電車で会うこともよくあった。
東京みたいにサラリーマンはほとんどいなくて、
電車はお年寄りか学生ばかりで、窓も開けられる楽しい空間だった。
姫路から2時間くらいかけて通うヤンキーは怖かったけど、
つり革の上の荷台の網に寝転がっているのを見て笑ってしまったら友達になれた。
電車内ラブみたいなのもあって、女子校の子と目があったりもした。
僕は当時から、もてることばかり考えていた。
しょうごは映画の話ばかりしていた。
レンタルビデオ屋(当時DVDほとんどない)のお姉さんにほれていて、
毎日ビデオ屋に通い、心を上へ下へと青春していた。
かんは僕のことが好きだったので、僕の通る道をついてくる感じだった。
美大に行こうと絵を習いだした時もそうだった。
少し違ったのは僕は平面だったけれど、彼は立体だった点。
おかべくんのことはいつもよく分からないけれど、
ギャルソンのTシャツは首元の感じがすげーいいと言っていた。
これは東京や大阪ではよくある話かもしれないけれど岡山では違う。
この時、岡山でギャルソン着ている高校生は彼含めても2人くらいだったと思う。
岡山の高校生はラルフローレンの古着か、ストリート系のぶかぶかのTシャツを着るのが法律で定められていたから、
彼は完全に違反していた。
んー。
書いてみて気がついたけれど、今ってなんとなく予想できてたのか。
しょうごは映画監督(まだまだこれから)
かんは家具デザイン(まだまだこれから)
おかべくんはジャケット直す人(まだまだこれから)
をしている。
そして今僕はちょっともてる(まだまだこれから)
みんなまだまだこれからだけれど、思ったよりぶれていない。
よかった少し安心した。ほっ。
3人はここを読んでくれているはずなので直接聞きづらいことを聞きたい。
「約束覚えとる?いつか■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■返事とかいらんから覚えとってくれ。頼んだ」
ああしまった、これはださいな。
寒気、頭痛を伴う吐き気がするほどださい。
今まで書いた中でも群を抜く。
けどまあええかもともとださいし。うん。
※でもやっぱり恥ずかしくなったので■で消しました。
えっとえっと、
ちょっと散らかってしまったので、敬語にします。
つまり僕にはいまだに年末になると集まる中学生の友達がいます。
その自慢を少ししました。
人前で愛しあったわけです。
A型とO型のブログを今度貼ります。
どちらもおもしろくないですが、僕のマイメンです。
マイメンの意味はよく分かりません。
では。レペゼン吉永。
どんぐうりょうの生まれ故郷。
むしろ逆に。
会社に外国の人がやってくることがあり、身振り手振り笑顔でなんとか応接室に案内するんですが、そういう時英語で世間話でもできたら最高に楽しいだろうなと思います。
今日もまた外国からお客さんが来て、できない英語を一生懸命使って、にこにこジェスチャーで必死に部屋に連れていきました。
一旦戻ってお茶を持っていくと上司が笑いながら英語で、「ユアースルーホール、ペラペーラ」と喋っていたのでさすが上司、凄いなあと思ったけれど、よくよく聞いてみたら「ようするにほら」を英語っぽく言っているだけでした。
いやごまかせるか!
気になって相手の反応も聞いてみると「ダカラアレダヨネソノ~、ペラペーラ」
いやそっちも出来るんかい!
なんなん!
ちょっと日本語混ぜるそのルールなんなん!
あと日本語できるんだったらさっきの僕のジャスチャーがすごく恥ずかしくなってくるからもー!
あながあったらはいりたい、
I wished I could sink through the floor.
いやむしろ逆に、
a nugget low , he return
(あながあったらはいりたい)
今日もまた外国からお客さんが来て、できない英語を一生懸命使って、にこにこジェスチャーで必死に部屋に連れていきました。
一旦戻ってお茶を持っていくと上司が笑いながら英語で、「ユアースルーホール、ペラペーラ」と喋っていたのでさすが上司、凄いなあと思ったけれど、よくよく聞いてみたら「ようするにほら」を英語っぽく言っているだけでした。
いやごまかせるか!
気になって相手の反応も聞いてみると「ダカラアレダヨネソノ~、ペラペーラ」
いやそっちも出来るんかい!
なんなん!
ちょっと日本語混ぜるそのルールなんなん!
あと日本語できるんだったらさっきの僕のジャスチャーがすごく恥ずかしくなってくるからもー!
あながあったらはいりたい、
I wished I could sink through the floor.
いやむしろ逆に、
a nugget low , he return
(あながあったらはいりたい)
ロバート。
バナナマンも好きですが、ロバートも好きです。
http://www.youtube.com/watch?v=C0PPujoZgz0&feature=related
こっちもおすすめです。
http://www.youtube.com/watch?v=1x8Xz7mhhz4&feature=related
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こっちもおすすめです。
http://www.youtube.com/watch?v=1x8Xz7mhhz4&feature=related
今日のリスペクト。
やさしい人。
いろいろと言葉を探してみたけれど、これが一番似合う。
誰に対しても何に対しても、いつもあたたかくてやわらかい。
意味はないけれど、まみむめも。
よく食べよく笑いよく歩きよく寝て、
朝は元気におはようございます。
大きなリュックにたくさん詰めて、
おやつも買って出発しようか。
晴れるのがいいけど雨もいいよ、
雪なら走るよ。
顔にはほくろがいちにいさんしい。
かぞえきれない。
けどよく似合っているからね。
横から見るあははは笑顔に、
はい、チーズ。
ほくろとえくぼ展
http://mamasima.exblog.jp/
//歩き方がださいので、おしゃれな歩き方を研究しています//
いろいろと言葉を探してみたけれど、これが一番似合う。
誰に対しても何に対しても、いつもあたたかくてやわらかい。
意味はないけれど、まみむめも。
よく食べよく笑いよく歩きよく寝て、
朝は元気におはようございます。
大きなリュックにたくさん詰めて、
おやつも買って出発しようか。
晴れるのがいいけど雨もいいよ、
雪なら走るよ。
顔にはほくろがいちにいさんしい。
かぞえきれない。
けどよく似合っているからね。
横から見るあははは笑顔に、
はい、チーズ。
ほくろとえくぼ展
http://mamasima.exblog.jp/
//歩き方がださいので、おしゃれな歩き方を研究しています//
今日のリスペクト。
後輩。
イメージは薄い白と、淡い墨黒。
それはグレーじゃないかと言う人もいるかもしれないけれど多分そうじゃない気がする。
薄くて淡い白と黒。
混ざるではなくて、馴染む感じ。
すっと馴染んで、
そしてきっと、さらっと消える。
そういう勝手な、僕のイメージ。
最近知って嬉しかったのは、
彼女が僕と同じくらい田舎者だということ。
偏食家
http://mersh.jugem.jp/
//9月の香水と11月の石鹸、あったら買いたい。//
イメージは薄い白と、淡い墨黒。
それはグレーじゃないかと言う人もいるかもしれないけれど多分そうじゃない気がする。
薄くて淡い白と黒。
混ざるではなくて、馴染む感じ。
すっと馴染んで、
そしてきっと、さらっと消える。
そういう勝手な、僕のイメージ。
最近知って嬉しかったのは、
彼女が僕と同じくらい田舎者だということ。
偏食家
http://mersh.jugem.jp/
//9月の香水と11月の石鹸、あったら買いたい。//
必要な時はメールとかくれれば。
僕は携帯電話のメモリーは呼び名で登録する派です。
たまに本名で登録する派の人にフルネーム教えてと言われるけれど、うーむと思います。
結構仲良しなのにフルネームで登録されると、あーんちょっとだけ遠くなってしまったようなそんな気がします。
普段の呼び名がいいなあ僕は。
たまに本名で登録する派の人にフルネーム教えてと言われるけれど、うーむと思います。
結構仲良しなのにフルネームで登録されると、あーんちょっとだけ遠くなってしまったようなそんな気がします。
普段の呼び名がいいなあ僕は。
バッククラッシュ。
今年の秋は芸術にロハスをトッピングなうです。
[芸術]
日曜日は、せいこねえやんと多摩美術大学とデザインダイドに行ってきました。
僕は待ち合わせ場所に10分前に到着しましたが、
ねえやんは40分遅刻しました。
でも僕はいつも自分が遅刻する側なので待つのは本当に全然平気です。
ねえやんは僕を見つけた瞬間、
ごめんの手をしながら小走りで来てくれて、
「ごめん朝ちょっと撮影しててバタバタして財布もわすれってそんないいわけはいらねえって!」
と、自分で自分の話を突然ぶったぎりました。
ごめんの手を振り下ろします。
いきなりかっこよかったです。
多摩美術大学の芸術祭をちょっとぐるっとしてお昼を食べ、外に出ると、ファンキーな音楽が聞こえてきて、横目でチラっと見て、学生なのにうまいなあと思っていたら
「ハマケン!」
とねえやんが叫んだのでボーカルの顔をもう一度見てみるとハマケンになっていました。
これはすごくラッキーでした。
残り時間はほとんどハマケンを見ました。
それからぞむのテキスタイルパフォーマンスを見て、
通ってこなかったジャンルにおぉとなり、
すごかったねえと拍手します。
スカートをめくると中からテキスタイルがでてくるのがシュールで面白かったです。
何十人もの団体でひとつのものを作るのはとても大変だったと思いますが、
ここで大切なのは多分そこなんじゃないかなあ。
構造がどうとか色がどうとかは、ほんの一瞬だけれど、みんなでこれを作ったっていうのは一生です。
おつかれおつかれーとそこにいる人達全員にテレパシーを送りながら、多摩美術大学を出ました。
せいこねえやんがいたのでおならは我慢しました。
次に向かうはデザインタイド。
ともくんのやっているレターヘッドを見たり、
大阪のデザインユニットの人の話を聞いたり、すごいなあとため息。
最近はいいものを見るとため息っぽくなります。
おいしいものを食べたり、きれいな景色を見ても、
すぐ、はぁとかふぅとなってしまいます。
ねえやんとバイしたあと、本屋なうして、
大阪のかっぱくんオススメの本を立ち読みなうして、
すぐトイレ行きたくなってトイレなうして、
ウォシュレットなうして、帰宅なうしました。
翌日もちょっと芸術、
五反田ですこし時間ができたので、
いおりちゃんがお手伝いしているthe new marketに。
ここでもはぁふぅと言いながらぐるぐるしました。
空色の時計がすごく欲しいです。
いおりちゃんはとてもお洒落でクールでマッドな透明感なうって感じだけれど、
実は山口のド田舎出身だそうです。
あーだからか。なんなんとなく親近感を感じました。
田舎出身の人と話すと、ベースが似ている気がして嬉しくなります。
そうそう夜コンビニに行くだけで結構楽しかったりしてます。
いおりちゃんは海外に行くそうなので応援したいと思います。
世界へ羽ばたく田舎者、がんばれ!
今度リスペクトします。
他にもファッションショーを見たり、ギャラリーの展示を見たりと、
人間の作ったものをたくさん見て、今年はそういう芸術を堪能しました。
うーん。人間だものなう。みつを。
でもちょっといろいろ見すぎたかなとも思います。
なにもかもお洒落な部屋だけれど、窓がない感じです。
窓をあけてううさっむーっていう、あれがしたくなりました。
だって僕はほら、田舎者ですし。
寒いのは好きですし。
たたみの方が落ち着きますし。
はじめて買った服はジャスコですし。
親戚みんなぶさいくですし。
友達まだヤンキーしてますし。
財布ルイヴィトンのニセモノですし。
祖母はゴミをまだ燃やしてますし。
ハンガーとか座布団とか余裕で燃やしてますし。
コンビニのことローソンと呼びますし。
ブランド名とか覚えませんし。
やすもん、ええやつ、で済みますし。
終電10時ですし。
いや車でも12時くらいに帰りますし。
そうそう。
小学校の時、バス釣りが流行ったんですが、
これはたぶんバックラです。
バックラしました。
十数年ぶりのバックラです。
なので電車に揺られて、
つづく
[芸術]
日曜日は、せいこねえやんと多摩美術大学とデザインダイドに行ってきました。
僕は待ち合わせ場所に10分前に到着しましたが、
ねえやんは40分遅刻しました。
でも僕はいつも自分が遅刻する側なので待つのは本当に全然平気です。
ねえやんは僕を見つけた瞬間、
ごめんの手をしながら小走りで来てくれて、
「ごめん朝ちょっと撮影しててバタバタして財布もわすれってそんないいわけはいらねえって!」
と、自分で自分の話を突然ぶったぎりました。
ごめんの手を振り下ろします。
いきなりかっこよかったです。
多摩美術大学の芸術祭をちょっとぐるっとしてお昼を食べ、外に出ると、ファンキーな音楽が聞こえてきて、横目でチラっと見て、学生なのにうまいなあと思っていたら
「ハマケン!」
とねえやんが叫んだのでボーカルの顔をもう一度見てみるとハマケンになっていました。
これはすごくラッキーでした。
残り時間はほとんどハマケンを見ました。
それからぞむのテキスタイルパフォーマンスを見て、
通ってこなかったジャンルにおぉとなり、
すごかったねえと拍手します。
スカートをめくると中からテキスタイルがでてくるのがシュールで面白かったです。
何十人もの団体でひとつのものを作るのはとても大変だったと思いますが、
ここで大切なのは多分そこなんじゃないかなあ。
構造がどうとか色がどうとかは、ほんの一瞬だけれど、みんなでこれを作ったっていうのは一生です。
おつかれおつかれーとそこにいる人達全員にテレパシーを送りながら、多摩美術大学を出ました。
せいこねえやんがいたのでおならは我慢しました。
次に向かうはデザインタイド。
ともくんのやっているレターヘッドを見たり、
大阪のデザインユニットの人の話を聞いたり、すごいなあとため息。
最近はいいものを見るとため息っぽくなります。
おいしいものを食べたり、きれいな景色を見ても、
すぐ、はぁとかふぅとなってしまいます。
ねえやんとバイしたあと、本屋なうして、
大阪のかっぱくんオススメの本を立ち読みなうして、
すぐトイレ行きたくなってトイレなうして、
ウォシュレットなうして、帰宅なうしました。
翌日もちょっと芸術、
五反田ですこし時間ができたので、
いおりちゃんがお手伝いしているthe new marketに。
ここでもはぁふぅと言いながらぐるぐるしました。
空色の時計がすごく欲しいです。
いおりちゃんはとてもお洒落でクールでマッドな透明感なうって感じだけれど、
実は山口のド田舎出身だそうです。
あーだからか。なんなんとなく親近感を感じました。
田舎出身の人と話すと、ベースが似ている気がして嬉しくなります。
そうそう夜コンビニに行くだけで結構楽しかったりしてます。
いおりちゃんは海外に行くそうなので応援したいと思います。
世界へ羽ばたく田舎者、がんばれ!
今度リスペクトします。
他にもファッションショーを見たり、ギャラリーの展示を見たりと、
人間の作ったものをたくさん見て、今年はそういう芸術を堪能しました。
うーん。人間だものなう。みつを。
でもちょっといろいろ見すぎたかなとも思います。
なにもかもお洒落な部屋だけれど、窓がない感じです。
窓をあけてううさっむーっていう、あれがしたくなりました。
だって僕はほら、田舎者ですし。
寒いのは好きですし。
たたみの方が落ち着きますし。
はじめて買った服はジャスコですし。
親戚みんなぶさいくですし。
友達まだヤンキーしてますし。
財布ルイヴィトンのニセモノですし。
祖母はゴミをまだ燃やしてますし。
ハンガーとか座布団とか余裕で燃やしてますし。
コンビニのことローソンと呼びますし。
ブランド名とか覚えませんし。
やすもん、ええやつ、で済みますし。
終電10時ですし。
いや車でも12時くらいに帰りますし。
そうそう。
小学校の時、バス釣りが流行ったんですが、
これはたぶんバックラです。
バックラしました。
十数年ぶりのバックラです。
なので電車に揺られて、
つづく
ベーゴマ。
おかべくんと遊びました。
彼とは幼稚園からお友達ですが、
時間通り集まれたことは一度もありません。
僕が遅刻して、その連絡をうけ、
結局彼もさらに遅刻するのです。
今回もまたそうでした。
中学の頃とちがうのは、彼が結婚しているという点と、
片手にウイスキーを持っているという点だけです。
いやちょっとまって、ウイスキーうそつけ!
