連休 vol.2
しばらくして目がさめると、
電車はもう故郷の近くまで帰っていた。
読もうと思って持ってきた本は、
結局１ページも読まなかった。
駅に到着すると、僕は運転手にサンクスと伝え改札を出た。
すると父からの電話が鳴り、
「遅れるから待っといて」
しばらく駅で父の車を待つことになった。
大丈夫。
僕は会社で何時間も上司を待ったりする事もあるから、
２０分くらい待つ事は屁でもなかった。
でも屁はこいた。
人が誰もいないから余裕だから。
ふと下を見ると、なんだろうかバネが落ちていた。
なぜここにバネが。誰が何の為に何故バネを。
そしてバネそのものを単品で見たのは久しぶりだ。
僕は父の車が来るまでそのバネで遊ぶ事にした。
足を乗せてびよーんとしたり、
ころころと転がし足でけ、あ、父が来た。
父が来たので助手席に乗った。
今日は地元の藤まつりがあり、父はその仕事の途中で抜けて来てくれたそうだ。
僕は家に帰る前に一旦その藤まつりについていく事にした。
藤まつり会場について藤を見ると藤はまだ咲いていなかった。
今年は温度差が激しかったりで例年より時期が遅いとの事である。
ここでふと思う、
僕がうすいムラサキ色が好きなのは、
幼い頃から見てきた藤の色だったのかなと。
ムラサキ色のない藤まつりは、基本的にミドリ色で構成されていた。
でもイベントだけは開催されていて、よく晴れているし、
そんな藤まつりもまあたまにはアリだなと思った。
ステージでは、和太鼓のニッポン堂々とした演奏や、
シンガーのおばさんがミニスカートで美空ひばりを歌ったりしていた。
ちなみにこの和太鼓の団体は父が若い頃に何人かと立ち上げたもので、
(この事はまた今度いつか詳しく書きたいと思うけれど)
幼い頃は父の和太鼓をよく聞きに行っていた。
今となってはただの薄毛の、というかハゲだけれど、
昔は髪も２３２３だったし、筋肉もなかなかだったので、
僕と僕の弟は父のステージを見るのが好きだった。
父がお弁当を２つ持ってこっちに歩いてきた。
余談だけれど、ここ数年父は頭を隠すためにハンチングをかぶる。
さらに余談だけれど、父は調子が良くなるとハンチングをくるっと半周させ逆さまにかぶる。
でも僕は半周させている父を見かけた時は、すぐに元に戻すよう心がけている。
「そこらへんで座ってくうか」
と、はしっこのベンチに座り、昼を食べた。
僕は１８歳から親元を離れているので、
こうして父と２人でお弁当を食べるなんて事は
ものすごく久しぶりな気がするし、
もしかしたら初めてかもしれないと思った。
途中、父が僕の方を見て止まった。
「ん？どしたん？」
と聞くと、
「そっちのシャケの方が大きいなと思って」
と言ってきた。
このハゲ、
つづく
ブロッコリー。
連休 vol.1
東京から大阪まで夜行バスで帰り、
その後岡山まで電車で帰るという計画。
岡山といっても僕は県境の出身なので、
大阪からだと電車で２時間程で帰れる。
でもゴールデンな週間なのできっと人が多いだろうな、
できれば座りたいなと思い、電車の一番前の車両の所で
電車を待つことにした。
するとその列の横に、交代の運転手の人が立っていた。
(※長距離なので途中で運転手が交代する為)
その運転手が突然僕に話しかけてきた。
「実家に帰るんですか？」
あまりに突然だったのですごく驚いたけれど、
その運転手の顔を見てさらに驚いた。
なんとその運転手は岡山の友達。
もう驚きが口からこぼれてしまい、
「ぬぅぁっぷぃ」
と謎の声を出してしまった。
彼は笑っていた。
少しだけ話していると電車が来て、
友達の運転するそれに乗った。
その電車で故郷を目指した。
これってとてもすごい事だと思いながら。
窓際の席に座り、ポカリスウェットをひとくち。
ちなみにものすごく晴れている。
途中、海や山や川や田んぼが見えるのだけれど、
春なので特に山の緑が気になった。
いろんな緑が混ざっていていつもより立体的に見える。
あれおかしいな。
山がだんだんブロッコリーに見えてきたな。
大きなブロッコリーに。
いやあ大きいな。
あれを食べきるには相当な時間と体力が必要だな。
それに大きなマヨネーズも必要だな。
