人から聞いた、ある島の話。
「10回島」
その島に住んでいる人は好き同士になると、
あと10回しか会ってはいけないというきまりがあるそうです。
「昔からのきまりなので」と島の長は言います。
つまり、友達や家族とはいつでも会えるけれど、
恋愛はだめ。恋に落ちたその日から、
残り10回しか会えなくなるってわけです。
そこでみんなさまざまな方法を考えるのですが、
結局11回目に会った2人がどうなるのかは、誰も知らないそうです。
10回目に涙を流してお別れをするというのが島の常識だと言います。
ですがその島には、出会って20年になる2人の夫婦がいるそうです。
愛し合う2人がどうしてそんなに長い間一緒にいられるのか、
島中のみんなが不思議で仕方ない様子。
その2人が先日、とうとうタネをあかしたそうです。
その2人はこう言います。
「わたしたちはねえ、出会ったその日に恋をしてね、」
「その日からずっと一緒にいるんだよ、」
「何をするのも一緒、食事やおふろだって一緒さ、」
「だからねわたしたちはまだ1回目を続けているんだよ」
島の人達はそれを聞いてびっくり。
「なるほどこいつは1本とられたな」
でもある若者のカップルがこう言いました。
「えーでもそれってチョー束縛じゃねー?
めんどくせーよそんなの!なあ!
そんな事したらダチと遊べねーじゃん!
会いたきゃ会えばいんじゃねー?
ちなみにオレらは今日で12回目だよ!」
どこの島でも次の時代を作るのは若者だと言っていました。
今日の島。
人から聞いた、ある島の話。
「雪島」
その島には冬がありません。
春、夏、秋、の3つしかないのです。
じゃあいったい雪はいつ降るんだよって?
だいじょうぶ 雪は夏に降ります。
セミのうるさい夏のお昼に降るとの事。
それがつもったらみんなでかき氷のシロップをかけて
食べるんだって、子供たちが大喜びするそうです。
その島の子供はみんなかき氷が大好きで、
去年はメロン味が大ブームだったそう。
それからもうひとつこの島のおもしろいところは、
この島の人は、笑うとき左手をグーにして頭の上に
右手をチョキにしてあごにくっつけて、
「パーパーパーパー」
と笑うんだそうです。
それがすごくおもしろいんだって言ってました。
「雪島」
その島には冬がありません。
春、夏、秋、の3つしかないのです。
じゃあいったい雪はいつ降るんだよって?
だいじょうぶ 雪は夏に降ります。
セミのうるさい夏のお昼に降るとの事。
それがつもったらみんなでかき氷のシロップをかけて
食べるんだって、子供たちが大喜びするそうです。
その島の子供はみんなかき氷が大好きで、
去年はメロン味が大ブームだったそう。
それからもうひとつこの島のおもしろいところは、
この島の人は、笑うとき左手をグーにして頭の上に
右手をチョキにしてあごにくっつけて、
「パーパーパーパー」
と笑うんだそうです。
それがすごくおもしろいんだって言ってました。
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