迫力の、たらこくちびる。

へんな夢を見ました。
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ぜんぜん興味とかないのになぜかタロット占いにいっていて、
(タロット占いの手順は分からないのでイメージ)
占い師の人が机の上にカードを並べます。
そして一枚ずつめくっていって、これはあれだこれはこれだと、
あれこれ説明してくれます。
何枚かめくったあと、次のカードをめくろうとすると、
カードが机にぴたっとくっついてしまって、
めくりにくくなっています。
占い師の人は何度もカードをめくろうとするけれど、
ぜんぜんめくれません。
「あ、あの、僕めくりましょうか?」と言うと、
占い師の人は「いえ、およびません」と言い、
手前側に積んであったカードの一番上をめくりました。
それを僕に見せます。
カードにはつめきりバサミの絵がものすごいヨーロッパ風に描かれていました。
占い師の人は言います。
「このカードはふかづめを意味します」
と言い、僕につめを見せてきました。
僕はそれを確認し、たしかにふかづめですね。と言います。
すると占い師の人は少しほほえみ、
「そういうことです」
そしてそれだけを言い残し、
後ろのカーテンの奥へ入っていっていきました。
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夢なのでこのあとどうなったかあまり覚えていなくて、
ちょっと意味もよく分からないです。
ただ、その時は気づけなかったのですが、
占い師の人は、うすい透ける黒い布をかぶっていて、
紫に近い赤の口紅をして、おでこに大きなほくろ、
えりあしの部分に昔流行った細いエクステ、
ありえない大きさのフレームのめがね(金)をかけていて、
背中にでかい犬が描いてある白いトレーナーを着ていました。
耳にリボンがつけられている犬です。

今考えると、黒い布以外はこのあいだ見た定食屋のおばちゃんそのまんまでした。

夢にまで出てくるとはこのことか、と思いました。
おわり

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