今日のリスペクト。

北堀江のパン屋で打ち合わせ中、
僕は彼女の目に吸い込まれそうになった。
こちらの意図を伝える回だったので、しっかり説明しないといけない。
その目は、こっちを静かに聞いていてそして集中していて、
時々笑いながら揺れて、またグンと深く静まる。
トンネルの中を通っているような、
自分の声が耳の中から聞こえてきて、
僕はもう説明どころじゃなくなっていた。
というより、説明しなくてもいいなと思った。
それが最初。すぐに友達になれた。
それからみんなで遊んだりしてしばらくがたち、
大阪からいなくなることを聞いた。

最後に会った日、彼女は本をくれて、
多分僕も、本をあげた。
その日も彼女の目はあいかわらず深い深い色で、
「わかってるさ、とにかく最高をしよう」
と、多分そう頷いたので。
僕はまた吸い込まれそうになった。

カトリーナとフランシスコ
http://lokikotoha.exblog.jp/
//こどもの声を聞いていると、わたしがこどもの頃、夏やすみは、毎日のように泳いでいたのを思い出しました。クロールとバタフライを混ぜた新しい泳ぎ方を考えては、練習していました。妹とクイックターンが何回できるかの競争もよくしていました。//

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