そんな事を考えながら、僕は居眠りをした。
こんな気持ちの良い居眠りは久しぶりだ。
つづく
東京から大阪まで夜行バスで帰り、
その後岡山まで電車で帰るという計画。
岡山といっても僕は県境の出身なので、
大阪からだと電車で２時間程で帰れる。
でもゴールデンな週間なのできっと人が多いだろうな、
できれば座りたいなと思い、電車の一番前の車両の所で
電車を待つことにした。
するとその列の横に、交代の運転手の人が立っていた。
(※長距離なので途中で運転手が交代する為)
その運転手が突然僕に話しかけてきた。
「実家に帰るんですか？」
あまりに突然だったのですごく驚いたけれど、
その運転手の顔を見てさらに驚いた。
なんとその運転手は岡山の友達。
もう驚きが口からこぼれてしまい、
「ぬぅぁっぷぃ」
と謎の声を出してしまった。
彼は笑っていた。
少しだけ話していると電車が来て、
友達の運転するそれに乗った。
その電車で故郷を目指した。
これってとてもすごい事だと思いながら。
窓際の席に座り、ポカリスウェットをひとくち。
ちなみにものすごく晴れている。
途中、海や山や川や田んぼが見えるのだけれど、
春なので特に山の緑が気になった。
いろんな緑が混ざっていていつもより立体的に見える。
あれおかしいな。
山がだんだんブロッコリーに見えてきたな。
大きなブロッコリーに。
いやあ大きいな。
あれを食べきるには相当な時間と体力が必要だな。
それに大きなマヨネーズも必要だな。
そんな事を考えながら、僕は居眠りをした。
こんな気持ちの良い居眠りは久しぶりだ。
つづく
春 ゴールデンウイーク。
清少納言 -枕草子より-
春はあけぼの。
やうやう白くなりゆく山際、少しあかりて、
紫だちたる雲の細くたなびきたる。
夏は夜。
月の頃はさらなり。
闇もなほ、蛍のおほく飛びちがひたる。
また、ただ一つ二つなど、ほのかにうち光りて行くもをかし。
雨など降るもをかし。
秋は夕暮れ。
夕日のさして山の端いと近うなりたるに、
烏の、寝どころへ行くとて、三つ四つ、
二つ三つなど飛び急ぐさへあはれなり。
まいて、雁などのつらねたるが、いと小さく見ゆるは、いとをかし。
日入り果てて、風の音、虫の音など、はた言ふべきにあらず。
冬はつとめて。
雪の降りたるは言ふべきにもあらず、
霜のいと白きも、またさらでもいと寒きに、
火など急ぎおこして、炭持てわたるも、いとつきづきし。
昼になりて、ぬるくゆるびもていけば、火桶の火も、白い灰がちになりてわろし。
簿茶亞流之散歩 -金週故郷より-
今宵より一先の七つもの金訪るは、いとをかし、
新橋は十八時、
働人のおほく飛びちがひたる、
駆け急ぐ満員闇車さへあわれなり、
窓際、橙の塔色を雨霞ませ見ゆるは、いとをかし。
まいて灰の建などのつらなるが、いと小さく見ゆるもをかし。
足浮く心持に耳の流るは売振頭なり。
故郷の色濃くなりゆけば、父母近くして
山の音、虫の音など、はた言ふべきにあらず。
雨の冷たき朝も、風の強き夜も、またさらでも、
七つの金においてそれが故郷であれば、
it's ok i see
(いとをかし)
春はあけぼの。
やうやう白くなりゆく山際、少しあかりて、
紫だちたる雲の細くたなびきたる。
夏は夜。
月の頃はさらなり。
闇もなほ、蛍のおほく飛びちがひたる。
また、ただ一つ二つなど、ほのかにうち光りて行くもをかし。
雨など降るもをかし。
秋は夕暮れ。
夕日のさして山の端いと近うなりたるに、
烏の、寝どころへ行くとて、三つ四つ、
二つ三つなど飛び急ぐさへあはれなり。
まいて、雁などのつらねたるが、いと小さく見ゆるは、いとをかし。
日入り果てて、風の音、虫の音など、はた言ふべきにあらず。
冬はつとめて。
雪の降りたるは言ふべきにもあらず、
霜のいと白きも、またさらでもいと寒きに、
火など急ぎおこして、炭持てわたるも、いとつきづきし。
昼になりて、ぬるくゆるびもていけば、火桶の火も、白い灰がちになりてわろし。
簿茶亞流之散歩 -金週故郷より-
今宵より一先の七つもの金訪るは、いとをかし、
新橋は十八時、
働人のおほく飛びちがひたる、
駆け急ぐ満員闇車さへあわれなり、
