今日の本当。

季節の変わり目、
今日は朝からすごく元気もりもりで、
掃除の雑巾を絞ると、
まっぷたつにちぎれてしまうほどでした。
さらに左手で蛇口をひねると、
蛇口も取れてしまいました。
もし右手を使っていたらと思うと
ぞっとしました。

今日の本当。

季節の変わり目、
今日はパソコンのキーボードを掃除していると、
何やら音楽が聞こえてきました。
キーボードに耳をあててみると、
どうやらRボタンの中から聞こえます。
不思議に思い、Rボタンを開けてみると、
中はジャズ喫茶でした。
Rだからロックカフェだと思ったのに。

今日の本当。

季節の変わり目、
今日は上司に、こてんぱんに叱られ、
肩を落として歩いていると、
あたりが急に真っ白になってそのあと青色が広がりました。
よく見るとそこは空でした。
なんや肩落ちたんじゃなくて、
首が伸びとったんかーい。

今日の本当。

季節の変わり目、
今日は目が疲れたので目薬をすると、
失敗して床にこぼしてしまいました。
そしてそのままするすると流れていき、
やがて川になり、そして海になりました。
そして雲になり、雨となって、
帰り道で見事に僕の目に入りました。
奇跡だと思いました。

壁の話。

よくこんな事を言われます。
「きみには壁がないよね、だから自然でいられるよ」
それからそれと同じくらいこう言われます。
「きみは壁をつくるよね、本心が見えないよ」
今日考えていました。
どうして逆のことを同じくらい言われるのか、不思議です。
考えてもよく分からなかったので取り急ぎ、
両方に対する返事だけ考えました。
次言われたらこのように答えようと思います。

「きみには壁がないよね、だから自然でいられるよ」
「でも網戸は閉めてあるよ、用心のためにね」
「きみは壁をつくるよね、本心が見えないよ」
「でもほらよく見てよ、窓がついてるしカギもあいてる」

セクシーでかっこいい答えが見つかって嬉しいです。
おわり

今日の名言。

「私はあなたが守る!」

無題。

http://www.youtube.com/watch?v=TmUo1rFn16E&feature=related

ミルクレープ。

ミルクレープがおいしいです。
これも大好物のひとつです。
もし僕が社長で、
課長がミルクレープを持ってきたら、
すぐに部長にします。

オクラ。

大好物のひとつオクラ、
オクラパーティーしたいです。
オクラ投げ、オクラ祭。
オクラ狩りっていうのもいいな。
醤油をちょっとつけて。

きたない。

きたない。

作詞11。

「ポケット」

胸ポケット中に恋人を入れて、
知らない街へ旅に出よう。
心の旅では1人だけれど、
本当に詰め込められたらいいのに。
おい仕立て屋、
大きなポケット、
中には綿を、確りとつめておくれよ。
こんな歌があれば僕はすぐにダウンロードして、
アイポットに入れて聴くよラララ。

メイクするところ。

女の人がメイクするところを一度、横からずっと見てみたいです。
邪魔にならないようにだまっておくので。

398円のワイン。

398円のワインとチーズのお菓子を食べながら、
アニメを見る週末ってすごいしあわせだよねって。

おなかがすいた。

おなかがすいたー。
うぉぉぉ!

今日の名曲。

90's Dance acapella medley mix
http://www.youtube.com/watch?v=CMNDdnYOjWw&feature=player_embedded

(ヘッドホンでゆっくり聴くのがおすすめです)

今日の宣伝。

友達が原宿のお店の一部でアクセサリーなどを販売します。
よろしくお願いします。
いいとかわるいとか才能とか言うつもりはありません。
友達を応援しているというただそれだけのことです。
服装は少しださくて糸くずとかもついているけれど、
まっすぐで、いい友達です。
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zazi "光るカスタム色えんぴつ"

<場所>
Lamp harajuku1F
(http://lamp-harajuku.com/contact.html)
<日時>
8月19日(金)‐

ドローイングアーティスト・しみずえりこによる手作りのブランド"zazi"
「目の前の何でもない景色やものが、急におかしなものに見えてくる瞬間」をテーマにアクセサリーなどのグッズをつくります。
しみずえりこ web
http://coerico.web.fc2.com/
blog
http://erico255.blog97.fc2.com/blog-entry-280.html
[lamp harajuku blog]
http://www.hpfrance.com/Blog/Etsuko/2011/08/009549.html
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とんかつ。

出会いってすごいと思っています。
前世とかそういうのはよく分からないですが、
出会った人とか、場所とか、ものとか、
これから出会う人とかも、
何かあるんだろうなとは思います。
分からなくていいけれど、
本当にそれはすごいことだと思います。
在ったものと在ったものが会って、
逢って、合って。