彼はお酒なんて決して強くないはずなのに、
自分はロックンローラーだからと、頬をもも色に染めて現れました。
でも前回はGAPの前に上半身裸で現れたので、それに比べれば全然ましです。
今日は何をするかねと、特に何も決めていなかったのですが、
彼は珍しくカメラを持ってきていたので写真を撮ろうという案がでます。
大きな、いいカメラです。
彼は足の写真を撮ると言い、歩いている人の足を撮りました。
それは盗撮だからダメだよ捕まるからダメだよと教えてあげると、
彼は言います。
「明日仕事を休みたいんだ、だから今日捕まって、明日仕事休む。
だって今日の僕はほら、ロックだろ?」とまたウイスキーを飲んだので、
僕はいやそんなの全然ロックじゃないただの酒好きの変態だよと教えてあげると、
彼はウイスキーをカバンにしまいました。
結局、ドーナツ屋に入り、話をします。
ミスタードーナツじゃないあのおいしいドーナツ屋です。
話題は、今までにした失敗経験の話。
彼の失敗はネットゲームにハマった事でした。
たしかに数年前10代後半でネットゲームにハマっていました。
それにお金をたくさん使ってしまったそうです。
武器を交換したり、レベルを上げる為にお金が必要だったそうです。
おそらく60万円くらいは使ったと、
睡眠時間3時間ほどで毎晩必死にパソコンと向き合い、
汗水をたらしていたと彼は目を細めます。
全然しぶくなかったです。
でもどんな失敗からでも学ぶ事はあります。
僕も受験に失敗した事や、悪い事をした時、
ああこれがだめだったなと気付いたりしました。
おかべくんに聞きます。
「その失敗で、何か学んだことはあった?」
彼は10秒くらいためて目を細めて言いました。
「最強」
ネットゲームの中ではかなり強かったらしく、
人の上に立つことの難しさや、
プレッシャーを学んだそうです。
彼はまた目を細めて、足を組みましたが、
全然しぶくなかったです。
ドーナツ屋を出て、電車に乗ってどこかの駅に行こうと決まります。
彼が僕に聞きます。
「好きな色は?」
緑と答えると、じゃあ緑の路線に乗ろう。と。
今度は僕が彼に聞きます。
「好きな数字は?」
3と答えたので、3番目の駅で降りよう。と。
わくわくした気持ちでちょっとした田舎の古い駅を想像します。
ぶらり旅のような、いい出会いを期待します。
ところが緑の3番目の駅は新横浜駅でした。
都会!少しがっかりしましたが、決まり事なので降りました。
でも新横浜にはラーメン博物館があります。
そこに行きます。そこは地下街でした。
階段を降りるとびっくり、昭和な街がありました。
あとで写真を載せるので見てください。
あ、正解。ここだ、ここに来たかったような気がする、
そこには剣玉や、ベーゴマ、紙芝居、射的、アイスキャンデーなど。
昭和な街が見事に切り取られています。
剣玉などで遊び、紙芝居を少し見て、街をぐるっとしました。
おかべくんは言います。
「あーなつかしいわあ」
いやなつかしいのは違うよ、これは僕らよりももっと昔の感じだよ、
僕らの子供の頃は剣玉じゃなくてもうスーファミだよと思いましたが、
彼はまた目を細めていたのでそれはもう言いませんでした。
昭和の街を出るとまた平成の街が平静を装っています。
(↑この行はあとで消すかもしれません)
雨も降っていたので屋根のある所にいこうと、また電車に乗ります。
桜木町に降りると、APECの何かで高校生がわんさかいました。
僕たちは女子高生の足だけを見ながら、しばらく歩きます。
ほんの少しちょっとだけ触らせてくれたらそれだけでいいのに、や、
夜景の綺麗なBARで、上品にバイオリンを奏でるように触りたい。など、
いろいろなことを想像しながら歩きました。
はっと我に返り、自分たちの顔を見ると驚くほど大人で、
鼻の下も伸びきっていたので、
こりゃあいけん、と思い ちゃんとしました。
カフェでまったりして、ゲームセンターでマリオカートをして、
結局、もう時間が結構遅くなったのでそろそろかなという事になり、
夜の海の近くの道を歩いて駅に向かいます。
このへんはとてもデートっぽかったのでよかったです。
今日は楽しかった、こんな風に遊んだのはひさしぶりだと、
よく歩いた足を褒めながら、雨の中を吸い込みます。
そごうの地下を通った時に、
そうだ、あやみさんに何かお土産を渡してよ。
と、僕は彼のお嫁さんに何か買うことにしました。
こういう時はちょっとお洒落な感じのものがいいと、一生懸命探します。
でもなかなかお洒落そうに見えるものがありません。
パッケージデザインってすごく大切だなと感じました。
僕だったらもっとこう、と偉そうに言ったりもしました。
結局、四角い箱で可愛い栗きんとんみたいなやつに決めました。
おかべくんに渡すと「今日ふたりでお茶するわ」とうれしそうに言います。
意外とその言葉がしっくりきました。
それは本当に意外な程です。
この種類の言葉はあまり似合わないと思っていたのですが、
とても自然でした。
別れ際、じゃあまた。と、片手をあげ彼は行きます。
どこに行くのかは知っています。
僕もなんとなくですが知っています。
おかべくんはそこに行きました。
僕はSIONを聞きながら都会の眠気と戦い、
ページをめくるかどうか、ずっと考えています。
さておきおかべくん。
あたらめて、結婚おめでとう。
中学の頃とちがうのは、彼が結婚しているという点と、
片手にウイスキーを持っているという点だけでした。
いやちょっとまって、ウイスキーうそつけ!
おわり
sneeuwの展示。
今日は仕事が少し早く終われたので、せいこねえやんの服の展示会を見に。
ギャラリーに入ると、いい感じの白い壁とハンガーラックに吊るされた服。
そしてお客さんに説明をするせいこねえやん。
やっぱり今日も髪型がかっこいい。
差し入れに饅頭を渡すとペコリとするねえやん。
一瞬せいこちゃんに見えたけどまばたきの後はやっぱりねえやんだった。
吊るされた服は言うまでもなく素敵だった。
なんというかこう、凛としているというのかなあ。
洗練っていうのかなあ。
よし色の感じで言ってみよう。
サイクリングの緑、春先の風の感じ。
あととても細くて強いグレーはツヤ消し、
反射する高速道路は昼間の写真、
それに青みがかった優しさと、
トレージングペーパーと鉛筆の音の感じに、
黒板消しをポフンと鳴らす、
黒は髪の毛で日本人らしく、赤というか朱色というかサーモンというか一瞬。
また4月には雪が降って、白。
夕暮れ空には積もったかな白。
よし書けた。
こんな感じに見えた。
今回は前よりも少し色が増えた気がする。
でもちゃんとひとつに見えたので、やっぱりねえやんはすごいと思った。
パターンも大胆な所とすごく細かくて計算されている所、すごいバランス。
これを全部一人でやっているなんて、はああ。
ねえやん、まじリスペクトっす。
あんまり書くとなんか生意気なのでこのへんで。
10月23日土曜日までなので、あと2日しかないけれど、
是非行ってみてください。
髪型がかっこよくて、スっとシンプルに笑っているのがせいこねえやんです。
http://sneeuw.jp/11ss/11ssdmbig.jpg
http://sneeuw.jp/
帰り道、一緒に見に行っていた後輩と炒飯を食べながら、
いいもん見たなあとペコリと頷いた。
ギャラリーに入ると、いい感じの白い壁とハンガーラックに吊るされた服。
そしてお客さんに説明をするせいこねえやん。
やっぱり今日も髪型がかっこいい。
差し入れに饅頭を渡すとペコリとするねえやん。
一瞬せいこちゃんに見えたけどまばたきの後はやっぱりねえやんだった。
吊るされた服は言うまでもなく素敵だった。
なんというかこう、凛としているというのかなあ。
洗練っていうのかなあ。
よし色の感じで言ってみよう。
サイクリングの緑、春先の風の感じ。
あととても細くて強いグレーはツヤ消し、
反射する高速道路は昼間の写真、
それに青みがかった優しさと、
トレージングペーパーと鉛筆の音の感じに、
黒板消しをポフンと鳴らす、
黒は髪の毛で日本人らしく、赤というか朱色というかサーモンというか一瞬。
また4月には雪が降って、白。
夕暮れ空には積もったかな白。
よし書けた。
こんな感じに見えた。
今回は前よりも少し色が増えた気がする。
でもちゃんとひとつに見えたので、やっぱりねえやんはすごいと思った。
パターンも大胆な所とすごく細かくて計算されている所、すごいバランス。
これを全部一人でやっているなんて、はああ。
ねえやん、まじリスペクトっす。
あんまり書くとなんか生意気なのでこのへんで。
10月23日土曜日までなので、あと2日しかないけれど、
是非行ってみてください。
髪型がかっこよくて、スっとシンプルに笑っているのがせいこねえやんです。
http://sneeuw.jp/11ss/11ssdmbig.jpg
http://sneeuw.jp/
帰り道、一緒に見に行っていた後輩と炒飯を食べながら、
いいもん見たなあとペコリと頷いた。
今日のねずみ。
僕には、ねずみの子分がいます。
ねずみと話をしていると、
自分はとても小さい人間だなと感じます。
そしてねずみの事を、大きなねずみだなと感じます。
◆ある日、月曜日に仕事が忙しかった時の話。
僕
「あーまた月曜日かあ、今日からまた仕事、
明日も仕事、明後日も仕事」
ねずみ
「しあさってもしごと、ごあさってもしごと、ろくあさっては休み」
◆ある日、居酒屋でおかめとひょっとこのお面を見た時。
僕
「この二人の関係って何かな、恋人とかかな、
何か物語とかあるんかなあ」
ねずみ
「のみともかな」
◆ある日、大阪HEPで大きなクジラを見た時。
僕
「海で本当にこんな大きいクジラ見たら、
絶対写メール撮るよなあ」
ねずみ
「いやもうパソコン買ってブログはじめる」
◆ある日、2日間まるまるレンタカー借りて1日しか使わなかった時の話。
僕
「えーこの車、お金も払ってしまったし、
もったいないからどっか行くしかないなあ」
ねずみ
「それか駐車場に停めて1日有休をとらせてあげるか」
ねずみと話をしていると、
自分はとても小さい人間だなと感じます。
そしてねずみの事を、大きなねずみだなと感じます。
◆ある日、月曜日に仕事が忙しかった時の話。
僕
「あーまた月曜日かあ、今日からまた仕事、
明日も仕事、明後日も仕事」
ねずみ
「しあさってもしごと、ごあさってもしごと、ろくあさっては休み」
◆ある日、居酒屋でおかめとひょっとこのお面を見た時。
僕
「この二人の関係って何かな、恋人とかかな、
何か物語とかあるんかなあ」
ねずみ
「のみともかな」
◆ある日、大阪HEPで大きなクジラを見た時。
僕
「海で本当にこんな大きいクジラ見たら、
絶対写メール撮るよなあ」
ねずみ
「いやもうパソコン買ってブログはじめる」
◆ある日、2日間まるまるレンタカー借りて1日しか使わなかった時の話。
僕
「えーこの車、お金も払ってしまったし、
もったいないからどっか行くしかないなあ」
ねずみ
「それか駐車場に停めて1日有休をとらせてあげるか」
パーキングエリア。
突然3連休 vol.6(最終回)
新見にさば寿司を買いに両親と。今度は父の運転する車だ。
パッソと違ってこっちはわりとふかふかで助手席の感じもいい。
高速道路に乗って、びゆんびゆん飛ばす。
父は運転は上手な方だとは思うけれど、よく飛ばす。
高速道路などではだいたいの車を右から追い越して進む。
でももうそろそろ歳も歳なのでなるべく左を通るようにして欲しい。
え、今書きながら気が付いたのだけれど、
寿司を買いに行くだけで高速道路を使っていたのかそういえば。
んんんー。やるなあ。
車の中ではまた弟の進路の話。
あいつはこうこうであーだからおめーはこうであーだからあいつはあーでこうこうだから。
ここで話をしても意味がないのに。
こうしている今も、弟が東京でバイトもせず鼻くそをほじっているかぎり、何も変わらない。
もしこの文を何かの機会で弟が読むことがあれば、
今すぐその指を鼻から抜き、明日の方角へと向けて欲しい。
その前に、一旦ティッシュ等で拭くことも忘れないで欲しい。
ほんま頼むで、弟。
簡単、おめーが楽しいことをすればええんよ。
楽しそうにすればそれでええ。
親もそう思っとる、うちの親はそういう親じゃよ。
(じゃよってなんなん、じいさんか)
あ、ついたついた、ここが新見。
父が飛ばしたので、あっというまに新見についた。
初めてきたけれど、いい所だと思った。
川と山とのバランスがいい。
目的の寿司屋さんに入って、目的のさば寿司を買った。
備中お祭り寿司といって、このスタイルがすごい。
写真撮ればよかったけれど、ないので今度検索してみて欲しい。
よし達成。とスムーズに目的を達成し、
ゆらーと新見の街を少し走り、また高速道路で帰った。
帰りの高速道路では僕はうとうととしてしまい、ぽとと助手席で寝た。
これが今回の突然3連休の中で、ふいに一番いい思い出かもしれない。
僕は普段、助手席で寝ないから。
東京や大阪の都会ではいつも自分は運転する役だし、
助手席に乗るということも滅多にない。
父が運転し、母が後ろに乗り、二人のありふれた会話を聞きながら助手席で寝る。
きっと高校以来かな。
とても久しぶりのことで、起きた後ちょっと恥ずかしくなったけれど、
たぶん僕はすやすやととても安らかな顔をしていたんじゃないかと思う自分で。
きもちわり!トイレいこトイレ。
吉備のパーキングエリアでトイレ休憩をしてからはもう寝なかった。
家についてさば寿司を食べ、
誰かのお葬式から帰ってきた祖父と祖母に塩をかけ、
ひけなくなったギターをボロンと鳴らし、
テレビ電話で鼠家族と中継し、
自分の幼い頃の可愛い写真にキスをして、
右鼻からは山の匂い、
左鼻からは線路の匂いを嗅ぎながら、
そうかこれが実家の匂いだと思い出し、
そうか明日はもう東京かと思い出した。
自分に確認する。3日前と何が違うのか。何も違わないさ。と僕は言う。じゃあなんで帰ったんだと聞いてみる。それに理由が必要かと答えよう。なるほどそうかと相槌をうつ。でもがんばれる気がする今は、と上を見たら、ああそれはたしかに。と共感して。帰るべき場所?骨を埋める?と硬くなると、いやそういうこと言ってんじゃないとハジかれて、何が言いたいの結局のところと突きつけられて、
えっとつまりそれはね、と間があいた。
つまり?