窓際、橙の塔色を雨霞ませ見ゆるは、いとをかし。
まいて灰の建などのつらなるが、いと小さく見ゆるもをかし。
足浮く心持に耳の流るは売振頭なり。
故郷の色濃くなりゆけば、父母近くして
山の音、虫の音など、はた言ふべきにあらず。
雨の冷たき朝も、風の強き夜も、またさらでも、
七つの金においてそれが故郷であれば、
it's ok i see
(いとをかし)
ボール。
イギリスに行っているマイフレンドからテルがあった。
テレビ電話で１時間以上話した。
とてもひさしぶりに話した気がする。
歳下だった彼は、当時の僕よりも歳上になっていて、
当然、僕はさらに歳上になっている。
白いナイロンのズボンが似合う少年のようだった彼も、
今ではひげぼーぼーのお兄さんになっていた。
デニムがよく似合いそうだ。
５年程前、彼は僕によく相談をしてくれた。
大阪の難波、夜の道頓堀の側に座り、
服の事、デザインの事、パターンの事、
それから友達の事、恋愛の事、将来の事
いろいろと話した、話したんやで。
僕は無い知恵をしぼって何かいい事を言おうと必死だったと思う。
僕だって何も分からないのにね。
そして５年がたち、イギリスに行った彼は言った。
「本当に大変だったんだよ、それで忘れてはいけない事が３つできた、
でも僕ねこっちきてちょっとだけね、何かこう、見つけた気がするんだよ」
ズシリと重かった。
彼は、しっかりと太っていた。
１人日本を離れ修行して、苦労して、がんばった。
言葉に本当に重い軽いがあるかは分からないけれど、
言葉がボールだとすれば、
そのボールには鍵付きのふたがついていて
中にいろいろなものを入れる事ができる。
でも自分のボールの鍵は自分にしか開けられない。
大きさ形や色は同じでも、中身は人それぞれだったりして。
きっと彼はそのボールの中にたくさん入れて、
そして僕に投げてくれたんだと思う。
中身は見れないけれど多分そう。
僕はキャッチするのがやっとで、
おっとっととよろけてしまいそうだった。
そしてダイエットばかり気にしている自分と
パーマでふわふわした前髪と、
おならばかりでる自分を見て、なんてエアリーなんだと思った。
軽かった。
僕は軽い。
-----------------------
ふわりふわりと宙を舞い、
風に吹かれていったいどちらが北かしら、
あるいはむしゃりむしゃりと
草を食べ、小さなうんこをたくさんこぼして、
木陰で休んで昼寝ばかり。
しかもここはサバンナでもなければ北極でもない、
日本のサファリーパークかな。
-----------------------
彼は続けた。
服の事、デザインの事、パターンの事、
それから友達の事、恋愛の事、将来の事。
僕はうんうんと何度もうなずいて、聞いた。
彼のボールを一生懸命キャッチしながら、
ひげぼーぼーの彼のそのひげを見ていた。
そして話は明日は仕事だからそろそろ、となり、
結局僕は彼に何も言えなかったけれど、
最後にひとつだけ彼に聞いた。
ずっと聞きたかった事で、
ずっと聞けなかった事を聞いた。
何よりも１番気になっていた事だ。
僕は自分のボールにたくさん詰めこんで、
しっかりと鍵をかけ、彼に投げた。
-----------------------
「あの、最後にいっこだけ聞いてええかな、
外国の人とスケベな事とかした？金髪の人とかと。」
-----------------------
電話が終わり、仕事に備えた。
彼の答えはここには書かないけれど、
僕の最後のボールだけは、
なかなか重かったんじゃないかな。
そして僕は今日、肉を喰べる。
そしてお風呂あがりに筋肉トレーニングをする。
そして。
テレビ電話で１時間以上話した。
とてもひさしぶりに話した気がする。
歳下だった彼は、当時の僕よりも歳上になっていて、
当然、僕はさらに歳上になっている。
白いナイロンのズボンが似合う少年のようだった彼も、
今ではひげぼーぼーのお兄さんになっていた。
デニムがよく似合いそうだ。
５年程前、彼は僕によく相談をしてくれた。
大阪の難波、夜の道頓堀の側に座り、
服の事、デザインの事、パターンの事、
それから友達の事、恋愛の事、将来の事
