先日、JAZZを聞いた。
もう一度言わせて。
先日、JAZZを聞いた。
Blue Note という有名な場所で。
僕はJAZZを聞いたんだ。
そしてウイスキーを頼んだ。
初めてのウイスキーを。
飲み方を尋ねられた。
僕は困った顔をした。
飲み方て何?と言う顔だ。
そうするとおねえさんは
野暮な事聞いて申し訳ないの顔で、
ストレートですねと言った。
僕は当たり前だという顔に変えて、
そして、それで。と言った。
足を組んだ。
ウイスキーがきた。
ふたつのグラスできた。
ひとつは小さいグラスにウイスキー、
ひとつは長いグラスに水が入っている。
僕はこう思った。
混ぜるん?
どうやるん?
そしてアイフォンを出した。
ウイスキー グラス 2つ
で検索した。ググった。
そして長いグラスの水は、
後追いの水だということが分かり、
僕は小さいグラスを手に取り。
飲んだ。
JAZZが始まる。
足を組んだ僕は腕も組んだ。
そしてたまにウイスキーを飲んだ。
僕はもう今までの僕と違う。
大人になったのだ。
ダンディーが始まったのだ。
生のJAZZを聞きながら、
ウイスキーをストレートで飲む。
これ以上大人なことが存在するだろうか。
いやあ、しないさ。
JAZZは終わって、夜風をあびた。
冬の気配は鼻の先、
くすんくすんとなでるように。
僕はウイスキーまじりの息で、
ふぅっとそれを吹き飛ばし、
もう少しだけいいじゃねえかと、
秋をポケットに押し込めた。
もう一度言わせて。
僕はウイスキーまじりの息で、
ふぅっとそれを吹き飛ばし、
もう少しだけいいじゃねえかと、
秋をポケットに押し込めた。
おわり
4 件のコメント:
もう少ししゃべりましょ。
ありふれた話でしょ。
それでいいの今は…
ウイスキーがお好きでしょ。。
匿名さん
笑いました。
あれ
出会ったころから
ダンディー始めてませんでした?
Body and Soul にも行って!書いて!
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