よく休んだヨって話。
助手席で寝たヨって話。
それだけの話。
それだけで満タンの僕の心なのです。
たくさんおならが出るのは、きっとそのせい。
僕は実家に手を振りながら、誰にも気づかれないようにそっとまた、おならをした。
おわり
新見にさば寿司を買いに両親と。今度は父の運転する車だ。
パッソと違ってこっちはわりとふかふかで助手席の感じもいい。
高速道路に乗って、びゆんびゆん飛ばす。
父は運転は上手な方だとは思うけれど、よく飛ばす。
高速道路などではだいたいの車を右から追い越して進む。
でももうそろそろ歳も歳なのでなるべく左を通るようにして欲しい。
え、今書きながら気が付いたのだけれど、
寿司を買いに行くだけで高速道路を使っていたのかそういえば。
んんんー。やるなあ。
車の中ではまた弟の進路の話。
あいつはこうこうであーだからおめーはこうであーだからあいつはあーでこうこうだから。
ここで話をしても意味がないのに。
こうしている今も、弟が東京でバイトもせず鼻くそをほじっているかぎり、何も変わらない。
もしこの文を何かの機会で弟が読むことがあれば、
今すぐその指を鼻から抜き、明日の方角へと向けて欲しい。
その前に、一旦ティッシュ等で拭くことも忘れないで欲しい。
ほんま頼むで、弟。
簡単、おめーが楽しいことをすればええんよ。
楽しそうにすればそれでええ。
親もそう思っとる、うちの親はそういう親じゃよ。
(じゃよってなんなん、じいさんか)
あ、ついたついた、ここが新見。
父が飛ばしたので、あっというまに新見についた。
初めてきたけれど、いい所だと思った。
川と山とのバランスがいい。
目的の寿司屋さんに入って、目的のさば寿司を買った。
備中お祭り寿司といって、このスタイルがすごい。
写真撮ればよかったけれど、ないので今度検索してみて欲しい。
よし達成。とスムーズに目的を達成し、
ゆらーと新見の街を少し走り、また高速道路で帰った。
帰りの高速道路では僕はうとうととしてしまい、ぽとと助手席で寝た。
これが今回の突然3連休の中で、ふいに一番いい思い出かもしれない。
僕は普段、助手席で寝ないから。
東京や大阪の都会ではいつも自分は運転する役だし、
助手席に乗るということも滅多にない。
父が運転し、母が後ろに乗り、二人のありふれた会話を聞きながら助手席で寝る。
きっと高校以来かな。
とても久しぶりのことで、起きた後ちょっと恥ずかしくなったけれど、
たぶん僕はすやすやととても安らかな顔をしていたんじゃないかと思う自分で。
きもちわり!トイレいこトイレ。
吉備のパーキングエリアでトイレ休憩をしてからはもう寝なかった。
家についてさば寿司を食べ、
誰かのお葬式から帰ってきた祖父と祖母に塩をかけ、
ひけなくなったギターをボロンと鳴らし、
テレビ電話で鼠家族と中継し、
自分の幼い頃の可愛い写真にキスをして、
右鼻からは山の匂い、
左鼻からは線路の匂いを嗅ぎながら、
そうかこれが実家の匂いだと思い出し、
そうか明日はもう東京かと思い出した。
自分に確認する。3日前と何が違うのか。何も違わないさ。と僕は言う。じゃあなんで帰ったんだと聞いてみる。それに理由が必要かと答えよう。なるほどそうかと相槌をうつ。でもがんばれる気がする今は、と上を見たら、ああそれはたしかに。と共感して。帰るべき場所?骨を埋める?と硬くなると、いやそういうこと言ってんじゃないとハジかれて、何が言いたいの結局のところと突きつけられて、
えっとつまりそれはね、と間があいた。
つまり?
よく休んだヨって話。
助手席で寝たヨって話。
それだけの話。
それだけで満タンの僕の心なのです。
たくさんおならが出るのは、きっとそのせい。
僕は実家に手を振りながら、誰にも気づかれないようにそっとまた、おならをした。
おわり
オムライス。
突然3連休 vol.5
夕焼けから夜にかけて。
なるべく目の前に見える全部を見ながら、家を目指してアクセルを踏んだ。
この時間、ふと思い出す子供の頃の話、たしか幼稚園の頃かな。
家の近所で一人で遊んでいる時のことだ。
僕はつまずいて思い切りこけた。
ひざをすりむいて痛かったし、
泣き虫で少し太っていた僕は、ひとまず泣いた。
仰向けになってわんわんにゃにゃんと。
その時かな。
僕はたぶん初めて物心付きで空を見たんじゃないかと思う。
夕焼け空に雲が浮いていた。
風も吹いていて、雲がよく動いていた。
そして僕はその雲を見て、間違える。
(おとうさんがゆうとったな、ちきゅうはまわっとるんじゃ)
そう、動いているのは自分側、
地球(地面)の方だと思った。そう見えた。
雲が動くなんて知らなかったからそう見えた。
ははん風の力でちきゅうは回っているんだなと。
小学生になって、雲が動いていること、地球はもういっこ外側でいつも同じ速度でゆっくり回って見えること、
を知るまで結構な間 間違えていた。
今日は風が強いから地球も早く回っちゃうなあなんて、
少年ボサールは思うのであります。
そんな思い出話を織り交ぜつつ、パッソはもう結構家の近くまで帰ってきた。
途中でまたスーパーに寄って母と祖母が晩御飯の食材を。
僕も一旦降りて、スーパーに入った。
祖母はカゴのコロコロをすごい勢いで押すので、
子供やお年寄りを何度も轢きそうになっていた。
後ろを歩く僕は何度も見てみぬふりをした。
目を丸くしていた子供へ、ごめんな。
会計を終え、スーパーを出てふと空を見ると、チラと星が見えた。
夕焼けから夜にかけて。
その帯は、空を見ることが多い。
もしかしたらまた何か発見できるかもしれないから。
あれおかしいな。
こんなこと書こうとしていたわけじゃないんだった。
そうだ次回最終回にしたいので、早送りしよう。
このあと家についてご飯を食べて、
ご飯おいしくてお風呂に入って、父と少し喋って、
歯汚男りゅうくんに「今からラーメンでもいかん?」とメールして、
「ごめん、今友達とオムライス食べに来た!」と返ってきて、
「女子か!」と返してその日は寝た。
次の日は父と母と三人で新見のおいしいさば寿司を買いに。
最終回はその話から始めよう。
つづく
夕焼けから夜にかけて。
なるべく目の前に見える全部を見ながら、家を目指してアクセルを踏んだ。
この時間、ふと思い出す子供の頃の話、たしか幼稚園の頃かな。
家の近所で一人で遊んでいる時のことだ。
僕はつまずいて思い切りこけた。
ひざをすりむいて痛かったし、
泣き虫で少し太っていた僕は、ひとまず泣いた。
仰向けになってわんわんにゃにゃんと。
その時かな。
僕はたぶん初めて物心付きで空を見たんじゃないかと思う。
夕焼け空に雲が浮いていた。
風も吹いていて、雲がよく動いていた。
そして僕はその雲を見て、間違える。
(おとうさんがゆうとったな、ちきゅうはまわっとるんじゃ)
そう、動いているのは自分側、
地球(地面)の方だと思った。そう見えた。
雲が動くなんて知らなかったからそう見えた。
ははん風の力でちきゅうは回っているんだなと。
小学生になって、雲が動いていること、地球はもういっこ外側でいつも同じ速度でゆっくり回って見えること、
を知るまで結構な間 間違えていた。
今日は風が強いから地球も早く回っちゃうなあなんて、
少年ボサールは思うのであります。
そんな思い出話を織り交ぜつつ、パッソはもう結構家の近くまで帰ってきた。
途中でまたスーパーに寄って母と祖母が晩御飯の食材を。
僕も一旦降りて、スーパーに入った。
祖母はカゴのコロコロをすごい勢いで押すので、
子供やお年寄りを何度も轢きそうになっていた。
後ろを歩く僕は何度も見てみぬふりをした。
目を丸くしていた子供へ、ごめんな。
会計を終え、スーパーを出てふと空を見ると、チラと星が見えた。
夕焼けから夜にかけて。
その帯は、空を見ることが多い。
もしかしたらまた何か発見できるかもしれないから。
あれおかしいな。
こんなこと書こうとしていたわけじゃないんだった。
そうだ次回最終回にしたいので、早送りしよう。
このあと家についてご飯を食べて、
ご飯おいしくてお風呂に入って、父と少し喋って、
歯汚男りゅうくんに「今からラーメンでもいかん?」とメールして、
「ごめん、今友達とオムライス食べに来た!」と返ってきて、
「女子か!」と返してその日は寝た。
次の日は父と母と三人で新見のおいしいさば寿司を買いに。
最終回はその話から始めよう。
つづく
ヘルメット。
突然3連休 vol.4
ごめんなさい。
おならなど汚い言葉を使いすぎました。
バランスを考え、きれいな言葉を置いておきます。
虹、恋、空、夢、緑、素直、透明、雪、
未来(と書いてキボウ)流星(と書いてナミダ)
よしこれで大丈夫です。どうぞ。
--------
30分の海の旅も終わり、島についた。
平日だからかな、
祭といった感じは全くなく、のどかな、本当にのどかな島だった。
ところどころに、芸術品が置いてあるけれど、
それはそれで素敵だとは思うけれど、
こののどかな島だけでも充分な気もする。
東京ではあまり見かけない草や虫。
見当たらない信号。鍵のかかっていない自転車。と、大きなヘルメット。
決してお洒落とは呼べない服を着せられた子供。
石で作られたガタガタの階段に、神社。
お茶どうぞといった貼り紙や休憩の為の椅子。
たばこ屋のおじさんのキビっとしたフレンドリー感。
なるほど僕は3分後にはこの島を好きになっていた。
それに風がおいしい。
本当においしい。おかわり!
僕はこの日たくさんの風を食べた。
空も食べた。海も食べた。おかわり!
山も食べたし、畑も食べた。
いい島だった。おかわり!
いい島だった。
写真を撮ったので、この連休シリーズの最後に載せようと思う。
心のシャッターで撮ったから僕の気持ちが写っているはずだから。
穏やかな時間を島ですごして、僕たちはまたフェリーを目指した。
ついさっきまで青だと思っていたのに、あたりはもう夕焼け色に変わってきている。
山や海は尚の事、
パッソに乗った僕たちもまた、夕焼け色に染められた。
きれいすぎる景色に僕はなるべくニヒルに笑い、
なるべくニヒルにそっとおならをした。
今日は風をたくさん食べたから。
つづく
ごめんなさい。
おならなど汚い言葉を使いすぎました。
バランスを考え、きれいな言葉を置いておきます。
虹、恋、空、夢、緑、素直、透明、雪、
未来(と書いてキボウ)流星(と書いてナミダ)
よしこれで大丈夫です。どうぞ。
--------
30分の海の旅も終わり、島についた。
平日だからかな、
祭といった感じは全くなく、のどかな、本当にのどかな島だった。
ところどころに、芸術品が置いてあるけれど、
それはそれで素敵だとは思うけれど、
こののどかな島だけでも充分な気もする。
東京ではあまり見かけない草や虫。
見当たらない信号。鍵のかかっていない自転車。と、大きなヘルメット。
決してお洒落とは呼べない服を着せられた子供。
石で作られたガタガタの階段に、神社。
お茶どうぞといった貼り紙や休憩の為の椅子。
たばこ屋のおじさんのキビっとしたフレンドリー感。
なるほど僕は3分後にはこの島を好きになっていた。
それに風がおいしい。
本当においしい。おかわり!
僕はこの日たくさんの風を食べた。
空も食べた。海も食べた。おかわり!
山も食べたし、畑も食べた。
いい島だった。おかわり!
いい島だった。
写真を撮ったので、この連休シリーズの最後に載せようと思う。
心のシャッターで撮ったから僕の気持ちが写っているはずだから。
穏やかな時間を島ですごして、僕たちはまたフェリーを目指した。
ついさっきまで青だと思っていたのに、あたりはもう夕焼け色に変わってきている。
山や海は尚の事、
パッソに乗った僕たちもまた、夕焼け色に染められた。
きれいすぎる景色に僕はなるべくニヒルに笑い、
なるべくニヒルにそっとおならをした。
今日は風をたくさん食べたから。
つづく
フェリー。
突然3連休 vol.3
車の中で四人でいろいろな話をしながらバイパスに乗って秋の青空。
途中で少しおなかが空いたということで、
BIGという名前の大きなスーパーで巻き寿司などを買って食べた。
またしばらく進むと、あまり知らない道に入る。
いよいよナビの出番だ。と思ってナビをいじっていると、
「貯水湖があるじゃろお!左に!ほんで右に肉屋があるわ!」
祖母が大きな声で言った。
余談で前にも言ったけれど、岡山では桃太郎の話が有名で、
祖母の顔は桃太郎の話にでてくる鬼に似ている。
「貯水湖があるじゃろお!左に!」
「もうちょっとしたら大きい橋があるわ!」
「トンネル!トンネルがあるじゃろお!」
とにかく声が大きいからだんだん怒られているような気になる、
し、その前になんでそんなに詳しいのかが不思議だし。
結局。そんなこんなでナビの力は一切使わず、
鬼の力によって宇野港に到着した。
フェリー乗り場につくと車が3台ほど停まっていた。
よかった平日なので人も車も少ない。
少し待って、車のまま船に。島につくまでには約30分ほど。
その間、船のデッキの所でしばし海の旅をする。
祖父はカメラをパシャパシャ撮って楽しそうにしている。
あ、でもパシャパシャってタイプの人柄ではないな。
ばぁしゃんがぁっしゃんといった感じだ。
祖父の事はまた今度詳しく書きたいけれど、
祖父は武術家で現役。
枕元には刀が置いてあるし、道場では黒帯の次の紅白色の帯を締めている。
腕相撲とかまだ負けると思うし、
口癖は「いつどこから敵が攻めてきても」だ。
でも髪型は木村カエラっぽい事に最近気がついて、ちょっと可愛いと思った。
祖母はといえば太陽を眩しそうにするものだからますます鬼に似てしまっていて、もうまるで鬼ヶ島に帰っているみたいだ。
母はといえば息子との久しぶりのお出かけが嬉しいのか、やたら僕のことを撮ろうとする。
音はうーん、パチリパチリかな。
それにしても僕の家族はよくカメラを撮る。
そのおかげで小さい頃からの写真がたくさんあるし、初めて歩いた瞬間のビデオだってある。
二十代半ばの自分としてもこれはすごく有難いことだし、写真にして残すことはますます大切だなと思う。
ああそうか、この人たちは作品を撮っているわけじゃなくて思い出を撮っているのか。
笑いながらカメラを向ける母を見ていると、そんな当たり前のことに気が付いた。
こんな歌がある。
【そうさうまいとかへたじゃないさ。
気持ちを閉じ込めるのさ。それが心のシャッターさ】
僕はカバンの奥からごそごそとカメラを出して、そっと指を添えた。
そして、誰にも気付かれないように、そっとおならをした。
つづく
車の中で四人でいろいろな話をしながらバイパスに乗って秋の青空。
途中で少しおなかが空いたということで、
BIGという名前の大きなスーパーで巻き寿司などを買って食べた。
またしばらく進むと、あまり知らない道に入る。
いよいよナビの出番だ。と思ってナビをいじっていると、
「貯水湖があるじゃろお!左に!ほんで右に肉屋があるわ!」
祖母が大きな声で言った。
余談で前にも言ったけれど、岡山では桃太郎の話が有名で、
祖母の顔は桃太郎の話にでてくる鬼に似ている。
「貯水湖があるじゃろお!左に!」
「もうちょっとしたら大きい橋があるわ!」
「トンネル!トンネルがあるじゃろお!」
とにかく声が大きいからだんだん怒られているような気になる、
し、その前になんでそんなに詳しいのかが不思議だし。
結局。そんなこんなでナビの力は一切使わず、
鬼の力によって宇野港に到着した。
フェリー乗り場につくと車が3台ほど停まっていた。
よかった平日なので人も車も少ない。
少し待って、車のまま船に。島につくまでには約30分ほど。
その間、船のデッキの所でしばし海の旅をする。
祖父はカメラをパシャパシャ撮って楽しそうにしている。
あ、でもパシャパシャってタイプの人柄ではないな。
ばぁしゃんがぁっしゃんといった感じだ。
祖父の事はまた今度詳しく書きたいけれど、
祖父は武術家で現役。
枕元には刀が置いてあるし、道場では黒帯の次の紅白色の帯を締めている。
腕相撲とかまだ負けると思うし、
口癖は「いつどこから敵が攻めてきても」だ。
でも髪型は木村カエラっぽい事に最近気がついて、ちょっと可愛いと思った。
祖母はといえば太陽を眩しそうにするものだからますます鬼に似てしまっていて、もうまるで鬼ヶ島に帰っているみたいだ。
母はといえば息子との久しぶりのお出かけが嬉しいのか、やたら僕のことを撮ろうとする。
音はうーん、パチリパチリかな。
それにしても僕の家族はよくカメラを撮る。
そのおかげで小さい頃からの写真がたくさんあるし、初めて歩いた瞬間のビデオだってある。
二十代半ばの自分としてもこれはすごく有難いことだし、写真にして残すことはますます大切だなと思う。
ああそうか、この人たちは作品を撮っているわけじゃなくて思い出を撮っているのか。
笑いながらカメラを向ける母を見ていると、そんな当たり前のことに気が付いた。
こんな歌がある。
【そうさうまいとかへたじゃないさ。
気持ちを閉じ込めるのさ。それが心のシャッターさ】
僕はカバンの奥からごそごそとカメラを出して、そっと指を添えた。
そして、誰にも気付かれないように、そっとおならをした。
つづく
パッソ。
突然3連休 vol.2
出かけていた祖父と祖母を途中で拾い、
4人を乗せたパッソで宇野港を目指した。
母が助手席で父に電話している。
平日なのでもちろん父は仕事だ。
僕と弟が大学や一人暮らしでお金をたくさん使ったので、
うちにはあまりお金がなくなってしまって、
その所為もあり、このパッソにはナビがついていない。
辛うじて父の車にはついているので、ナビを持っていけと父が電話で言う。
つまり、一旦父の職場に寄って、父の車のナビを、
このパッソにのせていけ取り外し可能だからということだ。
なるほどそいつぁ助かるわぁということで、一旦父の職場を目指す。
そこでふと思い出した。
あ、りゅうくん。
高校の時の友達りゅうくんは父と同じ職場で働いている。
男前でおもしろくてお洒落で笑顔がすごく可愛くて優しくて歯が汚いりゅうくん。
お洒落とか全部帳消しになるほど歯が汚いりゅうくんだ。
高校の時、数百人いる全校生徒の中で一番虫歯が多いと先生に言われていた。
そんなもったいない友達がそこにいる。
(よし突撃してみよう)
僕は人の職場にズカズカと入っていって、りゅうくんを探した。
最初は自分で探そうと思って首を伸ばしてぐるぐるやっていたけれど、
パッソを待たせているしあまり時間も無かったのでもう聞いた。
優しそうな細身のおばさんはやっぱり優しくて、お客さんとして案内してくれ、彼のいる部屋まで連れていってくれた。
ドアを開けるとスーツを着たりゅうくんが風に揺れるカーテンの下で音楽を聴いていた。
少し逆光なのもあって、もわんと思い出の中の光景のような、そんな感じに見える。
ああ、高校もこんな感じでぼーっとさぼったりしていたなあなつかしいなあ、
え?いやいや!りゅうくん何しとん!え、さぼっとん!?