いろいろと話した、話したんやで。
僕は無い知恵をしぼって何かいい事を言おうと必死だったと思う。
僕だって何も分からないのにね。
そして５年がたち、イギリスに行った彼は言った。
「本当に大変だったんだよ、それで忘れてはいけない事が３つできた、
でも僕ねこっちきてちょっとだけね、何かこう、見つけた気がするんだよ」
ズシリと重かった。
彼は、しっかりと太っていた。
１人日本を離れ修行して、苦労して、がんばった。
言葉に本当に重い軽いがあるかは分からないけれど、
言葉がボールだとすれば、
そのボールには鍵付きのふたがついていて
中にいろいろなものを入れる事ができる。
でも自分のボールの鍵は自分にしか開けられない。
大きさ形や色は同じでも、中身は人それぞれだったりして。
きっと彼はそのボールの中にたくさん入れて、
そして僕に投げてくれたんだと思う。
中身は見れないけれど多分そう。
僕はキャッチするのがやっとで、
おっとっととよろけてしまいそうだった。
そしてダイエットばかり気にしている自分と
パーマでふわふわした前髪と、
おならばかりでる自分を見て、なんてエアリーなんだと思った。
軽かった。
僕は軽い。
-----------------------
ふわりふわりと宙を舞い、
風に吹かれていったいどちらが北かしら、
あるいはむしゃりむしゃりと
草を食べ、小さなうんこをたくさんこぼして、
木陰で休んで昼寝ばかり。
しかもここはサバンナでもなければ北極でもない、
日本のサファリーパークかな。
-----------------------
彼は続けた。
服の事、デザインの事、パターンの事、
それから友達の事、恋愛の事、将来の事。
僕はうんうんと何度もうなずいて、聞いた。
彼のボールを一生懸命キャッチしながら、
ひげぼーぼーの彼のそのひげを見ていた。
そして話は明日は仕事だからそろそろ、となり、
結局僕は彼に何も言えなかったけれど、
最後にひとつだけ彼に聞いた。
ずっと聞きたかった事で、
ずっと聞けなかった事を聞いた。
何よりも１番気になっていた事だ。
僕は自分のボールにたくさん詰めこんで、
しっかりと鍵をかけ、彼に投げた。
-----------------------
「あの、最後にいっこだけ聞いてええかな、
外国の人とスケベな事とかした？金髪の人とかと。」
-----------------------
電話が終わり、仕事に備えた。
彼の答えはここには書かないけれど、
僕の最後のボールだけは、
なかなか重かったんじゃないかな。
そして僕は今日、肉を喰べる。
そしてお風呂あがりに筋肉トレーニングをする。
そして。
今日のヒーロー。
子供
「ねえヒーロー、これは僕の手でしょ、
でこれは僕の足でしょ、これは耳、鼻、目、
そしてここは頭、そしてここに心臓。
じゃあいったい ”僕” はどこにあるの？」
ヒーロー
「へ、へいぼーい、そ、そうだね、それはアレだ、その、、」
子供
「？」
ヒーロー
「そのぼーい、アレだへい、その、」
子供
「？」
ヒーロー
「へいぼーい、ハグしよう」
●！
子供
「わ！やめてよ！苦しいよ！」
ヒーロー
「へいぼーい今分かるかい、
今ハグしている全部がぼーいきみだへい、
このきみがへい、きみだへい、全部、
全部でぼーい、きみだへい」
母
「ちょっと！うちの子に何やってるんですか！」
ヒーロー
「へい！のんのんへい！ちがうへい！ミセスへい！」
「ねえヒーロー、これは僕の手でしょ、
でこれは僕の足でしょ、これは耳、鼻、目、
そしてここは頭、そしてここに心臓。
じゃあいったい ”僕” はどこにあるの？」
ヒーロー
「へ、へいぼーい、そ、そうだね、それはアレだ、その、、」
子供
「？」
ヒーロー
「そのぼーい、アレだへい、その、」
子供
「？」
ヒーロー
「へいぼーい、ハグしよう」
●！
子供
「わ！やめてよ！苦しいよ！」
ヒーロー
「へいぼーい今分かるかい、
今ハグしている全部がぼーいきみだへい、
このきみがへい、きみだへい、全部、
全部でぼーい、きみだへい」
母
「ちょっと！うちの子に何やってるんですか！」
ヒーロー