だからこれを読んでくれている人も、
何かあるんだろうなと思います。
ありがとうございます。

とんかつを食べていると、急にそう思えたんです。

無題。

http://www.youtube.com/watch?v=OwCoSxi9TJU&feature=player_embedded
(※注意:少し怖いので我慢できる人だけ見てください。
僕は最初怖かったけれどだんだんおもしろくなりました)

いそべとあしだ。

いそべは芦田愛菜ちゃんの才能に嫉妬心を覚えているそうです。

ボサールとあそぼう。

小学4年生の男の子と、小学1年生の女の子と、3歳の男の子をねこぐるまに乗せながら、
やっぱり自分は子供を相手にする仕事が1番向いているんだと強く思いました。
もう遅いかな、もし遅くなければ何かしたいな。
土日だけでも、できないかな。
絵とかサッカーを通じて、何か教えたいな。
もしできたとしたらそうだな、
こけてもなかん子になるようにしたいな。
なかんかったらすごくほめよ。
そうしながら絆創膏をはってあげよ。

おぼん。

岡山なう。
空気がきもちよくて。

ホットサン2号。

数年前、学生の頃の話。
僕は夜な夜なインターネットをしたり、
宇宙の不思議について考えたり、
深夜にアルバイトをしていたのもあったりで、
よく寝坊をしていました。
起きると8時54分、あと6分で授業。
そんなこともしばしばあります。
目を開けた瞬間から登校が始まり、
昨日脱ぎっぱなしにしている服をまた着て、
というより着ながらエレベーターに乗って、
家から学校までは一直線の道、
そのままスズキの薔薇という古いスクーター(呼び名:ホットサン2号)にとび乗って、
おもいきりハンドルをひねります。
残念なのは最高速度が25kmくらいしか出ないということです。
早いほうの自転車には抜かれるので悔しい。
信号にもかかります。
この時点で58分、どくんと心臓、汗ひとすじ。
青を待ちます。
青の、あ、になるかならないかの瞬間に発進、
その勢いでカバンからA4の紙がババババと飛び出してしまいます。
でももうかまいません。ふりかえりません。
大量の紙を巻き散らしながら毎1秒を行きます。
ひらひらと紙の舞う中、目線の先に学校。
あと40秒、はしれホットサン2号!
あと30秒、うなれホットサン2号!
あと20秒、とべ!ホットサ、
ここで僕はある事に気がつきます。
そう、今日は雲ひとつない秋の青空、
端から端までなんて濃い青色なんだ。と。
あと15秒、デザイン出しの日に教室の蛍光灯の下と、
海の見える公園とじゃあ、どっちがいいデザインが描けるだろうか。と。
あと10秒、でも出席もとるし、単位とかその。と。
あと5秒、ええい、かまわん!
あと2秒、とべ!ホットサン2号!
0秒、僕は学校を通り越します。
そのまま全速力で公園を目指しました。
気持ちのいい秋の風、なんだ今日は涼しいじゃないか。

つづく


公園につくと、おじいさんと孫が遊んでいます。
僕はその近くのベンチに座り、
足を組み、アイポットを聴きました。
なるべくお洒落な曲を聴いて、
飛行機の音が聞こえるくらいのボリュームで、
クロッキー帳に鉛筆をあてます。
すると隣のベンチにおじいさんと孫が来て、
こっちをのぞきこみながら、
「兄ちゃん、絵描きさんかえ?」
と、おじいさんが聞くので、
「いえ、デザインの勉強をしています学生です」
と答えました。
僕はおじいさんよりも孫のほうに興味があったので、
孫のほうに目を移して、
「なにか描いてみる?」
と鉛筆とクロッキー帳を差し出します。
するとその質問を聞き終わるよりも先にプイっとされました。
なにかの「に」のへんではもうプイっとしかけていて、
いてみる?の「て」のへんではプイっとし終わっていました。
多分ぎんぎんに尖らせた鉛筆が怖かったんだと思います。

そんなこんなで、昼になるのはあっというまでした。
結局、そんなにいいデザイン画は描けません。
昼過ぎに学校に行き、そっと教室に入り、
そしてみんなに「寝坊したあ」と言うんです。

つづく

岡山と大阪。

週末に岡山と大阪に帰ろうと思います。
会いたい人に会えたら嬉しいです。
それで他愛のない話ができれば一番いいなあ。

Dの意思。

最近は残業と休日出勤でリポビタンDばかり飲んでいます。

コンディショナー。

ドラッグストアとかに行くといつも、
「あ、そうだコンディショナーがきれているんだった」
と思い出して、詰め替え用のコンデショナーを買うんですが、
そういう時はいざ帰ってみると、だいたいきれていません。
いざ詰め替えようとすると、全然入っています。
なので今うちには詰め替え用コンディショナーが3つもあります。