僕はまたてっきりさぼっているのではないかとひやりとしたけれど、音楽の録音作業をしているとの事だった。
よかった、ホツと胸をなでおろし、5分ほど喋ってばいばいした。
ちなみに。もし逆の立場だったら、絶対に来てほしくないし、来られたらすごく困るところをりゅうくんはやはり優しかった。
歯を見るのを忘れてしまったけれど、汚ければ汚ないほど嬉しいし魅力的に感じる。
扉を出る際、僕は彼に気づかれないようにそっとおならをして、ナビ付きになったパッソに戻り、ナビで目的地を設定し、シートベルトを締め、もう一度そっとおならをして、うんとアクセルを踏んだ。
つづく
出かけていた祖父と祖母を途中で拾い、
4人を乗せたパッソで宇野港を目指した。
母が助手席で父に電話している。
平日なのでもちろん父は仕事だ。
僕と弟が大学や一人暮らしでお金をたくさん使ったので、
うちにはあまりお金がなくなってしまって、
その所為もあり、このパッソにはナビがついていない。
辛うじて父の車にはついているので、ナビを持っていけと父が電話で言う。
つまり、一旦父の職場に寄って、父の車のナビを、
このパッソにのせていけ取り外し可能だからということだ。
なるほどそいつぁ助かるわぁということで、一旦父の職場を目指す。
そこでふと思い出した。
あ、りゅうくん。
高校の時の友達りゅうくんは父と同じ職場で働いている。
男前でおもしろくてお洒落で笑顔がすごく可愛くて優しくて歯が汚いりゅうくん。
お洒落とか全部帳消しになるほど歯が汚いりゅうくんだ。
高校の時、数百人いる全校生徒の中で一番虫歯が多いと先生に言われていた。
そんなもったいない友達がそこにいる。
(よし突撃してみよう)
僕は人の職場にズカズカと入っていって、りゅうくんを探した。
最初は自分で探そうと思って首を伸ばしてぐるぐるやっていたけれど、
パッソを待たせているしあまり時間も無かったのでもう聞いた。
優しそうな細身のおばさんはやっぱり優しくて、お客さんとして案内してくれ、彼のいる部屋まで連れていってくれた。
ドアを開けるとスーツを着たりゅうくんが風に揺れるカーテンの下で音楽を聴いていた。
少し逆光なのもあって、もわんと思い出の中の光景のような、そんな感じに見える。
ああ、高校もこんな感じでぼーっとさぼったりしていたなあなつかしいなあ、
え?いやいや!りゅうくん何しとん!え、さぼっとん!?
僕はまたてっきりさぼっているのではないかとひやりとしたけれど、音楽の録音作業をしているとの事だった。
よかった、ホツと胸をなでおろし、5分ほど喋ってばいばいした。
ちなみに。もし逆の立場だったら、絶対に来てほしくないし、来られたらすごく困るところをりゅうくんはやはり優しかった。
歯を見るのを忘れてしまったけれど、汚ければ汚ないほど嬉しいし魅力的に感じる。
扉を出る際、僕は彼に気づかれないようにそっとおならをして、ナビ付きになったパッソに戻り、ナビで目的地を設定し、シートベルトを締め、もう一度そっとおならをして、うんとアクセルを踏んだ。
つづく
ラスク。
岡山に帰ってまた今日から東京です。
突然3連休 vol.1
夏に帰れなかったのもあって、ゴールデンウイーク以来の岡山。
少しでも長く帰りたかったので今回も夜光バスで帰ることを選択。
あ、夜光って夜行か。夜行バスで帰った。
駅に着くと母が改札の所に立っていた。
少し背が縮んだかなと思ったけれど、気のせいかなとも思った。
車をとめてある駐車場まで一緒に歩く、
その途中、駅構内のパン屋でジュースでも買いなさいと言ってくれた。
僕はもうまあまあ大人なので、いやええわジュースは、と断った。
じゃあパンを買いなさい。いやパンもええわ。
じゃあドーナツを買いなさい。いや食べてきたから大丈夫。
じゃあラスクを買いなさい。あ、うん、じゃあラスク食べよかな。
母がすごくすすめてきてこれも母の優しさかなと思った、
普通のラスクだけれど、愛のこもったラスクに見えた。
けれど、
よし、これで駐車料金が無料になるわと母がガッツポーズをしたので、
やっぱり普通のラスクに見えた。
しかも次回割引券まで付いてきたと母がまたガッツポーズをしたので、
普通より少しダメなラスクに見えた。
そして車に乗って、家まで発進した。
2人でダメラスクを食べながら田舎道を走る。
あんたがここで事故した時はなあと、僕の事故現場とかも通って、
なつかしい話や、あと最近の家族、特に弟の進路について話した。
ちょっと前まで幼稚園に通っていた弟も今ではすっかり大学院生になった。
てことは小学生だった僕もすっかり社会人になっているということだ。
母はどうかな。母は、うーん、母かな。
僕からしたら昔からあまり変わらないような気がするけれど。
たぶん同じだけ時間はすぎているんだろうな。
とかぼーっと考えていたら、もう家に到着した。
家に帰ると、庭にあった大きな松の木が無くなっていた、
理由はいろいろな説があるみたいだけど、どうやら枯れたらしい。
家は僕が生まれた年に建って、庭は僕が小学校に入学する時に作った。
玄関を出ると松の木がトンネルみたいに生えていて、
それをくぐるように学校に出発して、また帰ってきた。
その松の木が無くなっていて、少しさみしいような、
でも家がよく見えるようになって逆に良かったような、
でももうあの松をくぐることは無いと思うとやっぱり少しさみしいような、
でもまあどっちでもええような、そんな気がした。
結局、まあどっちでもええような気が一番大きかった。
母と今日は何をするかと話をして、
祖母と祖父も連れて、瀬戸内芸術なんとかにいこうと案がでた。
フェリーに乗っていこうと。
僕はイイネ!ボタンを押したかったけど無かったので、
イイネ!と言った。
晴れの岡山、金曜日、お昼の12:00。
これから母、祖父、祖母、僕の四人で、
瀬戸内国際芸術祭2010に行くことに決まった。
つづく
突然3連休 vol.1
夏に帰れなかったのもあって、ゴールデンウイーク以来の岡山。
少しでも長く帰りたかったので今回も夜光バスで帰ることを選択。
あ、夜光って夜行か。夜行バスで帰った。
駅に着くと母が改札の所に立っていた。
少し背が縮んだかなと思ったけれど、気のせいかなとも思った。
車をとめてある駐車場まで一緒に歩く、
その途中、駅構内のパン屋でジュースでも買いなさいと言ってくれた。
僕はもうまあまあ大人なので、いやええわジュースは、と断った。
じゃあパンを買いなさい。いやパンもええわ。
じゃあドーナツを買いなさい。いや食べてきたから大丈夫。
じゃあラスクを買いなさい。あ、うん、じゃあラスク食べよかな。
母がすごくすすめてきてこれも母の優しさかなと思った、
普通のラスクだけれど、愛のこもったラスクに見えた。
けれど、
よし、これで駐車料金が無料になるわと母がガッツポーズをしたので、
やっぱり普通のラスクに見えた。
しかも次回割引券まで付いてきたと母がまたガッツポーズをしたので、
普通より少しダメなラスクに見えた。
そして車に乗って、家まで発進した。
2人でダメラスクを食べながら田舎道を走る。
あんたがここで事故した時はなあと、僕の事故現場とかも通って、
なつかしい話や、あと最近の家族、特に弟の進路について話した。
ちょっと前まで幼稚園に通っていた弟も今ではすっかり大学院生になった。
てことは小学生だった僕もすっかり社会人になっているということだ。
母はどうかな。母は、うーん、母かな。
僕からしたら昔からあまり変わらないような気がするけれど。
たぶん同じだけ時間はすぎているんだろうな。
とかぼーっと考えていたら、もう家に到着した。
家に帰ると、庭にあった大きな松の木が無くなっていた、
理由はいろいろな説があるみたいだけど、どうやら枯れたらしい。
家は僕が生まれた年に建って、庭は僕が小学校に入学する時に作った。
玄関を出ると松の木がトンネルみたいに生えていて、
それをくぐるように学校に出発して、また帰ってきた。
その松の木が無くなっていて、少しさみしいような、
でも家がよく見えるようになって逆に良かったような、
でももうあの松をくぐることは無いと思うとやっぱり少しさみしいような、
でもまあどっちでもええような、そんな気がした。
結局、まあどっちでもええような気が一番大きかった。
母と今日は何をするかと話をして、
祖母と祖父も連れて、瀬戸内芸術なんとかにいこうと案がでた。
フェリーに乗っていこうと。
僕はイイネ!ボタンを押したかったけど無かったので、
イイネ!と言った。
晴れの岡山、金曜日、お昼の12:00。
これから母、祖父、祖母、僕の四人で、
瀬戸内国際芸術祭2010に行くことに決まった。
つづく
じぶんで言ってじぶんでつっこむ的な。
中学生の時、
おかべくんとおかべくんの家で遊んでいたら、
「むっちゃすっぺージュースあるけどいる?」
とオレンジジュースのような黄色い飲み物をだしてくれた。
僕は「なんなんこれ、そんなにすっぺん?」と聞いた。
あまりすっぱいものが得意ではないので少し躊躇い、
あ、ごめんなさい躊躇なんて漢字初めて使いました、
少しためらい、またおかべくんに聞いた。
僕
「ほんまなんなんこれ、のめるん?」
おかべ
「のめるよ、外国のジュース、むっちゃすっぺーよ、
たぶん世界一すっぺーんじゃねーかと思う」
余談だけど、このようにおかべくんは自分でハードルをあげることが多い。
僕
「ええ、こえーな。ちょっと先に飲んでみて」
当時から僕はヘタレでびびりだったので、
おかべくんに先に飲むように言った。
「ええよ、じゃあ飲むわ」
おかべくんはそう言って黄色いジュースをほんの一口飲んだ。
そして次の瞬間だ、今でも忘れられない光景を見せた。
なんと、膝がカクンとなってその場に倒れこむように片膝をついたのである。
僕はすぐに叫んだ。
僕
「いやうそつけ!自分で世界一とか言うからそんなことなるんよ!」
「すっぱさアピールがすごいわ!」
「はっきりさせとくけど人間はすっぱさでは片膝にならん!」
僕がそう言うと、おかべくんはスっと立ち上がり、
じゃあ飲んでみろといった顔で僕にそのコップを渡した。
仲がよいので彼がうそをついているのはすぐに分かった、
そのことから、僕は自信満々にそのジュースをゴクっと飲んだ。
うう!すっぺー。たしかにすっぺー!
こんなにすっぱいとは思わんかった!
でもな。やっぱり確信した。
膝がカクンとは絶対にならん。
人間はすっぱさでは片膝にはならん。
そう心に強く刻んで、もう一度おかべくんにコップを返した。
それでもおかべくんは一口飲んで、また膝からくずれた。
おわり
迫力の、たらこくちびる。
へんな夢を見ました。
--------------------
ぜんぜん興味とかないのになぜかタロット占いにいっていて、
(タロット占いの手順は分からないのでイメージ)
占い師の人が机の上にカードを並べます。
そして一枚ずつめくっていって、これはあれだこれはこれだと、
あれこれ説明してくれます。
何枚かめくったあと、次のカードをめくろうとすると、
カードが机にぴたっとくっついてしまって、
めくりにくくなっています。
占い師の人は何度もカードをめくろうとするけれど、
ぜんぜんめくれません。
「あ、あの、僕めくりましょうか?」と言うと、
占い師の人は「いえ、およびません」と言い、
手前側に積んであったカードの一番上をめくりました。
それを僕に見せます。
カードにはつめきりバサミの絵がものすごいヨーロッパ風に描かれていました。
占い師の人は言います。
「このカードはふかづめを意味します」
と言い、僕につめを見せてきました。
僕はそれを確認し、たしかにふかづめですね。と言います。
すると占い師の人は少しほほえみ、
「そういうことです」
そしてそれだけを言い残し、
後ろのカーテンの奥へ入っていっていきました。
--------------------
夢なのでこのあとどうなったかあまり覚えていなくて、
ちょっと意味もよく分からないです。
ただ、その時は気づけなかったのですが、
占い師の人は、うすい透ける黒い布をかぶっていて、
紫に近い赤の口紅をして、おでこに大きなほくろ、
えりあしの部分に昔流行った細いエクステ、
ありえない大きさのフレームのめがね(金)をかけていて、
背中にでかい犬が描いてある白いトレーナーを着ていました。
耳にリボンがつけられている犬です。
今考えると、黒い布以外はこのあいだ見た定食屋のおばちゃんそのまんまでした。
夢にまで出てくるとはこのことか、と思いました。
おわり
--------------------
ぜんぜん興味とかないのになぜかタロット占いにいっていて、
(タロット占いの手順は分からないのでイメージ)
占い師の人が机の上にカードを並べます。
そして一枚ずつめくっていって、これはあれだこれはこれだと、
あれこれ説明してくれます。
何枚かめくったあと、次のカードをめくろうとすると、
カードが机にぴたっとくっついてしまって、
めくりにくくなっています。
占い師の人は何度もカードをめくろうとするけれど、
ぜんぜんめくれません。
「あ、あの、僕めくりましょうか?」と言うと、
占い師の人は「いえ、およびません」と言い、
手前側に積んであったカードの一番上をめくりました。
それを僕に見せます。
カードにはつめきりバサミの絵がものすごいヨーロッパ風に描かれていました。
占い師の人は言います。
「このカードはふかづめを意味します」
と言い、僕につめを見せてきました。
僕はそれを確認し、たしかにふかづめですね。と言います。
すると占い師の人は少しほほえみ、
「そういうことです」
そしてそれだけを言い残し、
後ろのカーテンの奥へ入っていっていきました。
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夢なのでこのあとどうなったかあまり覚えていなくて、
ちょっと意味もよく分からないです。
ただ、その時は気づけなかったのですが、
占い師の人は、うすい透ける黒い布をかぶっていて、
紫に近い赤の口紅をして、おでこに大きなほくろ、
えりあしの部分に昔流行った細いエクステ、
ありえない大きさのフレームのめがね(金)をかけていて、
背中にでかい犬が描いてある白いトレーナーを着ていました。
耳にリボンがつけられている犬です。
今考えると、黒い布以外はこのあいだ見た定食屋のおばちゃんそのまんまでした。
夢にまで出てくるとはこのことか、と思いました。
おわり
今日のヒーロー。
子供
「ねえヒーロー、あの坂の上の神社までかけっこしない?」
ヒーロー
「へいぼーい、いいだろうへい、その勝負のったへい」
子供
「へへへ、ぼく負けないよー」
ヒーロー
「はっはっはぼーい、それはどうかなへい」
子供
「よしじゃあいくよー。ようい、どおん!」
子供
「、っ、、っ、、っ、、っ、、っ、、っ、、っ、!」
ヒーロー
「、っ、、っ、、っ、、っ、、っ、、っ、、っ、!」
階段
「テっテっテっテっテっテっテっテっテっ!」
神社
「とっとっとっとっとっとっとっとっとっとっ!」
子供 ヒーロー
「っ、、っ、、っ、ゴーーール!」
子供
「はぁ、はぁ、僕の、はぁ、かちだ!」
ヒーロー
「ふぅ、へいへいそんな、ふぅ、ことはないへい!ふぅ!」
子供
「なんで!僕のほうが少し早かったよ!」
ヒーロー
「いや、そんなことはへい、ないへい、ふぅ、ヒーローは負けないへい」
子供
「むー。勝ったと思ったんだけどなあぼく」
ヒーロー
「ヒーローはぼーい、ふぅ、負けないへい、ふぅ」
子供
「わかったよヒーロー、じゃあ僕もっとはしる練習してこんどはぜったいヒーローにかつよ」
ヒーロー
「へいぼーい、ふぅ、ヒーローは負けないよ、ふぅ」
子供
「あ!見て!おみくじがあるよヒーロー!やりたい!」
ヒーロー
「ああいいねぼーい、やろうへい」
子供
「やった」
ヒーロー
「じゃあぼーい、きみからひいてごらんへい」
子供
「ようし、はい!