「へい！のんのんへい！ちがうへい！ミセスへい！」
店主。
お客さん「すみませんこれひとつください」
店主「………」
お客さん「あのすみませんこれください」
店主「………」
お客さん「あ、あのすみません！これ…」
店主「……わん」
http://www.youtube.com/watch?v=6KS8R3RxrV8&feature=player_embedded
店主「………」
お客さん「あのすみませんこれください」
店主「………」
お客さん「あ、あのすみません！これ…」
店主「……わん」
http://www.youtube.com/watch?v=6KS8R3RxrV8&feature=player_embedded
今日のヒーロー。
子供
「愛って何なの？」
ヒーロー
「へいぼーいきみもそんな歳になったんだね、
愛について説明する前にぼーい、
きみの大切な人をへい思い浮かべてごらん」
子供
「わかった」「………」
「浮かべたよヒーロー」
ヒーロー
「へいその人との楽しい日を思い出してごらんぼーい、
それからこれから起こる楽しい日を想像してごらん」
子供
「…ふふふ、したよ。
なんか照れちゃうね」
ヒーロー
「それだよぼーい、
それが愛だよへい」
子供
「照れることが愛なの？」
ヒーロー
「のんのんぼーい、ちがうよ、
思い出すこと想像することできること、
それが愛だよ、
きみの心の中にいるすべての人やもの、
ぼーいそれを思うこと浮かぶこと、
そこに愛はあるよ、へいぼーい、
だからね、きみはいつだっテｯっ、！、あ！」
子供
「…！どうしたの？ヒーロー！？」
ヒーロー
「舌をかんだよ、ぼーい、すごくいたい」
「愛って何なの？」
ヒーロー
「へいぼーいきみもそんな歳になったんだね、
愛について説明する前にぼーい、
きみの大切な人をへい思い浮かべてごらん」
子供
「わかった」「………」
「浮かべたよヒーロー」
ヒーロー
「へいその人との楽しい日を思い出してごらんぼーい、
それからこれから起こる楽しい日を想像してごらん」
子供
「…ふふふ、したよ。
なんか照れちゃうね」
ヒーロー
「それだよぼーい、
それが愛だよへい」
子供
「照れることが愛なの？」
ヒーロー
「のんのんぼーい、ちがうよ、
思い出すこと想像することできること、
それが愛だよ、
きみの心の中にいるすべての人やもの、
ぼーいそれを思うこと浮かぶこと、
そこに愛はあるよ、へいぼーい、
だからね、きみはいつだっテｯっ、！、あ！」
子供
「…！どうしたの？ヒーロー！？」
ヒーロー
「舌をかんだよ、ぼーい、すごくいたい」
雲の隙間から。
ボサールの散歩を書き始めてから１年がたちました。
沖縄エアコン。髪を切る前に。服。今日の名曲。今日の失敗。今作るもの。今日の名言。今日のtouch。 冬と春。 訂正。 ずごい機能を開発。 mitorizu。 Tシャツ。 感心。 今日の名曲。 0326。 今日のリスペクト。 サムライ。 岡山の昔話。お米。 今日のダンス。 にぃやん。 にぃやん。 足のツメの件。 今日はこんな気分でした。 最終電車に忘れたもの。 ここで一句。 ここで一句。 ここで一句。 今日の島。今日の島。 理想の男性。 パクチー。 自信がある。 鼻毛。 今日の名曲。 今日の名曲。 極細のポッキー。雨の洗濯。 好きの極み。 fiii。 とにかく無事に。 昨日のお昼。 ここで一句。 ここで一句。 逃げる。 オリンピック。 あ！ 春。 白に憧れている。 友達の友達の友達。 今日のあだ名。 悲しいこと。 嬉しいこと。今日の名曲。 今日のあだ名。 今日のあだ名。 今日のあだ名。 今日のあだ名。 今日のリスペクト。 今日のリスペクト。 鍵盤ハーモニカ。 ホームレス。 今日のダンス。妖精の翼。 困った時は呼んでくれ。 はーと。 今日のメモ。 ゆるんでる。 SAINT FOUR。 晩御飯。 バレンタイン。 逆算。 聞いても嫌いにならないで。 ほんで映画なんか観るよりより沿いてーが本音。 のこり雪。 明日作詞。 見えない！ 見えた！ ここで一句。 ここで一句。 ここで一句。 雪。後輩。 れもん。 うんについて。 ちょきん。 レゴ。 笑うこと。 