でもその3つ並んである姿を見ると、
ちょっとほっとするような自分もいます。
どうしても憎めないというか。

2年ほど前も。

「スマップの中で誰が1番好き?」
そんな質問をしたのは3人の中で1番背の低い女だ。
2人がほぼ同時に答えた。
「くさなぎくん」「なかいくん」
それを聞いた背の低い女が言う。
「そうなんだ、あたしはキムタク」

この時、私は強く思った。
この女普通じゃない。

そしてその翌日、
私は熱をだして寝込んだ。
おわり

背番号93の女。

私の前を歩いている中学生ほどの女の子は、
リュックサックにたくさんのキーホルダーをつけている。
じゃらじゃらと跳ねるように鳴るそれらは、
おそらく彼女の自己形成で必要不可欠。
言うなれば たからもの といったところ。
中でも一番大きなのが、スマップのくさなぎつよしの写真がプレート状になったものだ。
よく見ると、地デジカなど、くさなぎ関連のものばかりついている。
これらのことから彼女はくさなぎつよしのおっかけであることがほぼ確定した。

駅に向かうであろう彼女のあとをつける。
ワッペンのたくさんついた細身のポロシャツに
デニムスカート、ハイソックス。
黒い髪と白いスニーカーのコントラストは、
まじめな彼女の一途な想いを演出する。
彼女の足取りは軽い。
イヤホンからはスマップの曲を聴いているに違いない。
朝の日差しがまたそれを照らし、
大きなくさなぎがこっちを見て笑っている。

駅に到着し、追跡も終わりかけたところ、
彼女は財布を取り出す為にリュックサックをおろした。
するとポロシャツの背中に背番号が書いてあり、
その数字が56だった。
いや稲垣!吾朗は稲垣。

私は少し悔しいような、淋しいような気持ちになり、
はやあしで彼女を追い越した。
大きなくさなぎがこっちを見てまだ笑っていた。

このことがきっかけとなり、私は風邪をひいた。
おわり

ディファレント。

ディファレントをみつけよう。
ディファレントからはじめよう。

ドラマティック。

ドラマティックをしたいです。
あっちじゃなくてこっちの。
こっちのドラマティックです。
http://www.youtube.com/watch?v=CHh_ttHTaaU&feature=related

シャンプーハット。

今日、帰り道にシャンプーハットが落ちていました。

今日の殿様。

お殿様一行の列に、蝶々を追う幼い子供が飛び込み、
駕籠者の足にぶつかり列をとめてしまった時のこと。
町人は皆いっしゅんにして凍りつき、
中には手で顔をふさぎこむものもいました。
慌てて父親が列に飛び込み、子供の頬を加減なく叩きます。
転んだ子供に、もうひと発、ふた発、何度も頬を叩きます。
父親は、こうする他に我が子を救う方法はないと考えたのです。
しかし子供はまだ幼いがため、
見たことのない父のその表情と、また頬の痛みに驚き、大きな声で泣いてしまいました。

列は止まったまま、とうとう駕籠の中からお殿様の声です。
駕籠を降ろすよう指示があったのか、お殿様が出てきました。
町人は額を地面に寄せながら、ごくりと唾をのみます。

「泣かないでよい」

お殿様が子供に向けてかけた言葉は、
皆の予想とは逆の、穏やかなものでした。
そうして子供の頭をぽんと優しく撫で、
あろうことか鼻水を手でふいてやったのです。
目を疑うようなその光景に父親は思わず感極まり、
地面に平伏しながら涙し、何度も何度も感謝の念を伝えます。

「泣かないでよい」
「叩かないでよい」
お殿様はまたそう言ってしゃがみこみ、
今度は父親の鼻水をふいてやりました。
それを見た町人も次々に涙を流し、
とうとう駕籠者や槍持ちなど、
家来までもが皆泣いてしまいました。

「泣かないでよい」
「もらい泣きしないでよい」
お殿様はそういって皆の鼻水をふいてやります。
皆の鼻水をふきおわる頃には、
あたりはすっかり夜になり、
お殿様の右手はふにゃふにゃになってしまいました。

「ふにゃふにゃにならなくてよい」
お殿様はそう言って、右手を優しく撫でてやりました。
それを見た左手が感動のあまり思わずふにゃふにゃになってしまいました。

「ふにゃふにゃにならなくてよい」
「もらいふにゃふにゃしないでよい」
お殿様はそう言って、両手を胸元で抱いてやりました。

ちょんまげのてっぺんには蝶々がとまりました。

名を、徳川優々
(とくがわやさやさ)
日本史上、最も優しかったとされているお殿様のお話です。
おわり