ひいたよ!じゃあつぎヒーロー」
ヒーロー
「ようし、へい!」
子供
「せーので見るよヒーロー、せーの!」
ヒーロー
「せーの!」
おみくじ
「パラ」
子供
「やった!だいきちだ!ヒーロー!だいきちがでたよ!」
「ヒーローは!??」
ヒーロー
「がーんへい。
すえきちだへい。すえきちへい」
子供
「あーだいきちじゃなくてざんねんだね、
でもすえきちもちょっといいってことだよね、
ちょっといいことがあるってことだよ」
ヒーロー
「そうだへいだけど、へい、、むむー」
子供
「ちょっとじゃいやなの?」
ヒーロー
「いいんだへい、いいんだけど、むむー」
子供
「わかった!
じゃあ交換してあげる」
ヒーロー
「え?へい」
子供
「僕のだいきちとヒーローのすえきち、かえっこしてあげる」
ヒーロー
「へ、へい、い、いいよぼーい、わるいへい」
子供
「いいよ、
僕はまだ小さいから、ちょっとでいいんだ」
ヒーロー
「で、でもへい、そんなことをするとあれだへい、
きみはすえきちになってしまうんだよぼーい」
子供
「いいの!
僕はヒーローがだいきちのほうが嬉しいんだ」
ヒーロー
「ぼ、ぼーいへい」
子供
「はい!じゃあこうかん!」
ヒーロー
「あ、へい・」
子供
「よしこれでヒーローはだいきちだよ」
ヒーロー
「ありがとうへい。やさしいぼーい」
子供
「これできっといいことがあるよ ヘイ」
「えへへ なんちゃって」
ヒーロー
「ああへい、まねしたなぼーい、まねだへい」
子供
「ははは、だってね僕おおきくなったら
ヒーローみたいになりたいんだ」
ヒーロー
「(ドキ!へい)!ううへい・うう」
子供
「どうしたの?
また舌をかんじゃったの?」
ヒーロー
「うれしいんだぼーい。
ハグしていいかい?是が非でもへい」
子供
「うわあ!やだよはずかしいよー、にげろー!
ははは!うわあー!」
ヒーロー
「なんでにげるへいー!まてまてーへい!
はははーへい!ハグするへいー!
(へいぼーい。
やっぱりきみにだけは勝てないへい)
まてまてーへいー!ぼういぃー!」
おみくじ
「ひらひら~」
「ねえヒーロー、あの坂の上の神社までかけっこしない?」
ヒーロー
「へいぼーい、いいだろうへい、その勝負のったへい」
子供
「へへへ、ぼく負けないよー」
ヒーロー
「はっはっはぼーい、それはどうかなへい」
子供
「よしじゃあいくよー。ようい、どおん!」
子供
「、っ、、っ、、っ、、っ、、っ、、っ、、っ、!」
ヒーロー
「、っ、、っ、、っ、、っ、、っ、、っ、、っ、!」
階段
「テっテっテっテっテっテっテっテっテっ!」
神社
「とっとっとっとっとっとっとっとっとっとっ!」
子供 ヒーロー
「っ、、っ、、っ、ゴーーール!」
子供
「はぁ、はぁ、僕の、はぁ、かちだ!」
ヒーロー
「ふぅ、へいへいそんな、ふぅ、ことはないへい!ふぅ!」
子供
「なんで!僕のほうが少し早かったよ!」
ヒーロー
「いや、そんなことはへい、ないへい、ふぅ、ヒーローは負けないへい」
子供
「むー。勝ったと思ったんだけどなあぼく」
ヒーロー
「ヒーローはぼーい、ふぅ、負けないへい、ふぅ」
子供
「わかったよヒーロー、じゃあ僕もっとはしる練習してこんどはぜったいヒーローにかつよ」
ヒーロー
「へいぼーい、ふぅ、ヒーローは負けないよ、ふぅ」
子供
「あ!見て!おみくじがあるよヒーロー!やりたい!」
ヒーロー
「ああいいねぼーい、やろうへい」
子供
「やった」
ヒーロー
「じゃあぼーい、きみからひいてごらんへい」
子供
「ようし、はい!
ひいたよ!じゃあつぎヒーロー」
ヒーロー
「ようし、へい!」
子供
「せーので見るよヒーロー、せーの!」
ヒーロー
「せーの!」
おみくじ
「パラ」
子供
「やった!だいきちだ!ヒーロー!だいきちがでたよ!」
「ヒーローは!??」
ヒーロー
「がーんへい。
すえきちだへい。すえきちへい」
子供
「あーだいきちじゃなくてざんねんだね、
でもすえきちもちょっといいってことだよね、
ちょっといいことがあるってことだよ」
ヒーロー
「そうだへいだけど、へい、、むむー」
子供
「ちょっとじゃいやなの?」
ヒーロー
「いいんだへい、いいんだけど、むむー」
子供
「わかった!
じゃあ交換してあげる」
ヒーロー
「え?へい」
子供
「僕のだいきちとヒーローのすえきち、かえっこしてあげる」
ヒーロー
「へ、へい、い、いいよぼーい、わるいへい」
子供
「いいよ、
僕はまだ小さいから、ちょっとでいいんだ」
ヒーロー
「で、でもへい、そんなことをするとあれだへい、
きみはすえきちになってしまうんだよぼーい」
子供
「いいの!
僕はヒーローがだいきちのほうが嬉しいんだ」
ヒーロー
「ぼ、ぼーいへい」
子供
「はい!じゃあこうかん!」
ヒーロー
「あ、へい・」
子供
「よしこれでヒーローはだいきちだよ」
ヒーロー
「ありがとうへい。やさしいぼーい」
子供
「これできっといいことがあるよ ヘイ」
「えへへ なんちゃって」
ヒーロー
「ああへい、まねしたなぼーい、まねだへい」
子供
「ははは、だってね僕おおきくなったら
ヒーローみたいになりたいんだ」
ヒーロー
「(ドキ!へい)!ううへい・うう」
子供
「どうしたの?
また舌をかんじゃったの?」
ヒーロー
「うれしいんだぼーい。
ハグしていいかい?是が非でもへい」
子供
「うわあ!やだよはずかしいよー、にげろー!
ははは!うわあー!」
ヒーロー
「なんでにげるへいー!まてまてーへい!
はははーへい!ハグするへいー!
(へいぼーい。
やっぱりきみにだけは勝てないへい)
まてまてーへいー!ぼういぃー!」
おみくじ
「ひらひら~」
ho-mu。
金曜日に休みをもらったので岡山の実家に帰ろう。
夏に帰れなかったので。
おみやげに饅頭かなにかを買って帰ろう。
もし時間があれば美星町にも行ってみようかな。
あそこの星空は本当にきれいなんよな。
父と母でも誘ってみようか。
http://www.youtube.com/watch?v=Vgp5c4-iYl4
夏に帰れなかったので。
おみやげに饅頭かなにかを買って帰ろう。
もし時間があれば美星町にも行ってみようかな。
あそこの星空は本当にきれいなんよな。
父と母でも誘ってみようか。
http://www.youtube.com/watch?v=Vgp5c4-iYl4
消えたカード。
会社の自動販売機は専用のカードで買えるようになっている。
今日、会社にお客さんが来て二人分のコーヒーを用意するように頼まれた。
急ぎということだったので、自動販売機のコーヒーで構わないと、上司。
僕は走って自動販売機に向かった。
カードを入れて、ひとつめのコーヒーを押す。
コーヒーがでてくる。お盆にのせる。
ふたつめのコーヒーを押す。
押す、あれ、?
押す。
あれおかしいな。押す。
出てこない。反応がない。
ああそうか、一回ごとにカードを入れなおさないといけないのか。
ん?カード?
あれカードがない。
ああそうか、ポケットに入れたのか。
ん?ないな。
ああ、うしろポケットに入れたのか。
ん?おかしいなないな。
ああ、胸ポケットだったかな。
うん。ないな。
カードがないな。
さっきまであったのに。
もう一度確認する。右、左、後、胸。
やっぱりないな。
焦ってくる。急がんと。
僕は自動販売機の前で踊るように全身を探した。
念の為、靴下や靴の中まで確認した。
それでもカードは出てこなかった。
結局、僕はあきらめてお金を入れる方の自動販売機でふたつめのコーヒーを買って持っていった。
消えたカード。
困る。そのカードは部署の全員が使用しているカードだ。
それが無くなれば上司や他の人まで自腹を切ることになる。
なんとしても見つけ出さないと。
自動販売機の所に戻り、ふとカード入口に目をやった。
なんとなく嫌な予感がする。
僕はおそるおそる中を覗いた。
(あった!カードだ!)
カードは中に入っていた。
けれど全く反応がない。
カード返却ボタンを押しても、
おつりレバーを回しても、ぴくりとも動かない。
僕はすぐにきゅうきゅ、
すぐに自動販売機会社に電話した。
「すみません、カードが、カードが出てこないんです。反応もないんです!」
わかりましたすぐに行きます。
と20分後くらいに自動販売機の人が来てくれ、中のカードを取り出してくれた。
そのカードを見て、自動販売機の人は小さな声で言った。
自動販売機の人
「寿命ですね、このカードはもう」
僕
「そんな!さっきまで使えてたんです、ついさっきまで普通に、」
自動販売機の人
「いえ、磁気が弱ってしまっていて、残念ですが」
僕
「そ、そうですか、わかりました、、」
自動販売機の人は僕の方をちらと見て、
動かなくなったカードを渡してくれた。
(寿命て!どんなタイミングなん!
ひとつ出せたのに!突然すぎるわ!
前ぶれも全くなしで!)
人生いつ何が起こるか分からないことを、カードから教わった。
最後に。今までたくさんのコーヒーをどうもありがとう。
さようなら、カード。またどこかで。
今日、会社にお客さんが来て二人分のコーヒーを用意するように頼まれた。
急ぎということだったので、自動販売機のコーヒーで構わないと、上司。
僕は走って自動販売機に向かった。
カードを入れて、ひとつめのコーヒーを押す。
コーヒーがでてくる。お盆にのせる。
ふたつめのコーヒーを押す。
押す、あれ、?
押す。
あれおかしいな。押す。
出てこない。反応がない。
ああそうか、一回ごとにカードを入れなおさないといけないのか。
ん?カード?
あれカードがない。
ああそうか、ポケットに入れたのか。
ん?ないな。
ああ、うしろポケットに入れたのか。
ん?おかしいなないな。
ああ、胸ポケットだったかな。
うん。ないな。
カードがないな。
さっきまであったのに。
もう一度確認する。右、左、後、胸。
やっぱりないな。
焦ってくる。急がんと。
僕は自動販売機の前で踊るように全身を探した。
念の為、靴下や靴の中まで確認した。
それでもカードは出てこなかった。
結局、僕はあきらめてお金を入れる方の自動販売機でふたつめのコーヒーを買って持っていった。
消えたカード。
困る。そのカードは部署の全員が使用しているカードだ。
それが無くなれば上司や他の人まで自腹を切ることになる。
なんとしても見つけ出さないと。
自動販売機の所に戻り、ふとカード入口に目をやった。
なんとなく嫌な予感がする。
僕はおそるおそる中を覗いた。
(あった!カードだ!)
カードは中に入っていた。
けれど全く反応がない。
カード返却ボタンを押しても、
おつりレバーを回しても、ぴくりとも動かない。
僕はすぐにきゅうきゅ、
すぐに自動販売機会社に電話した。
「すみません、カードが、カードが出てこないんです。反応もないんです!」
わかりましたすぐに行きます。
と20分後くらいに自動販売機の人が来てくれ、中のカードを取り出してくれた。
そのカードを見て、自動販売機の人は小さな声で言った。
自動販売機の人
「寿命ですね、このカードはもう」
僕
「そんな!さっきまで使えてたんです、ついさっきまで普通に、」
自動販売機の人
「いえ、磁気が弱ってしまっていて、残念ですが」
僕
「そ、そうですか、わかりました、、」
自動販売機の人は僕の方をちらと見て、
動かなくなったカードを渡してくれた。
(寿命て!どんなタイミングなん!
ひとつ出せたのに!突然すぎるわ!
前ぶれも全くなしで!)
人生いつ何が起こるか分からないことを、カードから教わった。
最後に。今までたくさんのコーヒーをどうもありがとう。
さようなら、カード。またどこかで。
なみだ。
第一章
「いいよ、僕が殺してあげる」
そういって彼は立ち上がり、
持っていた食べかけの枝豆を、
男の後頭部めがけて力いっぱい振り下ろした。
みっつ入りの枝豆の、ひとつはもう食べていた。
食べかけの枝豆。
塩ゆでにした、枝豆だった。
沸騰させたお湯で豆を茹でた後、ザルにあげて水を切り塩を振りかける。
しばしば熱いまま供する。
枝豆。
塩をあらかじめ溶かし、沸騰させた湯で豆を茹でることもある。
あるいは、生の枝豆をボウルに入れ、鞘ごと塩もみしたのち、
塩とともに湯に投入して茹でることにより色鮮やかに仕上がる。
ザルにあげ、団扇であおいで冷ます。
枝豆の濃厚な味わいが薄れるため、冷水にさらしてはいけない。
第二章
彼は床に落ちた食べかけの枝豆を拾い、食べた。
「あれおかしいな、なんだかしょっぱいや」
涙に濡れる頬を、窓から見える月が照らした。
塩は「シママース」という塩を使用していた。
メキシコ、又はオーストラリア産の輸入天日塩を沖縄の海水に溶かし、
平釜で再結晶させる方法で製造。
カルシウム、マグネシウム、カリウムなどのミネラル成分を含んだ
「にがり」を程よく残すことで、
味にまろやかさと深みを加えられる。
最終章
枝豆は近年、調理後冷凍した商品も出回っており、
小売店の冷凍食品売り場などで目にすることができる。
酒、特にビールのつまみの定番として知られ、
大豆に豊富に含まれる蛋白質などはアルコールの分解を助ける働きがあり、
枝豆をつまみにするのは理にかなっているといわれる。
さてここで問題です。
下記のうち、あなたの正しいセリフを選んでください。
1 いや、なんの話やねん。
2 えだまめ?なみだ?いや、なんの話やねん。
3 枝豆は奈良・平安時代には既に現在の形で食されていたとされているいやなんの話やねん。
4 深い。深すぎる。涙がとまらない。
正解は1と2と3です。
4を選んだあなたはどうか1日ゆっくりと休んでください。
「いいよ、僕が殺してあげる」
そういって彼は立ち上がり、
持っていた食べかけの枝豆を、
男の後頭部めがけて力いっぱい振り下ろした。
みっつ入りの枝豆の、ひとつはもう食べていた。
食べかけの枝豆。
塩ゆでにした、枝豆だった。
沸騰させたお湯で豆を茹でた後、ザルにあげて水を切り塩を振りかける。
しばしば熱いまま供する。
枝豆。
塩をあらかじめ溶かし、沸騰させた湯で豆を茹でることもある。
あるいは、生の枝豆をボウルに入れ、鞘ごと塩もみしたのち、
塩とともに湯に投入して茹でることにより色鮮やかに仕上がる。
ザルにあげ、団扇であおいで冷ます。
枝豆の濃厚な味わいが薄れるため、冷水にさらしてはいけない。
第二章
彼は床に落ちた食べかけの枝豆を拾い、食べた。
「あれおかしいな、なんだかしょっぱいや」
涙に濡れる頬を、窓から見える月が照らした。
塩は「シママース」という塩を使用していた。
メキシコ、又はオーストラリア産の輸入天日塩を沖縄の海水に溶かし、
平釜で再結晶させる方法で製造。
カルシウム、マグネシウム、カリウムなどのミネラル成分を含んだ
「にがり」を程よく残すことで、
味にまろやかさと深みを加えられる。
最終章
枝豆は近年、調理後冷凍した商品も出回っており、
小売店の冷凍食品売り場などで目にすることができる。
酒、特にビールのつまみの定番として知られ、
大豆に豊富に含まれる蛋白質などはアルコールの分解を助ける働きがあり、
枝豆をつまみにするのは理にかなっているといわれる。
さてここで問題です。
下記のうち、あなたの正しいセリフを選んでください。
1 いや、なんの話やねん。
2 えだまめ?なみだ?いや、なんの話やねん。
3 枝豆は奈良・平安時代には既に現在の形で食されていたとされているいやなんの話やねん。
4 深い。深すぎる。涙がとまらない。
正解は1と2と3です。
4を選んだあなたはどうか1日ゆっくりと休んでください。
土日。
もう土日か。
早くかんがえないとー。
また月曜日になってしまうー。
何を出すか、早くかんがえないとー。
http://www.youtube.com/watch?v=ipQDRJM4G08&feature=related
早くかんがえないとー。
また月曜日になってしまうー。
何を出すか、早くかんがえないとー。
http://www.youtube.com/watch?v=ipQDRJM4G08&feature=related
耳そうじをしながら。
今、耳そうじをしています。
綿棒を見ながらふと思いました。
耳くそって何なんですか?