ぶつぶつ。 おかべしょうへいと。 今日の名曲。 兄がいる人。カールじいさん。 横顔。 今日のダンス。The T-Mobile Dance。 8円。 今日のダンス。Let's Rip It Up 髪の短い女性。 ボウリング。 暗い話ではなく。 追加。 生きている意味。 凹base2010。 うっわー。 塩味饅頭。 ブランドものを買わない理由。 ダイエット対決。! かけw)ぬける。 梅こんぶ茶。 クリスマスイブ。 ３年前に見て面白かった動画、今見ても面白かった。 今日は少し落ち込んだけど、 これ見たらちょっと元気でた。 ガールズトーク。 12月17日。 もっとがんばらないと。 何もくれなかった人たちへ。 電話、メールをくれた人たちへ。 手紙をくれた人へ。 絵本をくれた人へ。 マリオブラザーズをくれた人へ。 音楽をくれた人へ。 花をくれた人へ。 誕生日。 オランウータン。 晴れた休日。 今日の名曲。 今日の名曲。 樹齢。 じゅうたん。さらさら。 マリオブラザーズ。 今日カレー。 しんのすけ。 ここで一句。 ここで一句。 ここで一句。 ここで一句。 モデル。 雲の上はいつも晴れているかどうか。 にっぽん。 my name is。 家の採点。 薬指。 今日の名言。 今日の名言。 今日の名言。 ミムラクエスト。 しっかりせんと。 占い。 愛好家２。 夫婦。 愛好家。 逢。 写真を撮りたい。 チョコバナナクレープ。 黒ごまアイス。 ショートケーキ。 バウムクーヘン。 モンブラン。メモ魔。 KYTKNKT。 花が咲こうと咲くまいと、生きていることが花なんだ。 決勝戦。 内弁慶。 逆に先輩。 すべり症。 Ａ４でええよん。 ふんどし。 パンティー。 後輩の友達の名言。 後輩の名言。サッポロポテト。 おにぎり。 お寿司。 嵐。 台風接近。 今６５ｋｇ。 ブラザーソウル。 夜が呼んでいる。 電車にて。 さすが渋谷。 ６Ｂ。 会社からの景色。 もう食べれません。 敬老。 吸うか吸われるか。 芸人。ただ、かっこええ男。 チーズバーガー。 連休。 がんばりどころ。 こそ。 高校の友達。 電話。 トロッコ。 川下り。 今起きました。築地。 なつかしい写真、野心。 つけめんの達人。 なつかしい写真、野心。 今日はぶり。 七万シャツ。 腹わって。 神様にはかなわない。 決意。 いつか。 ここで一句。 ここで一句。 ここで一句。 28。 榮倉奈々。 ぐらさん。 なんという。 新橋駅。 おぼん。 麦わら。 叱られた後。 アントニオ猪木。 アリキック。 おっくんがきているというのに。 現像。 ガイアの夜明け系。 うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお... サブロク。 年下。 あわわ。そうにきまっとる。 僕の友達。 暇を持て余す事。 だぜ！ 地球。 駅から家までばひん。 足。 タイムカプセルのしくみを考える。 おなら会議。 いろはす。 する。 社会の窓。 今。 西遊記。 プロジェクト。 コンサート。 花。 がっかり。Aちゃん。 一位は多分りゅうくん。 パーティ。 書道。 部署。 土日を楽しむという事。 何度も。 桃の昔話。 見取り図。 ここで一句。 ここで一句。 ここで一句。 コロコロ。 日吉。 明日岡部。 いまからでも。 手紙が届いた。 映画の話だぜ。 万年筆。 ナチュラルガス。 こっちゃんはフランス。 掌を広げて指を伸ばし揃え、腕を振り上げ主に小指側を相手叩きつける。 あとずさり。 チョップ。 写真。 まいまいまいまいうまいどんぶり。 六月は雨。 摩擦。 下、右下、右、A。 ひのよーじんひのよーじん。まっしろ。 えと。 やまのぼる明日。 嵐。 作詞４。 髪。 相撲。 SWSA。 きもち。 おねがい。 す。 ワンピース。 ポニーズ。 おんどりゃー。 ださかっこいい。 ロハス。 作詞３。 おとうと。 めがね。 するどい。 作詞２。 作詞１。 たまに思うこと。 針と糸。 シンディ。 親知らず。 なんな。 雨渋谷。 どうせなら。 ハイタッチ。色鉛筆。 にしん。 そこは世界の中心でもあるのよ。 電車にて。 火事。かみさまほとけさま。 愛だの恋だの。 こんなにも。 はじまり
