トイレの山脇。

またこんな事を書きます。
会社が引越しをして、大きなあたらしいビルでピカピカ働いています。
端から端までそれはそれは快適です。

ですが、この間うっかりおなかを冷やしてしまい、
ちょいとお花を摘みにかけこみました。
一先ず到着し、たくさんあるうちのひとつを選び、
ほっとしてぴーぴー!と言っていると、
突然コンコンとドアをノックする音が聞こえます。
そして優しい声で言われました。
「山脇くん?大丈夫?」
多分僕のぴーぴーを聞き、
優しいおじさんがドアの前で心配してくれたんだと思います。
少し驚いたのと、大分恥ずかしいので、
一瞬返事ができずにいると、
「コンコン、大丈夫?山脇くん」
と、また優しい声をかけてくれます。
僕は勇気を出して返事をしました。
「あの、大丈夫です!あと僕違います。
山脇ではないです」

すると予想外の展開になりました。
「ははは、やっぱり山脇くんじゃん!
またおなか壊しちゃったの」
と、完全に山脇くんと間違えられました。
山脇くんがふざけていると思われたのです。
声が似ていたのかな。
「早くでてこいよー、大丈夫?」
と、まだそこにいます。
僕はまじどうしようかと思いましたがもう一度、
「あの、大丈夫です!あと僕違います。
山脇ではないです」
と伝えました。
すると、
「いっぷく(たばこ)いくでしょ?
そこで待ってるから」
と、トリッキーな事を言うので思わず心の中で、
(えーうっそお、どうしよー、
恥ずかしいとか通りこしてシンプルに困った、
トイレの神様、いるなら助けて!
ふふ!おもしろ!今のはおもしろ!)
と叫びましたが、
そ~れは~それは現れませんでした。
もうとっくにお花も摘み終わっていたので、
よしと意を決し外に出ることにします。

ガチャ、なるべく何にもピントを合わせないように手を洗うところにいきました。
けれど奇妙なことに外には鏡の前でネクタイを直している感じのおじさんしかおらず、全くこっちに気付いていないのであれおかしいなもう帰ったのかなと思った瞬間おじさんが鏡越しにピントを合わせない感じでチラッとこっちを見たのでああやっぱりこの人だなと思いました。
タバコも置いてあったし。

お互いに恥ずかしい感じにはなりましたが、
特に嫌な気持ちではありませんでした。
このおじさんは山脇くんの事がすごく大好きなんだな。

どんな人か知らないけれど、
きっといつもおなかを壊していてよく冗談を言う山脇くん、
ちょっとうらやましいぞ。

おわり
http://www.youtube.com/watch?v=Z2VoEN1iooE

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