鼻はまだ分かります。
空気を吸ったりするので。
空気中の汚れとかを鼻毛でキャッチしたり、
鼻水が固まったもの。
それが鼻くそです。
じゃあ耳くそは何なんでしょうか。
あ、あれかな。
聞きたくない話とかかな。
人の悪口とか、そういうのかな。
だとしたら、こまめに掃除しないといけません。
綿棒を見ながらふと思いました。
耳くそって何なんですか?
鼻はまだ分かります。
空気を吸ったりするので。
空気中の汚れとかを鼻毛でキャッチしたり、
鼻水が固まったもの。
それが鼻くそです。
じゃあ耳くそは何なんでしょうか。
あ、あれかな。
聞きたくない話とかかな。
人の悪口とか、そういうのかな。
だとしたら、こまめに掃除しないといけません。
今日のリスペクト。
3年前かな、
初めて喋った日を覚えているだろうか。
彼女は僕の目をまっすぐ見て、
ものを作っている時が1番楽しいです!
と元気いっぱいに笑った。
僕はそのパワーに圧倒されながら、
「そうですね、その気持ちが大切ですよね」
と、なんとか歳の差を守ろうと必死に目を合わせた。
それからちょっとしばらく会わないうちに、
ぐんぐんみるみる成長して、
それはもうそれは。
太陽を味方に、雨を味方に、
虫は友達、ちょうちょに恋、
猫は相棒、夜は家族。
みんなと一緒に大きくなあれ。
まだまだすくすくどんどんいける。
そして最後は大きな花を咲かせてね。
そらいっぱいのバカでかい花だよ。
笑えるくらい、バカでかい花さ。
eri/co
http://erico255.blog97.fc2.com/
初めて喋った日を覚えているだろうか。
彼女は僕の目をまっすぐ見て、
ものを作っている時が1番楽しいです!
と元気いっぱいに笑った。
僕はそのパワーに圧倒されながら、
「そうですね、その気持ちが大切ですよね」
と、なんとか歳の差を守ろうと必死に目を合わせた。
それからちょっとしばらく会わないうちに、
ぐんぐんみるみる成長して、
それはもうそれは。
太陽を味方に、雨を味方に、
虫は友達、ちょうちょに恋、
猫は相棒、夜は家族。
みんなと一緒に大きくなあれ。
まだまだすくすくどんどんいける。
そして最後は大きな花を咲かせてね。
そらいっぱいのバカでかい花だよ。
笑えるくらい、バカでかい花さ。
eri/co
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今日のリスペクト。
みんな一度は遊んだことがあるであろうマリオブラザーズ。
マリオ、ルイージ。
ピーチ姫、ヨッシー。
クッパ。
以前、このマリオブラザーズのチョコエッグが売られていた。
チョコエッグというのは、タマゴ型のチョコレートの中に、
おもちゃが入っていて、でも中は食べるまで分からない、
わくわくどきどきなお菓子のこと。
マリオのキャラクターの誰かが入っているチョコレートということだ。
そこに1人の女性が通る。
「わたし、チョコエッグの中身当てるの得意だったんだあ」
女性はチョコエッグを手にとり、耳の近くまでもってきて振ったり、
重さを比べながらその中の2個を選んだ。
2個ということは、こうだ。
マリオとルイージなら兄弟愛、
マリオとピーチ姫なら恋愛、
マリオとヨッシーなら友情愛、
マリオとクッパなら永遠のライバル愛。
主役のマリオは必ずいるものとし、
あとの組み合わせ次第で、いろいろな可能性がある。
その女性は家に帰り、ある程度の確信を持ってチョコを食べた。
そしてひとつめの中身を確認する。
(ここは当然マリオ)…パカっ。
いや誰!?
むっちゃへんなん出た!くそう!
誰なん!
でもまだあと一個あるし、
(マリオ1人だけでもまあよしとするか)…パカっ。
いやホンマ誰!?また出たけど!
何なん!
その女性はカメックという雑魚キャラを見事に二度も出した。
そして想定外の組み合わせを引き当てた彼女は言う。
「おかしいな、うで落ちてるかも」
ホームパーティーアクシデント
http://singer-itao.blogspot.com/2010/05/blog-post.html
マリオ、ルイージ。
ピーチ姫、ヨッシー。
クッパ。
以前、このマリオブラザーズのチョコエッグが売られていた。
チョコエッグというのは、タマゴ型のチョコレートの中に、
おもちゃが入っていて、でも中は食べるまで分からない、
わくわくどきどきなお菓子のこと。
マリオのキャラクターの誰かが入っているチョコレートということだ。
そこに1人の女性が通る。
「わたし、チョコエッグの中身当てるの得意だったんだあ」
女性はチョコエッグを手にとり、耳の近くまでもってきて振ったり、
重さを比べながらその中の2個を選んだ。
2個ということは、こうだ。
マリオとルイージなら兄弟愛、
マリオとピーチ姫なら恋愛、
マリオとヨッシーなら友情愛、
マリオとクッパなら永遠のライバル愛。
主役のマリオは必ずいるものとし、
あとの組み合わせ次第で、いろいろな可能性がある。
その女性は家に帰り、ある程度の確信を持ってチョコを食べた。
そしてひとつめの中身を確認する。
(ここは当然マリオ)…パカっ。
いや誰!?
むっちゃへんなん出た!くそう!
誰なん!
でもまだあと一個あるし、
(マリオ1人だけでもまあよしとするか)…パカっ。
いやホンマ誰!?また出たけど!
何なん!
その女性はカメックという雑魚キャラを見事に二度も出した。
そして想定外の組み合わせを引き当てた彼女は言う。
「おかしいな、うで落ちてるかも」
ホームパーティーアクシデント
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やまのぼるどうき。
山登りに行った。
これは会社の同期との恒例行事だ。
年に2回、山登りと座禅に行って日々の苦労を分かち合う。
本当は梅雨頃に登る予定だったのが、延びて夏になってしまったけれど。
僕は今回の山登りツアーで、したい事がみっつあった。
ひとつは、お昼ご飯を外で食べること。
ふたつは、海かどこかで花火をすること。
みっつは、つどいにいやんに誕生日おめでとうと言うこと。
つどいにいやんというのは、同期の中でも1番年上で、
背も高くて笑顔が優しく、とても眩しそうに笑う、
ミスターチルドレンの桜井を不器用な感じにした人。
同期のリーダー的存在で、僕はその右腕として使ってもらっている。
山登りも、いつもはこのつどいにいやんが企画してくれていたけれど、
今回、にいやんが誕生日で30歳になったという。
これはもう右腕である僕が企画して、
みんなで誕生日おめでとうを言わんといけん。
なんかしらのプレゼントも用意せんといけん。
そんな思いから今回は、
恒例の山登り+アルファの気持ちで東京駅をスタートした。
今回参加したのは10人。
レンタカーで千葉を目指す。
途中、スーパーでお弁当の食材を買おうということになった。
僕はおにぎりとか、からあげとかをイメージしていたのだけれど、
同期はお洒落な人ばかりなので、
「フランスパン」「チーズ」「生ハム」「生春巻き」など、
わけのわからんものばかりカゴに入れる。
あと何故だか誰かが、キムチを入れている。
僕はおにぎりとからあげを鼻で入れた。
無国籍なカゴをレジに運び、お会計をする。
この時点ですごく楽しかった。
レシートがありえない長さになったし。
そしてまた車で移動。
しばらく高速道路を走り、高速を降りてから田舎道を進む。
海が見えた。夏の海だ。
ひょひょひょひゃっほーう!と心の中で叫びながら、
「おー。海ですなあ!」と大人っぽく叫んだ。
これは、まだ少し気を使っている同期がいる為、
まだ全てをさらけ出せずにいる為だ。
さらけ出せずにいる間に現地に着く。
山のふもとの駐車場に車をとめて、
さっき買った地球風お昼ご飯を持って途中のベンチまで登る。
ベンチのある場所は広くなっていて、
隣にでかい大仏が座って瞳を閉じている。
これが本当にとてもでかい、きっと今想像している2倍ほどの大きさだ。
同期が「見て!頭にでっかい蜂の巣がある!」
と、いまどき小学2年生でも言わないようなボケを言ってきたので、
「いやあれヘアスタイルやから!」
「ベーシックダイブツスタイルやから!」と迷惑そうにつっこんだら、
「いやちがうって!その横!横!」と横を見てみると、
本当に大きな蜂の巣がくっ付いていた。
「なんかごめんなあ」と同期に謝り、食事を始めた。
フランスパンやおにぎりやキムチがきれいに並べられ、
それをギラギラと太陽が照らし、遠くに見える海からの風で、
フランスパンは故郷である仏を想い涙し、
隣の大きなフランスは瞳を閉じながら欲を我慢している。
おいしく完食し、
ごちそうさまごみはきちんと片付けましょうさて登りましょかと、
スムーズに上を目指した。
道は基本的に階段になっていて、これがまたしんどい。
30歳になったにいやんの膝は、くすくすと笑っていた。
さあ、あと少しあと少しとみんな汗を流して登る。
よいしょおおお!
と最後の一段を登るとそこには360°の夏が待っていた。
太陽、雲、海、山、風。
夏のオールスターが一斉に僕たちを囲って回った。
僕は、ひょひょひょひゃっほーう!と心の中で叫びながら、
「おー。夏ですなあ!」と大人っぽく叫んだ。
ここで少し休憩をし、お茶などを飲み、少し語る。
空の上を回っていたとんびに、
「おいどうだ、僕の同期は最高だろう?」
と込めてピィーと手笛を吹いたり、
両手をほっぺに添えて
「ヤッホー」と叫ぶトレンディースタイルの同期に
昭和生まれの素晴らしさを改めて感じた。
で、下山。
車に戻って、さあ次はどうしようかと相談。
僕は海に行って花火をしたかったのだけれど、
もうみんな結構疲れていたし、1人が夜用事があると言うので、
少し残念だったけれど、海には行かずに東京へ戻ることに。
がしかし。
途中海辺の道で夕焼け海のむこうに見覚えのあるシルエットが現れる。
マウントフジだ、おいみんな!マウントフジが見えるよ!
千葉の端から、海を挟んで富士山が見えた。
いや美しい、美しすぎるで。
みんな嬉しい偶然に喜び肩を震わせた。
みるみるうちに夕焼けも夜になって、
僕らは高速道路の固い光になってかっこよく帰った。
そして、もうすぐ東京駅付近だ、高速を降りようという頃。
また偶然震えが起こる。
すぐそこで大きな花火があがったのだ。
どこだかの花火大会が開催されていたのである。
高速道路から見る花火は格別だったし、
僕はその時点でふたつめの願いを叶えれた。
あと最後はそう。
にいやんにおめでとうを言うだけだ。
それで今回のツアーは百点だ。
レンタカーを所定の位置へ返し、
では解散しましょうかで輪になった時、そこがチャンス。
僕はドキドキとタイミングを待つ。
みんなが輪になった、にいやんがまとめに入る。
「じゃあ今日は楽しかっ…
「チョ!チョトマッテニイヤン!」」
(しまった!緊張してカタコトみたいになってしまった!)
「アノ、チョトコンカイ、ニイヤンがサンジュサイにナタというコトで…」
(か、かたい!下手くそ!自分下手くそ!)
「ミナでプレゼントヨウイシマシタ」
(くそう!純日本人なのに!くそう!)
すごくぎこちなくなってしまったけれど、
僕はにいやんにプレゼントを渡した。
みんなからだ。
中身は8冊の本と1箱のラムネ菓子。
これはバファリンよりも優しい僕の提案で、
「みんなきっと金欠でアレだから、家にある本の中で、
何かおすすめの本を一冊ずつプレゼントしよう」と呼びかけたものだ。
すると9人中8人がちゃんと持ってきてくれていた。
1人は何故だかラムネ菓子を用意してきたけれど。
それぞれ自分の好きだった本をにいやんにあげた。
男の料理雑誌、絵本、写真集、バカドリル。
好きな本だけあってボロボロになっていたり、シミのようなものもついている。
にいやんはとても眩しそうに笑い、
不器用そうに「ありがとね」と言った。
そしてリュックサックにそれを入れて重そうに担いで帰った。
それを見て僕はまた心の中で何度もツイートした。
「それは愛のおもみだゾ」
「愛なんだゾ」
「愛のおもみ なうゾ」
-----------------------------
こうして今回の山登りツアーは幕を閉じた。
結果、この日僕は百点満点をたたきだした。
いや百点どころかあれだ、
四時間目は自習、給食はカレー、
五六時間目は運動会の練習だった時くらいの満足度。
すごくよかった。
そして同期の有難さを改めて感じた。
職種も出身も歳も違うけれど、こうして同期として、
仲間として集まれる人がいるというのはすごく幸せなことだし、
この先、いつまで今の会社にいるかも分からないけれど、
この人達とは、いつまでも同期でいたいと思った。
大切にしたいと思った。
ありがとう。これからもよろしくゾ。
おわり
これは会社の同期との恒例行事だ。
年に2回、山登りと座禅に行って日々の苦労を分かち合う。
本当は梅雨頃に登る予定だったのが、延びて夏になってしまったけれど。
僕は今回の山登りツアーで、したい事がみっつあった。
ひとつは、お昼ご飯を外で食べること。
ふたつは、海かどこかで花火をすること。
みっつは、つどいにいやんに誕生日おめでとうと言うこと。
つどいにいやんというのは、同期の中でも1番年上で、
背も高くて笑顔が優しく、とても眩しそうに笑う、
ミスターチルドレンの桜井を不器用な感じにした人。
同期のリーダー的存在で、僕はその右腕として使ってもらっている。
山登りも、いつもはこのつどいにいやんが企画してくれていたけれど、
今回、にいやんが誕生日で30歳になったという。
これはもう右腕である僕が企画して、
みんなで誕生日おめでとうを言わんといけん。
なんかしらのプレゼントも用意せんといけん。
そんな思いから今回は、
恒例の山登り+アルファの気持ちで東京駅をスタートした。
今回参加したのは10人。
レンタカーで千葉を目指す。
途中、スーパーでお弁当の食材を買おうということになった。
僕はおにぎりとか、からあげとかをイメージしていたのだけれど、
同期はお洒落な人ばかりなので、
「フランスパン」「チーズ」「生ハム」「生春巻き」など、
わけのわからんものばかりカゴに入れる。
あと何故だか誰かが、キムチを入れている。
僕はおにぎりとからあげを鼻で入れた。
無国籍なカゴをレジに運び、お会計をする。
この時点ですごく楽しかった。
レシートがありえない長さになったし。
そしてまた車で移動。
しばらく高速道路を走り、高速を降りてから田舎道を進む。
海が見えた。夏の海だ。
ひょひょひょひゃっほーう!と心の中で叫びながら、
「おー。海ですなあ!」と大人っぽく叫んだ。
これは、まだ少し気を使っている同期がいる為、
まだ全てをさらけ出せずにいる為だ。
さらけ出せずにいる間に現地に着く。
山のふもとの駐車場に車をとめて、
さっき買った地球風お昼ご飯を持って途中のベンチまで登る。
ベンチのある場所は広くなっていて、
隣にでかい大仏が座って瞳を閉じている。
これが本当にとてもでかい、きっと今想像している2倍ほどの大きさだ。
同期が「見て!頭にでっかい蜂の巣がある!」
と、いまどき小学2年生でも言わないようなボケを言ってきたので、
「いやあれヘアスタイルやから!」
「ベーシックダイブツスタイルやから!」と迷惑そうにつっこんだら、
「いやちがうって!その横!横!」と横を見てみると、
本当に大きな蜂の巣がくっ付いていた。
「なんかごめんなあ」と同期に謝り、食事を始めた。
フランスパンやおにぎりやキムチがきれいに並べられ、
それをギラギラと太陽が照らし、遠くに見える海からの風で、
フランスパンは故郷である仏を想い涙し、
隣の大きなフランスは瞳を閉じながら欲を我慢している。
おいしく完食し、
ごちそうさまごみはきちんと片付けましょうさて登りましょかと、
スムーズに上を目指した。
道は基本的に階段になっていて、これがまたしんどい。
30歳になったにいやんの膝は、くすくすと笑っていた。
さあ、あと少しあと少しとみんな汗を流して登る。
よいしょおおお!