この灰色が、くもりの色だとしたら、
この青色が、晴れ間の色だとしたら。
僕はきっとまた１年。
誰が見てくれているのか分からないのですが、
あなたに、ありがとう。
ボサールの散歩。
ひみつを探しに歩いてゆくよ。
ひとつめのひみつ：雲の隙間から晴れ間が見えたよ。
沖縄エアコン。髪を切る前に。服。今日の名曲。今日の失敗。今作るもの。今日の名言。今日のtouch。 冬と春。 訂正。 ずごい機能を開発。 mitorizu。 Tシャツ。 感心。 今日の名曲。 0326。 今日のリスペクト。 サムライ。 岡山の昔話。お米。 今日のダンス。 にぃやん。 にぃやん。 足のツメの件。 今日はこんな気分でした。 最終電車に忘れたもの。 ここで一句。 ここで一句。 ここで一句。 今日の島。今日の島。 理想の男性。 パクチー。 自信がある。 鼻毛。 今日の名曲。 今日の名曲。 極細のポッキー。雨の洗濯。 好きの極み。 fiii。 とにかく無事に。 昨日のお昼。 ここで一句。 ここで一句。 逃げる。 オリンピック。 あ！ 春。 白に憧れている。 友達の友達の友達。 今日のあだ名。 悲しいこと。 嬉しいこと。今日の名曲。 今日のあだ名。 今日のあだ名。 今日のあだ名。 今日のあだ名。 今日のリスペクト。 今日のリスペクト。 鍵盤ハーモニカ。 ホームレス。 今日のダンス。妖精の翼。 困った時は呼んでくれ。 はーと。 今日のメモ。 ゆるんでる。 SAINT FOUR。 晩御飯。 バレンタイン。 逆算。 聞いても嫌いにならないで。 ほんで映画なんか観るよりより沿いてーが本音。 のこり雪。 明日作詞。 見えない！ 見えた！ ここで一句。 ここで一句。 ここで一句。 雪。後輩。 れもん。 うんについて。 ちょきん。 レゴ。 笑うこと。 ぶつぶつ。 おかべしょうへいと。 今日の名曲。 兄がいる人。カールじいさん。 横顔。 今日のダンス。The T-Mobile Dance。 8円。 今日のダンス。Let's Rip It Up 髪の短い女性。 ボウリング。 暗い話ではなく。 追加。 生きている意味。 凹base2010。 うっわー。 塩味饅頭。 ブランドものを買わない理由。 ダイエット対決。! かけw)ぬける。 梅こんぶ茶。 クリスマスイブ。 ３年前に見て面白かった動画、今見ても面白かった。 今日は少し落ち込んだけど、 これ見たらちょっと元気でた。 ガールズトーク。 12月17日。 もっとがんばらないと。 何もくれなかった人たちへ。 電話、メールをくれた人たちへ。 手紙をくれた人へ。 絵本をくれた人へ。 マリオブラザーズをくれた人へ。 音楽をくれた人へ。 花をくれた人へ。 誕生日。 オランウータン。 晴れた休日。 今日の名曲。 今日の名曲。 樹齢。 じゅうたん。さらさら。 マリオブラザーズ。 今日カレー。 しんのすけ。 ここで一句。 ここで一句。 ここで一句。 ここで一句。 モデル。 雲の上はいつも晴れているかどうか。 にっぽん。 my name is。 家の採点。 薬指。 今日の名言。 今日の名言。 今日の名言。 ミムラクエスト。 しっかりせんと。 占い。 愛好家２。 夫婦。 愛好家。 逢。 写真を撮りたい。 チョコバナナクレープ。 黒ごまアイス。 ショートケーキ。 バウムクーヘン。 モンブラン。メモ魔。 KYTKNKT。 花が咲こうと咲くまいと、生きていることが花なんだ。 決勝戦。 内弁慶。 逆に先輩。 すべり症。 Ａ４でええよん。 ふんどし。 パンティー。 後輩の友達の名言。 後輩の名言。サッポロポテト。 おにぎり。 お寿司。 嵐。 台風接近。 今６５ｋｇ。 ブラザーソウル。 夜が呼んでいる。 電車にて。 さすが渋谷。 ６Ｂ。 会社からの景色。 もう食べれません。 敬老。 吸うか吸われるか。 芸人。ただ、かっこええ男。 チーズバーガー。 連休。 がんばりどころ。 こそ。 高校の友達。 電話。 トロッコ。 川下り。 今起きました。築地。 なつかしい写真、野心。 つけめんの達人。 なつかしい写真、野心。 今日はぶり。 七万シャツ。 腹わって。 