と最後の一段を登るとそこには360°の夏が待っていた。
太陽、雲、海、山、風。
夏のオールスターが一斉に僕たちを囲って回った。
僕は、ひょひょひょひゃっほーう!と心の中で叫びながら、
「おー。夏ですなあ!」と大人っぽく叫んだ。
ここで少し休憩をし、お茶などを飲み、少し語る。
空の上を回っていたとんびに、
「おいどうだ、僕の同期は最高だろう?」
と込めてピィーと手笛を吹いたり、
両手をほっぺに添えて
「ヤッホー」と叫ぶトレンディースタイルの同期に
昭和生まれの素晴らしさを改めて感じた。
で、下山。
車に戻って、さあ次はどうしようかと相談。
僕は海に行って花火をしたかったのだけれど、
もうみんな結構疲れていたし、1人が夜用事があると言うので、
少し残念だったけれど、海には行かずに東京へ戻ることに。
がしかし。
途中海辺の道で夕焼け海のむこうに見覚えのあるシルエットが現れる。
マウントフジだ、おいみんな!マウントフジが見えるよ!
千葉の端から、海を挟んで富士山が見えた。
いや美しい、美しすぎるで。
みんな嬉しい偶然に喜び肩を震わせた。
みるみるうちに夕焼けも夜になって、
僕らは高速道路の固い光になってかっこよく帰った。
そして、もうすぐ東京駅付近だ、高速を降りようという頃。
また偶然震えが起こる。
すぐそこで大きな花火があがったのだ。
どこだかの花火大会が開催されていたのである。
高速道路から見る花火は格別だったし、
僕はその時点でふたつめの願いを叶えれた。
あと最後はそう。
にいやんにおめでとうを言うだけだ。
それで今回のツアーは百点だ。
レンタカーを所定の位置へ返し、
では解散しましょうかで輪になった時、そこがチャンス。
僕はドキドキとタイミングを待つ。
みんなが輪になった、にいやんがまとめに入る。
「じゃあ今日は楽しかっ…
「チョ!チョトマッテニイヤン!」」
(しまった!緊張してカタコトみたいになってしまった!)
「アノ、チョトコンカイ、ニイヤンがサンジュサイにナタというコトで…」
(か、かたい!下手くそ!自分下手くそ!)
「ミナでプレゼントヨウイシマシタ」
(くそう!純日本人なのに!くそう!)
すごくぎこちなくなってしまったけれど、
僕はにいやんにプレゼントを渡した。
みんなからだ。
中身は8冊の本と1箱のラムネ菓子。
これはバファリンよりも優しい僕の提案で、
「みんなきっと金欠でアレだから、家にある本の中で、
何かおすすめの本を一冊ずつプレゼントしよう」と呼びかけたものだ。
すると9人中8人がちゃんと持ってきてくれていた。
1人は何故だかラムネ菓子を用意してきたけれど。
それぞれ自分の好きだった本をにいやんにあげた。
男の料理雑誌、絵本、写真集、バカドリル。
好きな本だけあってボロボロになっていたり、シミのようなものもついている。
にいやんはとても眩しそうに笑い、
不器用そうに「ありがとね」と言った。
そしてリュックサックにそれを入れて重そうに担いで帰った。
それを見て僕はまた心の中で何度もツイートした。
「それは愛のおもみだゾ」
「愛なんだゾ」
「愛のおもみ なうゾ」
-----------------------------
こうして今回の山登りツアーは幕を閉じた。
結果、この日僕は百点満点をたたきだした。
いや百点どころかあれだ、
四時間目は自習、給食はカレー、
五六時間目は運動会の練習だった時くらいの満足度。
すごくよかった。
そして同期の有難さを改めて感じた。
職種も出身も歳も違うけれど、こうして同期として、
仲間として集まれる人がいるというのはすごく幸せなことだし、
この先、いつまで今の会社にいるかも分からないけれど、
この人達とは、いつまでも同期でいたいと思った。
大切にしたいと思った。
ありがとう。これからもよろしくゾ。
おわり
エピソードプレゼント。
電話をくれた友達に、
今日は何も考えたくない。
ひどく落ち込んでいると伝えたら、
じゃあ景気づけに、おもしろエピソードをプレゼントするわ。
と、エピソードをもらった。
さらにその友達が言うには、自分は話が下手だからおもしろく話せない。
話し方さえうまければ、きっともっとおもしろいはずだ、
キミならきっとできる、どうぞこの話をキミの話として、
おもしろくおかしく使ってくれ。との事だった。
そのエピソードというのがこれだ。
その友達が本屋でバイト中の出来事。
一人の男性客が入ってきた。
見るからに怖い感じの人で、おそらく職業は目を合わせてはいけないタイプ。
その男性は店に入るなり、店内をぐるりと見渡し、
レジにいる自分達に向かって、のしのしと近づいてくる。
(ここここわい)
(たたたたのむ、となりのバイトに話かけてくれ)
怖い男性はとなりのバイトに声をかけた。
怖男
「おい、この店になんかおもしれえ本はねえのか」
隣バイト
「ええっと。。お、おもしろい本ですか。?」
怖男
「そうだよ!」
友達
(この人のいうおもしろいっていったい、、。
あれかな、極道の妻とか、
仁義なき戦いとかそっち系かな)
隣バイト
「えっと、例えばどういったジャンルでお探しでしょうか?」
怖男
「だからあれだよ!
ウォーリーを探せとかそーゆんだよ!」
友達
(ええー!!!)
と、こんな感じのエピソードだ。
いやいや、なんてことだ、
充分おもしろいじゃないか。
こんなおもしろエピソードを自分のものとして話せるなんて、
とても有難いし嬉しい。
でもせっかくもらったのだから、
少しくらいは自分色も混ぜて話したいと思う。
今考えているのは最後の(ええー!!!)の部分を、
何か自分なりの言い回しにできないかどうか。
①
怖男
「だからあれだよ!
ウォーリーを探せとかそーゆんだよ!」
僕
「いや小三か!」
②
怖男
「だからあれだよ!
ウォーリーを探せとかそーゆんだよ!」
僕
「いやウォーリーの前に完全に自分見失っとるやないか!
自分を探せ!」
③
怖男
「だからあれだよ!
ウォーリーを探せとかそーゆんだよ!」
僕
「へいアニキ!その本の場所はアッシが調べつけます、けども!
けども、ウォーリーの野郎はアニキ!
あんたが見つけ出してくださいよ!へへ!」
うーん。。どうかな、
なんかちがうう。むずいなあ。
やっぱり人の話をうまく喋るのはむずいなあ。
やっぱり自分自身で感じたことを喋らないと、いけないな。
そうしないときっと心に響かないんだろうな。
うん。
せっかくいただいたけれど、この話は今度直接会った時に
お礼と一緒に丁寧にお返ししようと思う。
でもふと気がつくと、今日1日全く笑わなかった僕が、
いつもどおり笑っている事に気がついて、
電話の最後に、ありがとうと心から伝えた。
すると友達はこう言った、
「いや自分なんてゴミみてえなもんっすから、
気にせんでくだせぇ」
僕は、そんな事ないよ、
そしていくらなんでも
ゴミは謙遜しすぎだよ、
君は本当に素敵だよという意味を込めて、
「たしかにな」
と言って電話を切った。
前にも言ったけれど、僕は本当に人に恵まれている。
それをまた思い出した日でした。
おわり
今日は何も考えたくない。
ひどく落ち込んでいると伝えたら、
じゃあ景気づけに、おもしろエピソードをプレゼントするわ。
と、エピソードをもらった。
さらにその友達が言うには、自分は話が下手だからおもしろく話せない。
話し方さえうまければ、きっともっとおもしろいはずだ、
キミならきっとできる、どうぞこの話をキミの話として、
おもしろくおかしく使ってくれ。との事だった。
そのエピソードというのがこれだ。
その友達が本屋でバイト中の出来事。
一人の男性客が入ってきた。
見るからに怖い感じの人で、おそらく職業は目を合わせてはいけないタイプ。
その男性は店に入るなり、店内をぐるりと見渡し、
レジにいる自分達に向かって、のしのしと近づいてくる。
(ここここわい)
(たたたたのむ、となりのバイトに話かけてくれ)
怖い男性はとなりのバイトに声をかけた。
怖男
「おい、この店になんかおもしれえ本はねえのか」
隣バイト
「ええっと。。お、おもしろい本ですか。?」
怖男
「そうだよ!」
友達
(この人のいうおもしろいっていったい、、。
あれかな、極道の妻とか、
仁義なき戦いとかそっち系かな)
隣バイト
「えっと、例えばどういったジャンルでお探しでしょうか?」
怖男
「だからあれだよ!
ウォーリーを探せとかそーゆんだよ!」
友達
(ええー!!!)
と、こんな感じのエピソードだ。
いやいや、なんてことだ、
充分おもしろいじゃないか。
こんなおもしろエピソードを自分のものとして話せるなんて、
とても有難いし嬉しい。
でもせっかくもらったのだから、
少しくらいは自分色も混ぜて話したいと思う。
今考えているのは最後の(ええー!!!)の部分を、
何か自分なりの言い回しにできないかどうか。
①
怖男
「だからあれだよ!
ウォーリーを探せとかそーゆんだよ!」
僕
「いや小三か!」
②
怖男
「だからあれだよ!
ウォーリーを探せとかそーゆんだよ!」
僕
「いやウォーリーの前に完全に自分見失っとるやないか!
自分を探せ!」
③
怖男
「だからあれだよ!
ウォーリーを探せとかそーゆんだよ!」
僕
「へいアニキ!その本の場所はアッシが調べつけます、けども!
けども、ウォーリーの野郎はアニキ!
あんたが見つけ出してくださいよ!へへ!」
うーん。。どうかな、
なんかちがうう。むずいなあ。
やっぱり人の話をうまく喋るのはむずいなあ。
やっぱり自分自身で感じたことを喋らないと、いけないな。
そうしないときっと心に響かないんだろうな。
うん。
せっかくいただいたけれど、この話は今度直接会った時に
お礼と一緒に丁寧にお返ししようと思う。
でもふと気がつくと、今日1日全く笑わなかった僕が、
いつもどおり笑っている事に気がついて、
電話の最後に、ありがとうと心から伝えた。
すると友達はこう言った、
「いや自分なんてゴミみてえなもんっすから、
気にせんでくだせぇ」
僕は、そんな事ないよ、
そしていくらなんでも
ゴミは謙遜しすぎだよ、
君は本当に素敵だよという意味を込めて、
「たしかにな」
と言って電話を切った。
前にも言ったけれど、僕は本当に人に恵まれている。
それをまた思い出した日でした。
おわり
おっちょこちょい。
昨日はひさしぶりに上司とお昼にいった。
「なんか変わったもん食べたいわ」
と、上司がわがままを言うので会社から少し離れたビルに入った。
そしてわがまま上司がここにしようと、
多国籍なタイプの料理屋に決める。
僕はチキンカレーとナン、
先輩は温野菜のなんとかランチ、
上司はレディースセットを注文した。
料理が運ばれてくる。
よしいいぞ。おいしそうなニオイだ。
上司も「わたしのだけ杏仁豆腐ついてる」
と、デザート付きなことを女の子のような口調で
自慢し笑っている。
食べてみるとまたおいしい。
僕はナンがおいしくて、おかわりまで頼んだ。
すると上司が僕のことを、くいしんぼうだと言い始めた。
そのあと、おっちょこちょいだとも言った。
ちょっとまって上司。
くいしんぼうはいいとして、おっちょこちょいってどゆこと。
ナンを2枚食べただけですやん。
言おうと思ったけれど、まあいいかと思い、あははと笑っておいた。
そのあとしばらくおいしく食べ続け、後半になると、
突然上司が変な声で「すっ!」と言った。
なにごとかと思い、横に振り向くと、
なにごとも無い顔をした上司が普通に杏仁豆腐を食べている。
おかしいなと思ったけれど、まあいいかと思い、
僕は自分のチキンカレーを食べ終えた。
まだ上司と先輩は食べ終わっていなかったので、
そういう時間、僕は店内の照明や壁にかけている絵を見るようにしている。
するとふと、隣に貼ってあったメニューに目がいく。
それを見て僕はハッとした。
そこには上司が今食べているレディースセットの内容が書かれていた。
本日のランチ+サラダ+ドリンク
+デザート(自家製ヨーグルト)
ん? んん? ヨーグルト?
「わたしのだけ杏仁豆腐ついてる」という自慢を思い出す。
頭の中でつながり、頭の中で叫んだ。
「上司!さっき突然、すっ!って言ったの、
あれ杏仁豆腐食べるくちでヨーグルト食べたからちゃいますのん!
甘いくちで構えてたら突然ヨーグルトだったから、
すっぱい!って言おうとしたんやん!
でも部下達には杏仁豆腐として自慢してしまったから、
隠しましたやん!杏仁豆腐として食べてますやん!
でも今黙って食べてるそれ、絶対自家製ヨーグルトですやん!
もう一度言います!それ絶対自家製ヨーグルトですやん!
このタイプの店の自家製は、だいたいすっぱいんじゃ!
この、、この、、このおっちょこちょい!」
頭の中で叫んだらスッキリして、
僕は瞳を閉じながら口を拭いて、
上品にひとくち、水を飲んだ。
おわり
「なんか変わったもん食べたいわ」
と、上司がわがままを言うので会社から少し離れたビルに入った。
そしてわがまま上司がここにしようと、
多国籍なタイプの料理屋に決める。
僕はチキンカレーとナン、
先輩は温野菜のなんとかランチ、
上司はレディースセットを注文した。
料理が運ばれてくる。
よしいいぞ。おいしそうなニオイだ。
上司も「わたしのだけ杏仁豆腐ついてる」
と、デザート付きなことを女の子のような口調で
自慢し笑っている。
食べてみるとまたおいしい。
僕はナンがおいしくて、おかわりまで頼んだ。
すると上司が僕のことを、くいしんぼうだと言い始めた。
そのあと、おっちょこちょいだとも言った。
ちょっとまって上司。
くいしんぼうはいいとして、おっちょこちょいってどゆこと。
ナンを2枚食べただけですやん。
言おうと思ったけれど、まあいいかと思い、あははと笑っておいた。
そのあとしばらくおいしく食べ続け、後半になると、
突然上司が変な声で「すっ!」と言った。
なにごとかと思い、横に振り向くと、
なにごとも無い顔をした上司が普通に杏仁豆腐を食べている。
おかしいなと思ったけれど、まあいいかと思い、
僕は自分のチキンカレーを食べ終えた。
まだ上司と先輩は食べ終わっていなかったので、
そういう時間、僕は店内の照明や壁にかけている絵を見るようにしている。
するとふと、隣に貼ってあったメニューに目がいく。
それを見て僕はハッとした。
そこには上司が今食べているレディースセットの内容が書かれていた。
本日のランチ+サラダ+ドリンク
+デザート(自家製ヨーグルト)
ん? んん? ヨーグルト?