神様にはかなわない。 決意。 いつか。 ここで一句。 ここで一句。 ここで一句。 28。 榮倉奈々。 ぐらさん。 なんという。 新橋駅。 おぼん。 麦わら。 叱られた後。 アントニオ猪木。 アリキック。 おっくんがきているというのに。 現像。 ガイアの夜明け系。 うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお... サブロク。 年下。 あわわ。そうにきまっとる。 僕の友達。 暇を持て余す事。 だぜ！ 地球。 駅から家までばひん。 足。 タイムカプセルのしくみを考える。 おなら会議。 いろはす。 する。 社会の窓。 今。 西遊記。 プロジェクト。 コンサート。 花。 がっかり。Aちゃん。 一位は多分りゅうくん。 パーティ。 書道。 部署。 土日を楽しむという事。 何度も。 桃の昔話。 見取り図。 ここで一句。 ここで一句。 ここで一句。 コロコロ。 日吉。 明日岡部。 いまからでも。 手紙が届いた。 映画の話だぜ。 万年筆。 ナチュラルガス。 こっちゃんはフランス。 掌を広げて指を伸ばし揃え、腕を振り上げ主に小指側を相手叩きつける。 あとずさり。 チョップ。 写真。 まいまいまいまいうまいどんぶり。 六月は雨。 摩擦。 下、右下、右、A。 ひのよーじんひのよーじん。まっしろ。 えと。 やまのぼる明日。 嵐。 作詞４。 髪。 相撲。 SWSA。 きもち。 おねがい。 す。 ワンピース。 ポニーズ。 おんどりゃー。 ださかっこいい。 ロハス。 作詞３。 おとうと。 めがね。 するどい。 作詞２。 作詞１。 たまに思うこと。 針と糸。 シンディ。 親知らず。 なんな。 雨渋谷。 どうせなら。 ハイタッチ。色鉛筆。 にしん。 そこは世界の中心でもあるのよ。 電車にて。 火事。かみさまほとけさま。 愛だの恋だの。 こんなにも。 はじまり
この灰色が、くもりの色だとしたら、
この青色が、晴れ間の色だとしたら。
僕はきっとまた１年。
誰が見てくれているのか分からないのですが、
あなたに、ありがとう。
ボサールの散歩。
ひみつを探しに歩いてゆくよ。
ひとつめのひみつ：雲の隙間から晴れ間が見えたよ。
今日の失敗。
「うぐいす」
今日、田舎に住んでいる人から電話がかかってきた。
家が山に面している事から、毎朝 鳥の声で目が覚めるそうだ。
今の季節は主に鶯(うぐいす)らしく、最近は
ホー、ホケキョで目を覚ましていたとのこと。
そんな中、今朝は少し違和感があったそう。
どうしてかと尋ねると電話の向こうで、
「ホー 」
と鳴き声の真似をしてくれた。
どうやら、今朝の鶯はホケキョが無かったらしい。
ははは、それはおかしいね、と言おうとしたら「ホケキョ‼」
と突然鳴いた。
あー、つまり、ホーとホケキョの間がものすごく長かったらしい。
それで違和感を感じて目を覚ましたという。
ははは、それはおかしいね、と言った。
今度はちゃんと言えた。
そのあと電話を切って会社に戻り、
しばらくしてから僕はつぶやいた。
「なんの電話やねん‼」
まるで今朝の鶯のようなツッコミになってしまった。
今日、田舎に住んでいる人から電話がかかってきた。
家が山に面している事から、毎朝 鳥の声で目が覚めるそうだ。
今の季節は主に鶯(うぐいす)らしく、最近は
ホー、ホケキョで目を覚ましていたとのこと。
そんな中、今朝は少し違和感があったそう。
どうしてかと尋ねると電話の向こうで、
「ホー 」
と鳴き声の真似をしてくれた。
どうやら、今朝の鶯はホケキョが無かったらしい。
ははは、それはおかしいね、と言おうとしたら「ホケキョ‼」
と突然鳴いた。
あー、つまり、ホーとホケキョの間がものすごく長かったらしい。
それで違和感を感じて目を覚ましたという。
ははは、それはおかしいね、と言った。
今度はちゃんと言えた。
そのあと電話を切って会社に戻り、
しばらくしてから僕はつぶやいた。
「なんの電話やねん‼」
まるで今朝の鶯のようなツッコミになってしまった。
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