「わたしのだけ杏仁豆腐ついてる」という自慢を思い出す。
頭の中でつながり、頭の中で叫んだ。
「上司!さっき突然、すっ!って言ったの、
あれ杏仁豆腐食べるくちでヨーグルト食べたからちゃいますのん!
甘いくちで構えてたら突然ヨーグルトだったから、
すっぱい!って言おうとしたんやん!
でも部下達には杏仁豆腐として自慢してしまったから、
隠しましたやん!杏仁豆腐として食べてますやん!
でも今黙って食べてるそれ、絶対自家製ヨーグルトですやん!
もう一度言います!それ絶対自家製ヨーグルトですやん!
このタイプの店の自家製は、だいたいすっぱいんじゃ!
この、、この、、このおっちょこちょい!」
頭の中で叫んだらスッキリして、
僕は瞳を閉じながら口を拭いて、
上品にひとくち、水を飲んだ。
おわり
伝えること。
ありがとうを伝えること。
いつもお世話になっている人にこそ、
それを忘れてはいけない。
とても大切なこと。
http://www.youtube.com/watch?v=6Ya0zzgEuOk&feature=player_embedded
いつもお世話になっている人にこそ、
それを忘れてはいけない。
とても大切なこと。
http://www.youtube.com/watch?v=6Ya0zzgEuOk&feature=player_embedded
今日のヒーロー。
子供
「ねえヒーロー、なんで人は同じ形をしていると思う?
なんの為にこの形なの?」
ヒーロー
「へいぼーい、そんなことが気になるのかいへい」
子供
「うん、きゅうに気になりはじめたんだよ」
「からだのいろんな所はどうしてこうなんだって」
ヒーロー
「へいはははぼ-い、おもしろいことをいうぼーい、
そしたらまずきみの見解を話してごらんへい」
子供
「うーん、まだよく分からないんだけどね、
指はさあ、じゃんけんをしたり物をつかんだりでしょお、
パーを出すにはてのひらも必要だし、ひじがなければ腕相撲もできない。
それから足は歩いたり走ったりするから、移動の為に。
目はきれいな景色を見たり、教科書を読んで勉強をするため、
口はご飯を食べたり、歌をうたう。耳はないしょの話をきく。
ママなんかはイヤリングをつけることもあるでしょお。
それからねえ、鼻は赤ちゃんのにおいをかぐとき。
僕は赤ちゃんのにおいが好きなんだ。ほっぺに鼻を近づけて
くんくんとするととてもいいにおいがするよ。
あと悩んだときは頭を使うよ。
ママに叱られないためにはどうするべきかって。
それからね、うーん。」
ヒーロー
「いいよ なるほどへい、つづけて」
子供
「ここからがむずかしいんだ、
どうして羽がないのかってはなしなんだけど」
ヒーロー
「はね?羽が欲しいのかい?ぼーい」
子供
「うん、はねがあれば空が飛べるからね」
ヒーロー
「なるほどへい」
子供
「でも人に羽はないんだ。それはわかってるよ、
それが人だからね、人は空を飛ばないからね。
どうように、水にも潜らない、背びれがないからね。」
ヒーロー
「そうだねぼーい、そうだへい」
子供
「もし人に羽があったり、背びれがあったらどうかな」
ヒーロー
「へいぼーい、それはさぞ楽しいへいだろうね」
子供
「うん、きっとすごく楽しいんだけれど、
それはちょっと贅沢だなと僕は思ったんだ」
ヒーロー
「贅沢?どうしてへい?」
子供
「だってね、空には鳥がいるし、海には魚がいるから
空を飛ぶのは鳥のとっけん、水に潜るのは魚のとっけんだと思うんだよ」
ヒーロー
「なるほどへい、とっけんかへい、
すると人のとっけんは何だろうかぼーい?」
子供
「そう、そこにたどりついたんだ、
それで分からなくなって困っていたんだよヒーロー、
どうして人はこの形なんだってね」
ヒーロー
「なるほどねぼーい、きみのいわんとしていることは、
だいたいわかったよへい、
まず整理してみよう」
子供
「うんヒーロー」
ヒーロー
「人には羽がない背びれがないそして、
鳥は空を飛べる、魚は水に潜れるへい」
子供
「うん」
ヒーロー
「人にあるのは何だろうへいと考えると、
指や足、肘や腰、目や鼻、頭だね」
子供
「うん、それがある。
でもそれはとっけんとまでは言わないんじゃないかな」
ヒーロー
「今日はへい、
やけに とがるねぼーい、そのとおりだへい、
目や鼻は人いがいもみんな持ってる」
子供
「うん、赤ちゃんのにおいをかぐことも、
とっけんとまではよべないかと思うんだ」
ヒーロー
「でわ、じゃんけんをする事はどうだへい?」
子供
「んー、たしかにじゃんけんは人にしかできないかもしれない」
ヒーロー
「そうすると、じゃんけんが人の
とっけんということになるかなぼーい」
子供
「うーんでもそれはなっとくできないよ、
空を飛ぶことと、じゃんけんをすることじゃあ
まるでつりあわないよ」
ヒーロー
「のんのんぼーい、そうかなへい」
子供
「そうだよ、つりあわない」
ヒーロー
「へいぼーい、そんなことはないよ」
子供
「そしたらじゃあ、
じゃんけんが人のとっけん?」
ヒーロー
「のんのんへい、そうじゃない」
子供
「?」
ヒーロー
「じゃんけんのあとにはへい、何がある?」
子供
「じゃんけんのあと?」
ヒーロー
「そうだへい、じゃんけんのあとには何があるぼーい?」
子供
「んっとえっと、たとえば、あっち向いてほいとか?
あと鬼ごっこをするときとかかな」
ヒーロー
「御名答」
子供
「それから、家ではお兄ちゃんと何かを決めるときにするよ、
いちごはどっちが食べるかとか、
どっちが先にお風呂に入るだとかね」
ヒーロー
「わんだふるへい。すごいね、ぼーい」
子供
「すごい?何がすごいの?」
ヒーロー
「じゃんけんはすごいねぼーい」
子供
「?」
ヒーロー
「なぜならねへい、じゃんけんは人をいっしゅんにして鬼に変えたり、
お風呂にいれたり、いちごを食べることもできる。
いちごを食べるとぼーいはどうなるへい?」
子供
「それはとっても嬉しいよ。
いちごはだいこうぶつだから、ほっぺが落ちそうになるよ」
ヒーロー
「はははへい、その時きみはきっと笑っているねぼーい」
子供
「えへへ、うんきっと笑ってる」
ヒーロー
「そうだへい、そこにたどりつく、
いちごを食べることができて、
食べたらおいしくて嬉しくてへい、笑うへい」
子供
「ただし負けたときは涙がでそうになるけれどね」
ヒーロー
「うんうんへい、そうだねぼーい、
じゃんけんに負けるとくやしいだろう。
涙がでそうになるほどにねへい」
子供
「うんそうだね。
なんだか、
じゃんけんがすごいものな気がしてきたよ」
ヒーロー
「-さてへい、ここで話を戻そうへい、
とっけんについてだへい。
羽は何のためにあるんだったかぼーい?」
子供
「空を飛ぶため」
「空中から虫を探したりね」
ヒーロー
「うんそうだね。
すると、じゃんけんは何のためにあるんだへい?」
子供
「んー、、
それはだから、さっき、
あっち向いてほ、、、
あ!
そうか!!」
ヒーロー
「パチン!ぐれーと!」
子供
「いちごを食べるためだ、そしておいしくて笑うため!
笑うためだ!
それからいちごを食べれないためだ、
くやしくて涙をながすため!
ながすためだ!」
ヒーロー
「そうだへい!つまり。
それが人のとっけんだ」
子供
「そうか。そうだったんだねヒーロー、
人のとっけんはそこだったんだ」
ヒーロー
「にこにこー!へい。そうだへい、
そして赤ちゃんのにおいをかぐ鼻や、
きれいな景色を見たり、教科書を読むための目も
どうように、その為にあるんだへい」
子供
「わかったよヒーロー、わかった、
人がどうしてこの形なのか、」
「僕わかったよ」
ヒーロー
「さすがだぼーい、ぐれーとぼーいだ」
子供
「えへへ」
ヒーロー
「にこにこー!」
子供
「ありがとうヒーロー。
また教えてもらっちゃった。
いつも教えてくれてありがとう!
あ!見てヒーロー!飛行機だ!
くぅわっこいいー!」
ヒーロー
「くぅわっこいいー!」
「そうだ!ぼーい、じゃんけんをしないかへい!」
子供
「じゃんけん?」
ヒーロー
「もしきみが勝ったらへい、
あそこの自動販売機で、ペプシを買ってあげよう」
子供
「わーほんと!ようし!
ぜったい勝つぞー!」
ヒーロー
「いざ!尋常に。まいる!」
子供
「いざ!」
ヒーロー&子供
「さいしょはグー!!!!」
鳥
「チュンチュン」
「ねえヒーロー、なんで人は同じ形をしていると思う?
なんの為にこの形なの?」
ヒーロー
「へいぼーい、そんなことが気になるのかいへい」
子供
「うん、きゅうに気になりはじめたんだよ」
「からだのいろんな所はどうしてこうなんだって」
ヒーロー
「へいはははぼ-い、おもしろいことをいうぼーい、
そしたらまずきみの見解を話してごらんへい」
子供
「うーん、まだよく分からないんだけどね、
指はさあ、じゃんけんをしたり物をつかんだりでしょお、
パーを出すにはてのひらも必要だし、ひじがなければ腕相撲もできない。
それから足は歩いたり走ったりするから、移動の為に。
目はきれいな景色を見たり、教科書を読んで勉強をするため、
口はご飯を食べたり、歌をうたう。耳はないしょの話をきく。
ママなんかはイヤリングをつけることもあるでしょお。
それからねえ、鼻は赤ちゃんのにおいをかぐとき。
僕は赤ちゃんのにおいが好きなんだ。ほっぺに鼻を近づけて
くんくんとするととてもいいにおいがするよ。
あと悩んだときは頭を使うよ。
ママに叱られないためにはどうするべきかって。
それからね、うーん。」
ヒーロー
「いいよ なるほどへい、つづけて」
子供
「ここからがむずかしいんだ、
どうして羽がないのかってはなしなんだけど」
ヒーロー
「はね?羽が欲しいのかい?ぼーい」
子供
「うん、はねがあれば空が飛べるからね」
ヒーロー
「なるほどへい」
子供
「でも人に羽はないんだ。それはわかってるよ、
それが人だからね、人は空を飛ばないからね。
どうように、水にも潜らない、背びれがないからね。」
ヒーロー
「そうだねぼーい、そうだへい」
子供
「もし人に羽があったり、背びれがあったらどうかな」
ヒーロー
「へいぼーい、それはさぞ楽しいへいだろうね」
子供
「うん、きっとすごく楽しいんだけれど、
それはちょっと贅沢だなと僕は思ったんだ」
ヒーロー
「贅沢?どうしてへい?」
子供
「だってね、空には鳥がいるし、海には魚がいるから
空を飛ぶのは鳥のとっけん、水に潜るのは魚のとっけんだと思うんだよ」
ヒーロー
「なるほどへい、とっけんかへい、
すると人のとっけんは何だろうかぼーい?」
子供
「そう、そこにたどりついたんだ、
それで分からなくなって困っていたんだよヒーロー、
どうして人はこの形なんだってね」
ヒーロー
「なるほどねぼーい、きみのいわんとしていることは、
だいたいわかったよへい、
まず整理してみよう」
子供
「うんヒーロー」
ヒーロー
「人には羽がない背びれがないそして、
鳥は空を飛べる、魚は水に潜れるへい」
子供
「うん」
ヒーロー
「人にあるのは何だろうへいと考えると、
指や足、肘や腰、目や鼻、頭だね」
子供
「うん、それがある。
でもそれはとっけんとまでは言わないんじゃないかな」
ヒーロー
「今日はへい、
やけに とがるねぼーい、そのとおりだへい、
目や鼻は人いがいもみんな持ってる」
子供
「うん、赤ちゃんのにおいをかぐことも、
とっけんとまではよべないかと思うんだ」
ヒーロー
「でわ、じゃんけんをする事はどうだへい?」
子供
「んー、たしかにじゃんけんは人にしかできないかもしれない」
ヒーロー
「そうすると、じゃんけんが人の
とっけんということになるかなぼーい」
子供
「うーんでもそれはなっとくできないよ、
空を飛ぶことと、じゃんけんをすることじゃあ
まるでつりあわないよ」
ヒーロー
「のんのんぼーい、そうかなへい」
子供
「そうだよ、つりあわない」
ヒーロー
「へいぼーい、そんなことはないよ」
子供
「そしたらじゃあ、
じゃんけんが人のとっけん?」
ヒーロー
「のんのんへい、そうじゃない」
子供
「?」
ヒーロー
「じゃんけんのあとにはへい、何がある?」
子供
「じゃんけんのあと?」
ヒーロー
「そうだへい、じゃんけんのあとには何があるぼーい?」
子供
「んっとえっと、たとえば、あっち向いてほいとか?
あと鬼ごっこをするときとかかな」
ヒーロー
「御名答」
子供
「それから、家ではお兄ちゃんと何かを決めるときにするよ、
いちごはどっちが食べるかとか、
どっちが先にお風呂に入るだとかね」
ヒーロー
「わんだふるへい。すごいね、ぼーい」
子供
「すごい?何がすごいの?」
ヒーロー
「じゃんけんはすごいねぼーい」
子供
「?」
ヒーロー
「なぜならねへい、じゃんけんは人をいっしゅんにして鬼に変えたり、
お風呂にいれたり、いちごを食べることもできる。
いちごを食べるとぼーいはどうなるへい?」
子供
「それはとっても嬉しいよ。
いちごはだいこうぶつだから、ほっぺが落ちそうになるよ」
ヒーロー
「はははへい、その時きみはきっと笑っているねぼーい」
子供
「えへへ、うんきっと笑ってる」
ヒーロー
「そうだへい、そこにたどりつく、
いちごを食べることができて、
食べたらおいしくて嬉しくてへい、笑うへい」
子供
「ただし負けたときは涙がでそうになるけれどね」
ヒーロー
「うんうんへい、そうだねぼーい、
じゃんけんに負けるとくやしいだろう。
涙がでそうになるほどにねへい」
子供
「うんそうだね。
なんだか、
じゃんけんがすごいものな気がしてきたよ」
ヒーロー
「-さてへい、ここで話を戻そうへい、
とっけんについてだへい。
羽は何のためにあるんだったかぼーい?」
子供
「空を飛ぶため」
「空中から虫を探したりね」
ヒーロー
「うんそうだね。
すると、じゃんけんは何のためにあるんだへい?」
子供
「んー、、
それはだから、さっき、
あっち向いてほ、、、
あ!
そうか!!」
ヒーロー
「パチン!ぐれーと!」
子供
「いちごを食べるためだ、そしておいしくて笑うため!
笑うためだ!
それからいちごを食べれないためだ、
くやしくて涙をながすため!
ながすためだ!」
ヒーロー
「そうだへい!つまり。
それが人のとっけんだ」
子供
「そうか。そうだったんだねヒーロー、
人のとっけんはそこだったんだ」
ヒーロー
「にこにこー!へい。そうだへい、
そして赤ちゃんのにおいをかぐ鼻や、
きれいな景色を見たり、教科書を読むための目も
どうように、その為にあるんだへい」
子供
「わかったよヒーロー、わかった、
人がどうしてこの形なのか、」
「僕わかったよ」
ヒーロー
「さすがだぼーい、ぐれーとぼーいだ」
子供
「えへへ」
ヒーロー
「にこにこー!」
子供
「ありがとうヒーロー。
また教えてもらっちゃった。
いつも教えてくれてありがとう!
あ!見てヒーロー!飛行機だ!
くぅわっこいいー!」
ヒーロー
「くぅわっこいいー!」
「そうだ!ぼーい、じゃんけんをしないかへい!」
子供
「じゃんけん?」
ヒーロー
「もしきみが勝ったらへい、
あそこの自動販売機で、ペプシを買ってあげよう」
子供
「わーほんと!ようし!
ぜったい勝つぞー!」
ヒーロー
「いざ!尋常に。まいる!」
子供
「いざ!」
ヒーロー&子供
「さいしょはグー!!!!」
鳥
「チュンチュン」
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